「男性目線のメロドラマ」海の沈黙 くまっちさんの映画レビュー(感想・評価)
男性目線のメロドラマ
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問題を起こして美術界から追放された
才能溢れる画家(もっくん)
その昔つきあってた恋人(きょんきょん)
集中して観てなかった私が悪いが
仲村トオルと石坂浩二ともっくんは、同世代ってこと?
いやーそれはないか、と思いつつも、
明確に石坂浩二がもっくんを後輩扱いしないことと
髪を真っ黒に染めてちょっとパーマかけていることで、
同世代の役なのか???と、混乱し始める。
そこへ中井貴一の石坂浩二に対する「君よばわり」で
やっぱり3人は同世代設定なの???
ていうか中井貴一は石坂浩二より年上?
もっくんがキャンバスの前で大胆にハケを奮ってるシーンは
シブガキ隊のダンスパフォーマンスをうっすら連想
男性目線で、自分を主人公に重ねて感情移入するなら
もっくんぐらいのビジュアルは欲しい
画としても映える
きょんきょんの切なくもドライな感じよかった
昔の恋も40年くらい経ってたら、これくらい距離あると思う
画家兼彫り師の設定って必要だったかなー
どちらも興味を引く題材だと思うけど
あんまり深掘りもしてないし
清水美沙のエピソードも、うーん、アクセントにはなってるのかな
名声はないけど本当はすごい才能で誰かを感動させることができて
昔の恋人と切ない再会がちょっとあって
死ぬ間際に自分の納得いくものを描き上げて
これって男のロマンじゃね?
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