ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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松村北斗がいるのも相まって、まるで新海誠の実写版のような真っ直ぐな...
松村北斗がいるのも相まって、まるで新海誠の実写版のような真っ直ぐな愛の世界。坂元裕二脚本に共鳴する松たか子。つまらないわけがない。
タイムトラベルして過去を書き換えるというありふれた設定だし、愛の始まりは同じであることを確かめ、終点は書き換えられようが書き換えられまいが…となっていく展開もまあ予想はできるんだけども、とにかく脚本が面白くて、すっと心に刺さるセリフも緩急つけて入ってくる。
そういう少し変なというか敬語混じりで少し浮き世離れした脚本を演じるに足る役者として、松たか子は本当に合ってる。こればっかりは天性のもので、宮﨑あおい✕吉沢亮ではこういう脚本とは相性が悪かったんだなと改めて思わされる。
美しいのに醜い部分も演じられる。若かりし頃の松たか子が出てきた時の高揚感。犬に絡まれる松たか子。安いTシャツにも味が出る松たか子。独り言を言ってるのに、独り言を言わされているように思えない松たか子。
巻き込まれ型の松村北斗も上手いなあ。手紙のシーンの涙演技はうますぎてびっくりした。声優の所業。
2人が住んでた家の螺旋形のような家具や、かき氷などのメタファーが今回も効いている。タイトル回収のファーストキスの意味を噛み締めてからの手紙で大号泣。
森七菜も良かったよ!
私事ながら、新婚で夫婦一緒に試写に及ばれしたので、そういう意味でも生涯忘れられない1本になったと思う。
松村北斗が良作にしてくれた
やり直し
最後が1番良かった。途中なん度も繰り返すタイムループに若干飽きましたが終わり良ければ全て良し。
ラストは泣いてる女性がチラホラ。
あんなに頑張ったのにやっぱりダメでしたね。なんでなんだろ?
でも仲良く終われた進化だけでも良いのか。だって良い思い出に変わったのだから。
どの層にもオススメできる作品
2人の会話でクスッと笑わせてくれる
公開されたらもう一度見に行きます
試写会で見てきましたが、ありがちな既視感のあるストーリーではあるけど退屈にならなかったです。この後こうなるんだろうなみたいなのが想像できても気付いたら泣いてしまってました。老けさせたり若返らせたりする特殊メイクやcgが上手くてそこにも感嘆してしまい、撮影場所の風景がすごく綺麗なところもいい。女性の監督なのもあって若干女性受け重視な感じのストーリーでしたが、恋愛映画は基本的に女性受けが重要なためそこは目を瞑ってもいいかなと思います。運命の人を信じる人はよりこの作品を楽しめると思います。なにより、また恋がしたくなるストーリー。恋人などに限らず周りの人の存在の大事さを再認識させられるストーリーでした。
5年後にもう一回見たくなる
はやくも2025年珠玉の1本
坂元裕二×松たか子の時点で見ることは確定しましたが、そこに塚原あゆ子と松村北斗を混ぜることでどういう化学反応が起きるのか、鑑賞できる日までワクワクが止まりませんでした。
結果、間違いないどころかまたとんでもなくハートフルな作品が生まれたと思います。
宣伝でタイムリープを必要以上に強調してしまったのがあまりよろしくなかったのかなとは思いますが、コミカルな会話劇とシリアスかつ心温まる展開は、流石坂元裕二と言いたくなります。
松たか子×松村北斗がこんなにも相性が良いとは予想してませんでした。お二人とも実年齢と大きく離れたパートもありましたが、とても丁寧に演じられていて違和感は一切なかったです。
終盤のホテルのロビーの長回しのシーンでは、年齢差ある設定ではあれど、29歳の駈が44歳のカンナに恋をして愛していることがちゃんと伝わる芝居だったので感服でした。
とにかくお二人とも声がとても良かったです。
SNSでの反響がとても良いので逆張りしたくなる映画通もいると思いますが、そんなのに騙されずまずは見て欲しい作品です。
45歳女性の理想的、シュタインズ;ゲート
試写会で見てビックリ!
内容が、まるで45歳の女性版のシュタインズ;ゲートだった。
シュタインズ;ゲートとは2011年にAT-Xで放送され、その後、映画化、その続編も放送されたアニメで、いまだに多くのファンを持つ。
もちろん、SF要素は弱まり、キャラクターもかなり弱い(リアリティーがあるとも…)が非常にストーリーは似ていて、何度も現代と昔を行き来して、亡くなるはずの愛する人の未来を変えて、死なないようにしようと奮闘するというお話。
まあ、それは良いとして、ちょっと気持ち悪いのが、おばさんの理想的な感じ、つまり15年前の昔に戻って、まだ20代の男前の時の夫から、おばさんが告白されるという、現実には「いや、ありえないだろ!」的な感じがちょっと・・・
いやしかし、そう感じるという事は、美少女が老紳士を好きになる的な話も…、まあ、おばさんよりは可能性が高いものの、同様に女性にとっては気持ち悪いんだろうなと思った。
ちゃん、ちゃん。
PS,本家のシュタインズ;ゲートでは二人の年齢差が開いてるわけではありません。
愛のお話
素敵すぎるストーリーで私にとって大好きで大切な作品になりました。令和のアバウトタイムって感想をチラッと見かけたけど分かる。私自身1番好きな映画が「アバウトタイム」なのでドンピシャでハマった。でもタイムトラベルものが苦手な人でも観てほしい。想像以上にボロッボロに泣いた。笑えるシーンも散りばめられててボロッボロだけど幸せな余韻。今ある環境や幸せや受けてきた愛を改めて感じられたし、その幸せをもっと深く愛したいって思える作品。些細なことにも愛がすごく詰まっていて、愛を伝える方法ってこんな形もあるんだという発見もありつつ、人を愛するって素敵なことだなと思いました。松村北斗さん演じる硯駈の言葉ではうまく表現できないような絶妙な心情をとても自然体なお芝居で表現していて素晴らしかったです。表情で魅せるのがすごいです。お二人の20~40代の演じ分けが素晴らしいです。特に声色。映画館に通いながらこの作品をもっと深く知れる日々が楽しみです。この作品に出会えて本当に幸せです。坂本裕二脚本×塚原あゆ子監督、本当に最強すぎる。ずるい!もっと硯駈さんを浴びたい!映画館に通います。人生一の作品に出会えました。
魔女、松たか子。
乙ゲーをする松たか子
舞台挨拶中継付き試写会にて鑑賞。
坂元ワールド炸裂の言い回し。
好みが分かれると思いますが、私は大好きです。
大切な人を思い出す様な作品で、感動して涙する方も周りにはいらっしゃいましたが、クスりと笑えるシーンも多かったです。
タイムスリップした先で、松たか子さんが色々試みる姿は乙ゲーをしてるみたいでした(笑)
舞台挨拶の様子、本編の解釈
舞台挨拶中継付き特別試写会にて視聴しました。30分間の舞台挨拶は、本編の内容に触れないようにしていたため、ぎこちなさがありました。松村北斗さんが北海道でアスパラを食べた時の話、受賞時のスピーチの話が面白かったです。松たか子さんは、仕草が素敵でした。小学生の頃のハードル競争の話が最高でした。舞台挨拶は、監督が感動的なことをおっしゃって締めくくりました。
本編は、良くも悪くも期待を裏切るストーリーでした。タイムリープでなくタイムスリップなので、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ドラえもん』のように、もう1人の自分がそこに存在しています。
クルマを使って特定の場所へ行くと、必ず特定の日時の特定の場所に移動します。主人公は何度もそこへ行き、その日のうちに現代に戻り、作戦を立て直し、目的を果たすため再びやり直すのでした。『東京リベンジャーズ』を思い出しながら観ました。
森七菜さんと吉岡里帆さんの出演は、ほんの少しだけで、出演時間を正確に計ったわけではありませんが、リリー・フランキーさんよりも少なく感じました。その他の登場人物はエキストラだらけで、主人公の二人だけをじっくり描いていて、そのデメリットとして、小さくまとまっている印象でした。
TVドラマ風な夫婦ラブコメファンタジーで、泣けるシーンが有って良かったです。
冒頭からずっと44歳の未亡人視点で、終盤は29歳の男性に主人公が移行します。タイムスリップをしまくっていた44歳の未亡人のその後は、いったいどうなったのかは謎で、パラドックス説を採用していない設定なら、もしかしたら吸収あるいは消滅した可能性が有ります。ラスト、映画としては餃子を焼く前に戻っていますが、パラドックス的に考えれば戻ったことにはならないし、もっと別の考え方があるかもしれません。
『メッセージ』(2017年公開)のように、「過去も未来も同時に存在し」ていて、「食べる前から既にかき氷を食べ終わっている」。よく分かりませんが知的な作品だと思いました。
完成披露試写会にて鑑賞。
『バタフライエフェクト』に似てるというレビューが何回も書き直されて投稿されていますが、本作も『バタフライエフェクト』も見ていない方の荒らしレビューなので気にしなくて大丈夫です。そもそも、タイムトラベルを扱った瞬間にパクリになるなら全てのSF作品がH・G・ウェルズのパクリになりますし、食卓に並ぶ品種改良された果物はすべて酸っぱくて美味しくない原種のパクリになります。
事前にSFラブストーリーということはわかっていたので、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』のような上質なSFラブストーリーを見に行くつもりで試写会に足を運びましたが、その想像を遥かに超えてきました。試写を見た役者さん・制作陣のファンの方々はもちろん、映画ライターや批評家の方々も大絶賛しており、私個人としても興行・批評どちらの側面から見ても大傑作だと感じました。早くまた映画館で観たいです。
大切な人を再認識
人生において宝物のような作品でした。空気のように存在して、さして会話も無く目を合わすこともなく過ごしている夫氏を、新婚の頃のようにとは行かないまでも尊重しなければと思いました。失くしてから気づくでは遅いんですよね。塚原監督の手腕、坂元裕二さんの脚本、主要キャストのお二人、本当に素晴らしかったです!!
恋愛版ー東京リベンジャーズー!!
苦しんでますか?楽しんでますか?
車に乗ってタイムリープするのはBTTFのオマージュかな
試写会で観させてもらいました。
『カルテット』と『大豆田とわ子と三人の元夫』が好きだった身としては、やはり松たか子と坂元裕二脚本の組み合わせは最高!
今作でも坂元裕二節は絶好調ですね。
「恋愛感情と靴下の片方はいつかなくなります」、一番好きな台詞です。
松村北斗の演技も相変わらず素晴らしい。
私はたまに彼の出演作を観るくらいでパーソナルな部分は全く存じ上げないのですが、憑依型の演技と言うのか…演じる役柄によって声色や表情がガラッと変わるのが好きです。
終盤は彼の演技を起点として涙が溢れていきました。
(余談ですが、実写『ホリック xxxHOLiC』でアニメ版の声優の声に寄せた彼の演技を観て感心した気持ちを思い出しました)
満足できる素敵な映画だったのですが、どうしても気になる点が二つ…
展開上仕方ないとはいえ、吉岡里帆演じる天馬里津は未亡人にあんな捨て台詞を吐き捨てるようなことはするかな?疎遠になっていたようだから離婚のことも知らないだろうに…
それと、やはり妻の「家族を置いて逝かないでほしい」という思いは無視しないでほしかった。
この二点が引っ掛かってしまったので星マイナス1です。
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