ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれのレビュー・感想・評価
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貴重なドキュメンタリー
「ベイビーわるきゅーれ」の撮影現場に完全密着したファンなら見逃せないメイキングドキュメンタリー。アクションシーンが多めですが、まるで撮影現場にいるような過酷で壮絶な撮影風景を観ることが出来て大変満足です。
「髙石あかりと伊澤彩織」は劇中の「ちさととまひろ」だけでは無く、プライベートでもお互い欠かすことのできない良きパートナーであり大切な存在であることを認識できました。
2024-167
LOVE
ナイスデイズの熱が冷める間もないままドキュメンタリー公開なんてそりゃ行かな!という事で初日に突撃。
映画作りの難しさがシリーズを重ねてきた作品だからこその重みが感じられて、アクション作品の大変さも同時に味わえて本当に素晴らしいドキュメンタリーでした。
「ベイビーわるきゅーれ」誕生の裏話が聞けたのもファンとしては儲け物ですし、ふとした偶然かここまでのミラクルを起こしてくるだなんて…感謝感謝です。
高石さんのアクションって今作で結構多くなってたよなと観終わった時に思いましたが、訓練量もバッチリ多くなっていて事細かい指導も受けてアクションを飲み込みまくっていく高石さんがカッコよかったです。
ナイフの持ち方や構え方だったり表情だったりの力の入れように痺れましたし、ちさとのキャラクターとのギャップに見事にやられました。
伊澤さんのアクションはレベルが更に上がっていて、それでいてまだまだ完成度を上げようとリトライし続ける姿がこれまたカッコよかったです。
体だってバキバキのはずなのにピンピンしておられましたし、倒れたあとでも映像チェックの際には速攻で立ち上がったりとスタントマンの凄さを改めて知ることができました。
池松さんがベイビーわるきゅーれの世界に登場すると聞いた時に自分含め観客全員違和感を抱いたと思うんですけど、池松さん自身も感じていたのでなんだか安心してしまいました。
その中で冬村かえでというイレギュラーなキャラをベイビーわるきゅーれの世界線に潜り込ませるために役に命を吹き込みまくったんですから池松さんには頭が上がりません。
普段の作品からそこまで動き回る印象が無かったからか今作でのアクションには驚かされたんですが、スタント無しで生身であれだけ暴れ回っていたのに再び驚かされましたし、常に足を冷やしながらの勝負だったり、体が痛すぎて眠れなかったなんて裏話まで飛び出てきたもんですからアクションを全身全霊でやることの意味を身をもって知らしめてくれた池松さんに再び頭が上がりません。
大谷さんも撮影中に足を怪我してしまい途中撮影を離脱するものの、見事な回復力で撮影に復活していったのにはすげー!と言葉に出してしまいそうでしたし、アクションの魅せ方の工夫をその場その場で進化させていってたのはさすが本職だ…!と舌を巻きました。
主演2人がダウンしてしまって撮影が止まってしまった際の再撮影だったりの流れで製作陣が頭を抱えながらの進行は規模が大きくなったからこその悩みだと思いますし、自主制作に近かった1本目との変化だなと思いました。
作品内だけでなく作品外での関係性も言及されており、2人が最初に出会った「ある用務員」での互いへの印象、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで育った関係、そして現在の2人の活躍含めた関係性と濃厚な裏話が聞けてもう泣きそうというか泣いてました。愛でした。
ナイスデイズを観てから今作を、そして再びナイスデイズをという流れを延々ループしたくなる作りで最高でした。
やっぱ血の通った作品って滾るわ〜ってなりました。
鑑賞日 10/4
鑑賞時間 17:50〜19:40
座席 A-1
おかわり必須になります。
ほんでもって、ベビわる第三弾のドキュメンタリーです。
主にアクション部分の撮影風景が多かったけど、本編で削られてる部分が観れたし、削ったらダメでしょ的な所も観れたので、お好きな方は必見だと思います。
とても情報量の多い貴重な撮影風景が多くて、凄く面白く観れました。
ただ観ちゃうと、もう1回本編を間違いなく観たくなります。
1日1回位の上映みたいですが、その後すぐ本編上映があったので、私は思わずおかわり鑑賞してしまいました。
製作している方々には申し訳無いけど、個人的には撮影スケジュールが押して、この後の撮影プランが2つある中、各部集まっての会議の空気感が面白かったです。
壮絶な撮影現場
そりゃ映像にリアリティが乗っかって迫力出るわ
細かくカット割りしてるとは言え、あの激しいアクションをあのスピードでこなし続け、しかも汗だくドロドロになりながら何回もリテイクし、納得出来るまでやり遂げる。
圧巻でした。
本当にちさまひがおばあちゃんになるまでまだまだ続けてもらいたいシリーズです♪
鑑賞動機:ナイスデイズ!10割
せーの! ズザッガンガンドゴッビュンビュンパーンパーンガギッグリュンガッ。
どれだけすごいことやっているか、どれだけ撮り方見せ方ですごい映像にしているか、わかった…ような気になれるかもしれない。
それとは別に、スケジュールと予算と役者さんの体調と、もろもろ要素を考慮しながら意見調整する会議シーンが、なんかほんともう身につまされる。
最も尊い伊澤彩織!
『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を観た後に鑑賞し、
さらに本作を観た後に『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を鑑賞すると、感動もひとしおです。
したがい、本作を観て『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を観ることを強くお勧めいたします。
※私は本作を観た後すぐにナイスデイズを鑑賞しました(3回目(笑))
何と言ってもアクションのメイキングが見どころになっていまして、
そのカットの細やかさや、伊澤彩織、髙石あかり、池松壮亮のガチのアクションには目を見張るものがありますし、
特に伊澤彩織のアクションは肉体・精神を削って体当たりで表現しており、凄まじいと感じました。
もともと私は伊澤彩織さん推しではありますが、
本作を観ると、ますます応援したくなりますし、ますます彼女が好きになること間違いなしですね。
時折映し出される素の伊澤彩織さんが見られて幸せです。
特にラストのアクションシーン撮影中、お弁当を苦しそうに頬張る伊澤彩織さんを見るにつけ、胸が締め付けられそうになるとともに
もっと応援したい気持ちが増しました。
これほどガチで肉体派のアクションシーンがある邦画は観たことがありません。
今現在、国内最高峰ではないかと思いますので、
ぜひ、多くの方に『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を観ていただきたいです。
私の住む、宮崎県でのロケ、そして宮崎が誇るフェニックス・シーガイア・リゾートでのロケは必見です。
※ドキュメンタリーのパンフレットはありませんので、是非、本編のパンフレットをお買い求めくださいませ!オススメです!!
※追記:本日10/12、ドキュメンタリーも2回目を鑑賞し、ますます伊澤彩織が好きになりました!伊澤さんのことしか考えられません!!
できるだけ「3」(ナイスデイズ)を見てからのほうが良い
今年358本目(合計1,450本目/今月(2024年10月度)9本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
※ このあと、「ふれる」を見てからの帰宅になりますが、アニメ作品は憲法論が絡まない限りレビュー対象外です。
こちらの作品は、先の公開である、いわば続編でいうところの「ベイビーわるきゅーれ3」にあたる「ナイスデイズ」をテーマに、その撮影現場に密接して、映画作成のはじまりから終わりまでをできるだけ見せようという角度で作られています。よって、「映画として」のアクションものとしての「ベイビーわるきゅーれナイスデイズ(以下、~3)」を先に見ておくのが推奨です(3のネタバレになるようなところも多少入っているため)。
日本のミニシアターから育ったアクション映画という特異な成長を遂げたアクション映画であるところの本シリーズはその成り立ちも特殊で、その裏側ともいえる部分で「裏側」にあたるドキュメンタリー映画も1週間遅れで見ることで、「娯楽としての作品」(~3)と、撮影(主に~3)の大変さ等を描き出す本ドキュメンタリーは「二つで一つ」の作品なのかな、といったところです。
こうした作品(特に日本ではこの手の映画)が少ないという事情もあってよかったところです。ただ、しいて不満点をあげるとすると、作品が実質的に「~3」に対応したドキュメンタリーであり、去年の「~2」や、一部のミニシアターで熱狂的な支持を受けて一部の大きな映画館で放映されることになった「~1」(初代)についての部分が少なかった点でしょうか。特に「~1」は予算の規模が今と違うことはこのドキュメンタリー映画でも明らかになっていて、そのために「~1」はまた「~3」とは違う独特な面白さがある(コマ割りが変になっていたり、まひろ(伊澤さん担当)が映画内で何度も違うTシャツに着替えるなどネタっぽい部分)ところ、「~1」には熱狂的なファンもやはりいますので、そうした「1」や「2」から現在の「3」になって変わったところ、変わらなかったところ、という「3」をメインにはしても「1/2」との違いといった点についても触れられているとよかったかな、といったところです。
採点に関しては特段気になる点がないのでフルスコアです。
また3を観たくなる
髙石あかりと伊澤彩織が主人公のベイビーわるきゅーれシリーズは、2人のゆったりとした日常と殺し屋としてのアクションシーンで人気となった。超低予算のアクション映画からスタートしたベイビーわるきゅーれだが、劇場版が3作品目となり、さらにテレビシリーズも制作されるなど、大きく発展してきた。
そんなシリーズ第3弾、ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズの宮﨑県でのロケ現場に密着し、裏の様子を観せてくれるドキュメンタリー作品。
体力と精神力のギリギリまで追い詰められ、大谷主水は脚の故障、高石あかり、伊澤彩織と主演の主演2人も体調不良で撮影延期、など体力、精神力ともギリギリまで追い詰められて制作されたのがよくわかり、単純に、凄い、としか言いようがなかった。特に今回は高石あかりがアクションを今まで以上に頑張っていて、撮影現場でも凄く明るくて素晴らしかった。
もう一度3を観たくなった。
ベイビーわるきゅーれ本編の面白い訳
いまさらながら映画作りってのは大勢のスタッフ・キャストの力で成り立っているんだなぁ。
主役の2人高石あかりと伊澤彩織、そして池松壮亮。
アクション監督園村健介氏らのインタビュー(阪元監督はあんまり喋ってなかったですが、今までの作品からイメージしてたのと違う優しい感じの人でした)、
主にアクション・シーンの撮影風景を中心としたドキュメンタリー。
このドキュメンタリー作品に続いて二回目の本編を鑑賞した。
あれだけ時間をかけて撮影したアクションも、すべてが使われているわけじゃない。
ドキュメンタリーで見せてたそのアクション・シーンも本編のたくさんあるアクション・シーンの一部にしかすぎない。
集大成、これで終わってもよい、みたいに語っていたけど、やめないでほしい。終わらせないでほしい。
それだけ魅力のある作品だから。
本編2週目に関わらず、またこのドキュメンタリー作品とともに1番大きなスクリーンで上映してくれているイオンシネマさんに感謝。
見てよかった。
アクションシーンの撮影は細かくカットかけてそれを繋げる感じで、違和感のないものが完成されるまでひたすらに何度も何度も撮るって感じで、本当に過酷そうでびっくり。ほんの少しでもアクションの順番ズレたら大惨事。「よーいアクション!せーのっ」って毎回欠かさず安全に声がけしてて、演者のケアをしながら丁寧に何度も撮影し確認しての繰り返し。これを見たら絶対にまた映画見たくなる。池松さんはカットかかる度に足の付け根とかをとにかく冷やして揉んで、体力ギリギリで撮影していたんだろうな。体が痛くて眠れない日もあったらしい。伊澤さんは何度カットかかっても毎回すぐ立ち上がって笑顔を見せる姿がとっても印象的だった。スタントパフォーマーっていう職業かっこいいな。これまでのベイビーわるきゅーれはアクションの割合をまひろを多めにしていたけど、今回の3はちさとのアクションシーンも増やしたらしくそれに順応出来てたあかりちゃんが凄かった。目力あるからより殺し屋やってる時の顔がかっこよく見える。2人が両手に銃とナイフ構えるシーンかっこよくて良かったなぁ。どう持ったらよりかっこいいかアクションの監督さん達にアドバイスもらいながらいい物が出来た背景を知れて嬉しかった。こうやって作品作るのって本当に多くの人の協力があってこそなんだろうな。いいドキュメンタリーを見た。
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