ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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40代、50代にもぜひ観てほしい映画
脚本家も監督も俳優も全て揃っててこれは映画見に行かなきゃでしょう!と初日に観に行き、すでに2回目観てきました。なぜかと言うとこの映画最低でも2回観ないと本当の良さが分からない。
さすがのタイムリープ物だけあって伏線が色々あるので、2回目であー!と回収できるのです。
坂元脚本らしくかなり難しい題材なのに、本当に台詞回しやストーリーが素晴らしい。
こう言った映画はどうかすると途中説明くさくなるのに、過去に行くのが納得できて、さりげなく笑いも差し込みつつ上手く話しを組み立てて、最後は泣けました。
お涙頂戴みたいな、泣かせられるんじゃなくて本当に泣けてきちゃう。終わった後も余韻がすごくて切なくて、シーンを思い出す度に涙が。。。
あと主演がこの2人じゃ無かったらこの映画の成功はなかったと思います。
これ凄い宣伝してるんですが、情報全く入れないで見た方が絶対面白い!映画会社の人ー映像出しすぎですよ。
こんないい映画そんなに宣伝しなくても口コミでヒットする!きっと
タイトルなし
松たか子さんは今や喜劇俳優としても一流。大豆田とわ子の時あたりからの動きが特異。年をとって実は少しずつ顔の線は崩れつつある気がする。でも若い時の彼女のシーンはまた素晴らしく若くて美しいし、初々しさも。
松村くんはまだ若いのに、40代の松と十分対を張れる演技でこの成熟度たるやすごい。
何度も何度もやり直すシーンがすごい。そして冒頭の冷え切って汚い部屋と異なり、ラストの美しい部屋。でもそこにいる松さんは淡々として変わらない。
愛おしいのは、マグの上にトーストを乗せる彼女を愛おしいと思う彼の視線と気持ち。幸せになろうと宣言したとおり、彼らは幸せな15年を生きる。そのことの素晴らしさ。
そして、2人がどんなにしてもどうしても出会ってしまうこと。
余韻が抜けないくらい良かった✨
とても素晴らしいストーリーです
この二人でなければ
松たか子、松村北斗の息が合った演技が圧巻
2025年話題の邦画ファーストキスを観た。
大変素晴らしい作品だった。さすが、塚原監督、坂元裕二脚本のコンビ。松たか子、松村北斗の演技が圧巻。二人の演技も素晴らしかったし、ラストは必見。
タイムトラベル映画だが、全く気にならない。それだけ、松たか子、松村北斗の演技が素晴らしかったからだ。
2025年上半期ベスト邦画候補登場。
松村北斗主演作品は夜明けのすべてに続いて2作目だが、私は夜明けのすべて派。ファーストキスも良かったが。素晴らしい作品でした。
何気ない日々にも感謝。
仕事トラブルで呼び出しをくらい、職場に向かう途中の高速トンネル屋根崩落事故と同時に15年前のある夏の日にタイムトラベルした硯カンナの話。
結婚から15年の2024年の夏頃、列車事故で夫・硯カケルを亡くし…、タイムトラベルで15年前の2009年で亡きカケルと再会することで、亡くなってしまったカケルの未来を変えようとカンナが動き出す…。
作品を観終えた感想は予告動画からイメージした作品とは違ったってのが本音。イメージした通りのベースはあるけれど、ちょっと遊びの部分が作品の持ってる雰囲気を変えてる様にも感じたかな個人的に。
その遊びの部分…コメディ、コミカルとまではいかないけど、かき氷屋の行列に並ぶ後ろの人とのやり取り、カンナ自身の表情、リアクションで少し違うなと…、ガッツリ泣くつもり、泣ける作品だろうと思い観た作品だったもので。
ただ終盤ラストからの「2024年カケル死亡」の付箋を拾ったカケル…、その流れからの夫婦関係の話、その聞いた話を意識し後に結婚する妻カンナを幸せにしようとするカケルの姿、カレンダーから落ちてきた手紙には涙。
硯カンナ演じた松たか子さんの若かりし頃はロンバケ?!ラブジェネ?!辺りかな?
カケル演じた松村北斗さんは見る度にいい俳優さんになってる。
夫婦で見たい良作
どうして夫婦は時間の経過とともにすれ違っていくのだろう?
結ばれる時にはお互いの求め合ったいたはずなのに、努力をしなければこういう風になっていくということか・・・?
我が家はまだ仲良し(と思っているのは私だけかもしれないが)だが、こうした努力をしないとすれ違ってしまうのかもしれない。
ぜひ妻ともう一度観たいと思った。
松たか子がいい。45歳と30歳の演じ分けが素晴らしい。もともとはあまり好みの女優ではなかったが、非常に高い演技力と魅力を持った女優さんだなあと再確認した。
松村北斗もいい。むしろ松たか子の好演を引き出している。今後に大いに期待できる演技だった。
映画的には既視感のあるタイムトラベル物で、ところどころ辻褄が合わないなと感じたところもあったが、そこは問題ではなく非常によく練られた脚本で、そこを俳優陣がうまく演じた良作だと感じた。
エンディング曲
坂元裕二の良さが引き立つ映画
坂元裕二の世界観がずっと好きで、
公開日に観ると楽しみにしていたこちらの作品。
予告をチラッと見ていた感じ、
結構なラブストーリーなのか?と少し不安でしたが、
ちゃーんと、坂元裕二でした。
ほっとした。
坂元裕二といえばな、軽快な会話劇。
本当はもっと声出して笑いたかったのを我慢したくらい、
私にはツボに入るコミカルなやり取り。
やっぱり、坂元裕二さんと松たか子さんの相性は◎
坂元裕二の良さを引き出してるのが松たか子なのか、
松たか子をより良くしてるのが、坂元裕二なのか。
そこに、割って入らない、主張しない、
そっと引き立てる絶妙な配役の松村北斗。
いやー、良かったですね。
相手役に坂元裕二作品常連を持ってこないことで、初々しさをプラスされたような。
一見、冷め切った夫婦で、
王道なタイムトラベルストーリーで、
未来を変える!というお話のようですが、
松たか子さん演じるカンナさんは、
冷めていったのではなく、
変わっていく旦那への淋しさ、向き合いたい気持ちをずっと抱えて生きてきたんだろうなっていうのを、ほんのり感じさせるあの絶妙な演技が本当に凄いなぁと、、
タイムトラベルを繰り返すことによって、
カケルへの愛を思い出していくような、
死んでほしく無いという思いが強くなっていき、
また恋をしていく様が私にはとても素敵に思えた。
ラストは、15年前からそのまま現在までを表現していて、そこはやっぱり塚原あゆ子監督の世界観なのかな、と。
坂元裕二のちょっとヘンテコな雰囲気を
綺麗にしてくれたのは女性監督らしい仕上がり。
ばっちり号泣しました。
ただ、気がかりなのは、
現在に戻った、元の世界を生きるカンナさん。
きっと戻った先には変わらない旦那の遺影。
絶望したのだろうか、
元の世界のカンナさんが救われる何か変わったことが伝わるもの(写真など)があるのだろうか、
そんなことを考えてしまう私は、
きっと純粋に映画に没入出来ていないんだろうなぁ笑
なにはともあれ。
やはり坂元裕二さんの世界観は素晴らしい。
そう思わせてくれる、とっても素敵な映画でした。
もう少し経ったら、もう一度観に行きたいです。
くつした
階層を行き来できるのは、そこに迎える資格を有したからなのかもしれません
2025.2.7 イオンシネマ京都桂川
2025年の日本映画(124分、G)
未亡人が15年前の夫と再会し、彼の死を止めるために奮闘する様子を描いたラブロマンス映画
監督は塚原あゆ子
脚本は坂元裕二
物語の舞台は、都内某所
不動産屋で勤めている夫の駈(松村北斗)は、駅のホームに落ちた人を助けるために飛び降り、そこで命を失った
妻のカンナ(松たか子)は英雄の妻という扱いに困惑するものの、それは破綻した夫婦関係があったからで、その日は離婚届を提出する日でもあった
ドラマ化の話などで盛り上がるものの、カンナ自身は冷めていて、日常生活に還っていた
彼女は舞台の美術スタッフとして働いていて、かつてはデザイナーを夢見ていた
駈の方も古生物学の研究員だったが、結婚を機にサラリーマンへと転職していた
些細な指摘から始まる諍いは、最終的には無言になり、言葉を交わすことも無くなった
そして、とうとう離婚を決意することになったのである
物語は、ある日の夜に仕事場から呼び出されるところから動き出す
首都高を走っていたカンナは、トンネルの崩落事故に巻き込まれそうになるものの無事に回避する
だが、トンネルを抜けた先は見知らぬ場所で、いきなり少女(山田詩子)にポラロイド写真を撮られてしまう
一緒に居た少年(山田暖絆)も訳のわからない存在で、カンナはその道の先へと向かうことになった
そこにあったのは星ヶ丘リゾートホテルの敷地で、新婚カップルが結婚式を控え、新しいウェディングベルのお披露目が行われようとしていた
カンナを見かけた支配人の鳩村(神野三鈴)は従業員に連絡をし、カンナは逃げるようにその場を飛び出した
そして、あるクッションスペースに飛び降りたところで、15年前の夫と再会してしまうのである
映画は、その日の半日だけに行き来できるタイムリープのような構成になっていて、現在のカンナとの接触によって、微妙に未来が変わっていく様子が描かれていく
それによって、駈が死なない未来を作り出せるのではないかと考え、カンナは様々なことにトライすることになった
だが、何をしても事故は防げず、場合によっては更なる大事故を引き起こしてしまうことになってしまう
これらの現象は、映画では「ミルフィーユ」と呼ばれていて、過去も現在も未来も同時に存在しているという理屈になっている
そこを行き来できるようになったのがカンナなのだが、前述の少年少女も15年くらい前から来た駈とカンナのようにも思える
そして、本作の面白いところは、ラストチャンスの時から、駈目線に変わっているところだと思った
これまでのチャレンジは全てカンナ目線になっていて、彼女が起きるところなどから始まっていた
そんな中で、一度だけ「ホテルで目覚める駈」から物語が始まり、それがラストチャンスの近くのチャレンジになっていたと思う
そして、カンナがどこから来たのかがバレて、自分がどのような死に方をするのかを知っていく
さらに、結婚生活がどのようなものだったのかを知ることによって、その先の未来が変わるという感じに紡がれていた
映画のラストは、離婚しなかった世界線を描いていて、駈が残した手紙をカンナが見つけるというエピソードに繋がっていく
彼が手紙を書くときには、手元にポラロイド写真があるのだが、あのホテルの会話のときに入手したものだろう
駈はその写真を見るたびに、カンナが苦しんだ結婚生活を思い出し、離婚しても良いから生きていてほしいという彼女の想いを受け止める
一方の駈は、死んでも良いから離婚したくないと考えていて、その想いが交錯することによって、あの世界線が生まれたのだと思った
映画では、駈が自分の死について知ったことによって、その時点で離婚しない世界線が生まれている
なので、それまでに何度もリープしたカンナは消えてしまい、彼女自身の記憶からもそれが消えているように思えた
事故の日のことを知っているのは駈だけで、それゆえにカンナの死の受け止め方が変わっているのだが、そうなる方が自然な形なのだろうか
事故死をするという運命を受け入れた駈にとって、離婚をしないという結婚生活を手に入れたことは、神様のギフトのようなものなのかもしれません
いずれにせよ、よくあるタイムリープものではあるものの、着地点が珍しいタイプの映画だったと思う
タイプリープを繰り返して、最後の日以降に事故のことが記憶から消えた理由はわからないが、駈の行動が変わり、離婚が回避されたことで、これまでに抱えていたはずの死の受け止め方というものが変わっている
ある意味、結婚生活を取り戻すという物語にもなっていて、それが夫の行動が変わったからなのかはわからない
カンナの記憶が消えた理由は言及されないが、あの出来事全てが崩落事故に巻き込まれた彼女が見た夢という可能性もある
その後悔の念のようなものが階層を飛び越して15年前に戻り、その出来事によって、駈もカンナも幸せな時間を取り戻したのかもしれない
だとするならば、カンナ自身も駈の事故死後に崩落事故に巻き込まれていることになるので、それはそれで悲劇的な解釈になるだろう
だが、二人がすでに死んでいることで階層を行き来できるのだとしたら、謎の少年少女があの世界線に来れる理由もわかるような気もするし、後半の夫目線の物語は「駈がタイムリープした物語」だったと考えることもできるのかな、と感じた
大人の女性に刺さる映画
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