キング・オブ・ゾンビ

2013年製作/85分/イギリス
原題または英題:The Zombie King

スタッフ・キャスト

監督
エイダン・ベリザイア
製作
リンドン・バルドック
スチュアート・ブレナン
脚本
レベッカ=クレア・エバンズ
ジェニファー・ジョーンズ
ジョージ・マクラスキー
撮影
スマエル・イサ
編集
アンドリュー・マッキー
音楽
アンドリュー・フィリップス
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映画レビュー

2.0地味…

2024年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

まず、サイトの運営様に感謝申し上げます。本作の作品情報が無くレビューが書けなかったので、無理を承知で掲載の要望を出したところ、迅速な対応をしてくださいました。本当にありがとうございました。こんなZ級映画のために…(泣)

低予算で作られるB級映画というジャンルの更に上を行くZ級映画。いわゆるクソ映画。低予算であっても、演出、脚本次第で「死霊のはらわた」のような名作は生まれるのですが、本作においては演出、脚本、コメディ、アクション、ホラー……全てにおいて滑り散らかす大惨事となっております。まさにZ級。

なんか面白そうなゾンビ映画ないかな?と探しているところ…エドワード・ファーロングとコリー・フェルドマンが共演しているゾンビ映画が!しかも評価がめちゃくちゃ低い!(笑)この2人が出ててこの低評価。気になって仕方ないので即鑑賞。

第一印象……地味。ものすごく地味。演技も地味。音楽も地味。肝心のゾンビも地味。全く映画らしい華がない。唯一、前述の二人の俳優と酔っ払い神父の演技は良かった。でも本当にそれだけ。

ネットで見た作品紹介に「アクションホラーコメディ」とあったが、コ、コメディ!?笑えるところあった?もしかしてあの下品な下ネタ?だとしたらダダ滑りだよ!ゾンビ映画としても緊張感ゼロ。ノロノロゾンビは「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のゾンビより弱く、グーパンやおにゃのこの蹴りで伸びてる。あ、ブードゥーゾンビだから「恐怖城」のゾンビをもとにしてるとか?ゾンビマスターみたいなのいたしね。まぁそんなことはどうでもいいんです。大事なことは面白いかどうかです。

色々設定を盛り込んでいるのにロクに活かされないまま終わってしまったし、回想シーンを多用し過ぎて時系列が分かりづらい。ドラマティックに仕上げようとしている雰囲気は伝わってくるのですが、手段を間違えてしまったのか、観てる方はイマイチ乗り切れない。何をどうしたらこんな地味なゾンビ映画に仕上がるのでしょうか。不思議です。

観客を楽しませようという気概が感じられない残念な作品。設定や大まかなストーリーは悪くないのに素材を活かしきれなかったようです。酔っ払い神父メインで別のゾンビ映画撮り直して欲しいです。

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吹雪まんじゅう