ボーダーランズのレビュー・感想・評価
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恐れ知らずのイーライ・ロスにしては迷い多き一作
原作ゲームについて無知な私が勝手気ままに綴る内容をお許し願いたい。映画を観る限りだと、映画として『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』や『マッドマックス』的イメージや世界観を意識したことは想像に難くない。それはそれで方向性として正しいのだろうが、せっかく鬼才ロスが担うのでれば、培った作家性を存分に見せつけて欲しかったというのが正直な思い。従来のロス作品はどれも主人公の身に込み上げる強烈な感情(恐怖や狂気)がストーリーを牽引していったが、本作は場面を細切りした展開が目立ち、感情がなかなか観る側へ届かない。が、途中から「まあいいか」と気持ちを緩めて臨むと、物語重視ではなく、カラフルな美術セットや小道具の数々、シューティングを含む名優たちのアンサンブルや展開を、豪華ディナーならぬ食事代わりのポテチ感覚で味わえるようになる。日常におけるほんの100分間、サクッと気分転換用に楽しむのに向いた一作かと。
育ちの良さは隠せない
ケイト・ブランシェットが演じる賞金稼ぎキャラクターは、
確かにその冷徹さや不屈の精神を体現しているものの、
本人の育ちの良さは隠しきれない。
その立ち振る舞いやセリフ回しから、
どこか品の良さが感じられる、
あえて悪役の荒々しさを強調するための、
トレーニングが不足していたのではないか、
または、そんなことは求められていないか。
もしやっていたとしても、
ガラの悪い、品の無い言葉使いは似合っていただろうか。
シナリオ、美術、VFXにはかなりの力が入っており、
特に映像美や視覚的な演出は良い。
しかし、全体的な演出のテンポは少し引っかかる部分があり、
ストーリーがダレてしまう瞬間も。
アクションシーンやドラマの盛り上がりにもう少しリズムがあれば、
ゲームファンにも最低限の納得がいく作品になっただろう。
余談だがヘイリー・ベネットとジェニファー・ローレンスがビジュアルや雰囲気があまりにも似すぎている。
原作ゲームの世界観を全く知らずに観賞、結果まあまあ愉しめたかなで...
自分は面白かったよ
かなりの良作
劇場の大画面じゃないと。
思ったほど悪く無かった
FPS系ハクスラゲーのボーダーランズを映画化した作品。
前評判で爆死したと聞いてたので当初は原作ファンを怒らすような改変&オリジナル要素をぶっ込んだ作品かと思いきや予想よりは原作をしっかり再現してた。でも他のレビューを見ると低評価になるのはある意味納得で原作をなるべく再現しようとするがあまり、原作未経験の層を置き去りにしてる感が否めなかった。
もともとボーダーランズ自体が日本の某世紀末漫画の敵キャラのようにヒャッハーしながら遊ぶゲームなので、練り込まれたストーリー?深い考察が出来る余地?クソ喰らえだなと思える人じゃないと中々受け入れがたいだろなと。
ちらほらクラップトラップがウザい、不愉快とのレビューもあったが、クラップトラップとはそういうもの。ウザいと思ったら鉛玉ぶち込む相手なのでむしろ見た側をそういう気分にさせたなら原作を忠実に再現した製作側を褒めるべき。
漫画やゲームを映像化して原作ファンから総スカンを喰らう作品が多い中、本作は割と受け入れられるのではないかと思う。
ただ原作自体もわりかしニッチなゲームだし、その特定の層に受ける作品に寄せつつ未経験の層を取り込むのは中々な難しくて当然だっただろう。商業的に考えるなら予算抑えたB級仕立てのファン向け映画にした方が良かったんじゃないかとは思えた。
ハチャメチャ感があまりない
カッコいい、可愛いが皆無
主役がケイト・ブランシェットなんですが・・・
コケた事しか知らない(笑)!
イーライ・ロスのたまにやるヤツ
あー、なんかもうゴア描写ゴリゴリの映画撮りたいなぁ、でもこの前の映画でハズして予算厳しいんだよなー。
あ!そうだ!請負映画作っちゃおう。
…かどうかは分からないけど、限りなくクライアント様のご希望に沿った70点ぐらいの映画を、これでいいんですよねー的に撮った感じのSFファンタジースペースオペラ。オペラは言い過ぎか、スペース小劇場。
物語やキャラクターは、ボーダーランズってゲームがベースになっている。アメリカではそこそこ人気のゲームみたいで、既にゲームとしては6作?作られていて、リリスとかローランドはオリジナルのゲームに登場する。
ストーリーは、凄腕の賞金稼ぎリリスものとに、大富豪アトラスより娘を探して欲しいという依頼が舞い込む。
高額の報奨金に釣られたリリスは、自身の生まれ故郷のパンドラに、アトラスの娘を探しに向かう。
まあ、なんかいろいろヴォルトとかよう分からん説明がされるけどけど、ストーリーを追う必要はあんまりないかも。理解できてなくても物語はズンズン進んでくし、混乱することも全くございません!
ゲームでお馴染みのキャラがゲームの中と同じように大暴れして各々の武器でバッタバッタと敵を薙ぎ倒しては逃げ、薙ぎ倒しては謎を解き、みたいなもう一年に700本ぐらいは作られていそうなSFアクションの定番の流れ。
それなのに!なんと主演はケイト”なんでこの仕事引き受けたの?”ブランシェット姐さん。余りにも圧倒的な存在感、余りに流麗なガンアクション、余りにもったいないこの使い方…でもこの方案外多作で玉石混合で受けてる感じなのよね。現場が好きなのかな。
もう観終わっても1ミクロンも残るものがないです。なんなら観終わってスタッフロール観てるうちにも前半の流れを忘れちまいそうなぐらい。
アマプラや無かったら絶対観んわー、だからこそアマプラでよかったーって思える、時間を潰す為の映画。
でも、なんとなくスカッとするから鬱々してる時はいいかもね。
こんな作品(失礼!)なのに大奮闘のケイト姐さんに敬意を表して星は3つ。ただストーリーはマジ…すんません姐さん、-0.5させてください。
ゲームのような感覚は面白い
目がまわる
なるほど、アメリカのビデオゲームの実写化でしたか~
そのゲームの名前がタイトル なるほどです。
さて、
冒険の下地にある伝説などはやはり聖書をモチーフにしている。
この作品の足し算は山のようにある。
聖書 西部劇 歴史 スターウォーズ マッドマックス…
キリがないほど
そして大どんでん返しが、キーはティナだと思っていたらリリスだったという至極単純な型。
子供向けの作品の中に忍び込ませていたのが、この世界の真実。
つまり、
この世界で当たり前のようにある技術のほとんど全部が「前時代」のものだということ。
これは陰謀論として囁かれていることだが、映画というモチーフを使って真実を語っているともいえる。
その中のひとつ 衣類というもの
毛皮で衣類を作ったのは想像に難くない。
しかし、
それがどういうふうに木綿の衣類へとなったのかは、全く問題にされていない。
あまりにも普通にあることで疑わないのだ。
衣類というものを想像するために必要なのが、素材である綿 糸 機織機 これらが同時発生しなければならない。
この隠されたミステリーこそ、現人類の文明だと思われていることのほとんどが前時代文明のものだったのではないかと囁かれる所以。
楽器もしかり
さて、、
しばらく前に大ヒットした「トップガン」
多くの記事に書かれた「ローラーコースタームービー」という揶揄
映画というものに対する考え方が拮抗した時代
文学という権威の存在と娯楽という概念
こうあるべきだという意見と楽しみたいという単純な想い。
他人の意見に左右された時代とその終焉
特に日本のアニメに関してのそれは言わずもがな。
このしばらく続いた拮抗は、多様化と許容によって落ち着いたようだ。
さて、、、
この物語に忍ばせてあるもう一つの影が「神」かもしれない。
決め付けられた時代の信仰の根本であった神
しかし今ではそれはもしかたらエイリアンだったのではないだろうかと囁かれ始めた。
そしてその子孫という「系譜」
「ダヴィンチコード」でも描かれていた「子孫」
これらの、いったいいくつ足しているの? と思ってしまう。
しかし、これでこそ映画なのだろう。
あ~ 忙しかった。
もっとノリが欲しかった
ゲームは知らないけれど、見た感じ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」っぽい雰囲気。
けれど思ってたより、あまりノリは良くない…
RPGのような展開は、元がゲームだから仕方ないし、ウサギ耳の女の子は小生意気でカワイイけど、案外ウルサイだけだったし。
キャストも豪華で、ケイト・ブランシェットが主人公なのと、
四人チーム+博士という構成は分かりやすかった。
娯楽作としては普通。
…見終わってすぐに内容は、忘れちゃいそうだけど…
ケイト・ブランシェットを楽しむ映画
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