海の沈黙のレビュー・感想・評価
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重厚ではある 本木さんの痩せっぷりが主役だが 真のMVPは中井貴一さん。
倉本聰 さんだけあって 重厚
俺 北海道 小樽 お馴染みなんだけれども 映画では珍しいなぁ イイ人ばかりだったけど 札幌と全く違い 冬はキツイ印象。曇天どんより
本木さんが魅せるが 大谷ショーヘイ並みのMVPは 中井貴一さん とにかく演技が上手い セリフに価値あり。
エロは 菅野さんという女優さんより 清水美砂さんの完勝❗️😻😍😍 菅野さんも熱演好印象です。
石坂さんが まさに 両刃の剣 良くとらえれば 非常に適切なキャスティング だが人によるか❓
美術作品評価に『権威は絶対必要』だと思うけど
中井貴一さん役の行動セリフが 違うだろ❗️真の意味は❓と問いかける。心打たれた。
キョンキョン は かっての 伝説No.1アイドル知ってる身からすると 違和感感じた。ごめんなさい 薬師丸ひろ子さんのポジションと違うような・ 気のせいですね❗️
萩原聖人さんの 田舎の美術館長の 心情吐露が 結構ツボ🏺
美術の基準とは❓ と 本木さんの生き様が問いかける❗️
ただ 隠遁の身 となった経緯が 俺的にわからない❓是非スクリーンで確認を。
有料パンフ🈶は 非常に親切 過去の実際の事件 登場人物履歴 が載ってるよ❗️是非
ただ 老眼ジジイには 文字が細かい 苦戦。
真の美術というより【正直 美術シロウトの俺的には 贋作かどうか なんてどうでもええがな】
俺的には ラブ❤️&ピース【by レノン&おのようこさん】 というより ラブ❤️
のいくえ 愛の形 心の機微 を感じ取りました。
でも まあ 普通の作品でした俺には。個人的に清水美砂さんの後ろ姿に感動🥹
の煩悩まみれのエロジジイでした。美術はよくわからないのでした。
あっ❗️清水美砂 さん と並んで 本木雅弘さんの 頬のコケっぷりが素晴らしい👍
元々 あるいは役作り❓
本木雅弘さんは 『シコふんじゃった』『おくりびと』とロングスパンで 大活躍 に感心。
『シコふんじゃった。』は清水美砂さんとも共演だっけ❓感慨深い。
とにかく 重厚だけど本音作品。
贋作の作者を巡る登場人物の関係が描かれる。主人公は画家であるととも...
昔は美男・美女だった人達が美を題材に演じる作品
ヴァーミリオン
実力があるのに潰された画家と、彼にまつわる人達の今の話。
東京美術館で行われた日本美術百年展のレセプションで、世界的な画家田村が自分の作品の一つが贋作だと言い始めて巻き起こっていく。
本家を超える贋作がなんちゃらと言い始めたと思ったら、彫師の話し?
別に田村は悪いわけじゃないし、比べたら劣るとはいえ実力はある訳で、そこに偉そうに語るスイケンがなんだそれ?という感じ。
更には、ゴッホの話しからしたら、落日は別としても結局は贋作作家に成り下がってしまっていたってことですよね。
才能があり人間的にも魅力がある愛され男だったのかも知れないけれど、結局彫師であることはどうでも良いし、色々ととっ散らかってしまっていた印象。
贋作と巨匠の看板に惑わされた
贋作絵師を本木雅弘さん、元恋人を小泉今日子さんが熱演。脚本は倉本聰さんオリジナル。
この布陣なら傑作に間違いないと勇んで観に行ったけど、どこかで見たことがあるような贋作事件の設定と、誰にも共感できないキャラ設定で、いまいちでした。
贋作を見抜けなかった美術館職員(萩原聖人さん)が自殺するのだけど、本作のテーマの真贋
とは? からすると、贋作を贋作と気づかずに3億円を捻出して手に入れた美術館職員こそが、本物を見る視を持っていたとも言える。
そう考えると、贋作絵師じゃなくて、贋作を掴まされた職員の苦悩を描いた方が、僕には共感できた気がする。地方の美術館が3億捻出するって大変だろうし、苦労して手に入れた絵画が贋作だった時の落胆や苦しみなどを、すぐ自殺で片づけることなく、じっくりと描いて欲しかった。
一方で、贋作絵師が女性の背中をキャンバスにして入れ墨を彫る話は蛇足だし、本筋とは何の関係もなく尺稼ぎにしか思えなかったし、贋作絵師が肺癌末期で吐血しながら最期の作品に命を賭けるって、手垢がつきすぎの設定でベタすぎる。
本当に倉本聰さんの脚本? と、疑ってしまった。
感動のヒューマンドラマを期待していると、落涙することなくエンドロールになります。
なお、役者陣の演技は素晴らしかったです。
絵画の美なんて99.9%の人は理解してないでしょ
作中で「美は絶対」という格言が出てくるが違うかな。美は相対的なものであり、押し付けることができるものである。一般人は1億円の絵画を見て、「なにかすごい気がする」と思い込むだけ。値段が付けられてる絵画なんて、お金の価値と同じで、信用が無くなったら紙クズになる類のものじゃないかな?
で、作品の最後で「美は値段を付けるものではない、権力者によって守られるものでもない」というメッセージが出たが、結局は究極の自己満足を主人公の津山(白髪のオッサン)がしてるだけだったという感じか?「自己満足」という言葉を、聞こえの良い言葉に置き換えたに過ぎない。
以上のことから、合理性を求めてはいけない作品だとわかった。
問題は面白かったかどうかだが、無難な人情系物語と言ったところか。今後、同じレベルの映画が出たら、わざわざ映画館に行かないだろうという感じ。見なきゃわからないから行っちゃうんだけどね。
泣けるというか鬱になったというのが正直な感想かな。
画家が女の全身に入れ墨なんてありえない
モッくんにキョンキョン、昭和のアイドルがメインキャラ、2人とも役者みたいだよ。キョンキョン演じる安奈は石坂浩二演じる有名画家の田村修三の妻なんだけど、20年以上別居している。離婚しない理由は旦那が離婚を承諾してくれないから。はて?なんで一緒に暮らそうとしてないのよ。田村の作品を贋作したとモッくん演じる津山竜次が疑われる。こいつインターポールからも追われてるらしいが、そのシーンは無かったね。不思議だったのが、自殺者が現れた事。誰か殺人に関わってるのかと思っちゃった。仲村トオルに中井貴一などキャラ強めの奴だらけ。個人的には怪しい奴がとっても多い苦手な人間関係。津山が描く作品なんだけど、紅を血で?そんな事したら色が保存できないよ。とにかく顔のアップだらけでみんなの表情が楽しい。それにしてもそんな昔の元彼に会う為に東京から北海道まで行く?最後はちょっと泣ける展開だったけど、自分的にはずっとテーマが理解できず残念でした。
良質な大人の映画
美しいものの評価基準はお金や名誉か?
"美"とは…"愛"とは…
倉本聰が脚本を書いていたので鑑賞したが、
モッくんが、著名な画家の絵の海の部分が気に入らないという事で、あろう事か、その画家の油絵を手に入れて、画家が魂を込めて制作した油絵に勝手に絵の具で修正してしまうのだ。
俺みたいに、絵画鑑賞が大好きな人間からすると、助走つけて金属バットでタコ殴りにしたいくらいに許せない非道行為で、こんな登場人物に感情移入する事は出来なかった。
何か、女の人に刺青を入れるシーンがあるけど、背中だけのヌードで女優の覚悟が感じられない。仏作って魂いれず、おっぱい出して乳首を隠す、映画の「 箱男」 の女優の根性を見直して欲しい。
今際の際に、油絵を描いているモッくんが油絵に向かって吐血して、それが油絵の赤になるが、血液って赤黒いぜ?吐血シーンもコントみたいだし...。
協賛は、お茶の伊右衛門。劇中でモッくんがいつ伊右衛門を飲むのかと、ずっとハラハラしていたぜ。
モッくんは銀髪髭で年配の役を演じていたようだが、隠しきれない童顔なので貫禄はない。
ここは、やっぱり市村泰観か、役所広司に演じてもらうべきだった。芸術家に対してのリスペクトが感じられないので、何の感想も無いっス。モッくんファン以外にはお勧めできません。
良い作品だと思う。でも観ていて、何かが足りないと感じた。
結局、主人公は母性或いは父親・母親を求めていたんだと感じた。漁村で生まれ育った主人公は、海を身近に感じ愛していた。その一方で両親を奪った海に執着している。迎え火は遭難した両親への助け火で、彼はその絵を描き上げることがら唯一の目標だった。入れ墨にしても、母の肌に描くことが、目的だったような気がする。
刺青には官能性・エロスが必要だ。だがこの作品にはそれがない。なぜ、主人公を体で温める際、全裸で陰毛を見せたって、何らおかしくない。監督の力量不足と考えた。でも、良い作品だ。私はてっきり、今東京都美術館で回顧展が開かれている田中一村がモデルと思っていたら、間違っていた。応仁の壺事件から倉本聰はヒントを得て、書いた作品だそうだ。加藤唐九郎がモデルか。
美とは?芸術とはなんなのか?
「美とは何か」「芸術とは何か」
この作品なりにQ&Aを出している。
映像美やその場の魅せ方、BGMにはかなりのこだわりを感じた。
少し盛りすぎた設定や、本筋に持っていくための流れの強引さは多少見受けられたものの、サスペンスや推理物が本題ではないのでひとまず目を瞑る。
一人の男の美への探究心が周囲を巻き込み、ときに死へも至らしめる様は毒花のようである。
終盤の本木氏の鬼気迫る演技は、これこれ!これが見たかった!内面と葛藤の表現が素晴らしい。
また3人の女性が出てくるが、描き尽くしたキャンパス、描き損ねたキャンパス、真新しいキャンパス、を表現しているのかなと感じた。
興奮冷めぬまま、普段レビューを書かない人間が書いたので色々とご容赦ください。
私にはめちゃくちゃこの作品は刺さった!
昭和的抑圧感が持ち味
夫と別れたくても別れてもらえない杏奈、札束を積まれ主人公との長年の関係を解消され自殺する牡丹、タトゥーを掘ってもらえなかったアザミ。
自分勝手な男に女が都合よく振り回されるところに昭和へのタイムスリップをリアルに感じ、重い気持ちで鑑賞した。
上映後の余韻に浸った後、令和の現実への開放感が心地良かった。
本木雅弘の狂気に満ちた演技が胸を打った。
「貧乏」という設定なのに大量の画材を買えた、筆遣い荒すぎて画材のロスが多すぎ(しまいには絵の具の入ったバケツぶちまける)る等という矛盾が所々あるが、そこは物語として受け止めた。
BGMは終始寄り添う感じで心地良い。
中盤のバラライカの音に心洗われた。今の時代にバラライカいいんだろうかという疑問は残るが、美しいものはただ美しかった。
俳優陣の迫真の演技と映像の素晴らしさで、昭和的な抑圧感を覚えながらのあっという間の2時間だった。
奥を想像で膨らませて観る
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