配信開始日 2024年9月27日

不都合な記憶のレビュー・感想・評価

全26件中、21~26件目を表示

0.5これは…

2024年9月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

私には全く合わなかった。サスペンスが好きなので、頑張って最後まで観たが、最後まで面白くないと感じました。
久しぶりに「2時間損した」と思った作品。
多分、私には合わなかっただけだと思います。

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ゴッチン

3.5能のような映像美と、練られたストーリー

2024年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

SFサスペンスですので前提情報を入れずに視聴することをおすすめします。自分はそうしました。以下ネタバレはありませんが、なるべくなら先に作品をご覧になってからお目通し下さい。脱・邦画的な印象も強い作品です。

感想:劇中を通じてとても静かなことが印象的です。画の構図や色使いなども非常に美しいのですが、その美しさを邪魔しないよう場面には殊更に無駄な音がありません。砂粒が落ちても聞こえそうな。それはスペースコロニーという舞台設定ということもありますが、私が途中で気づいたのは音楽がほぼ流れないことでした。多くの映画では場面を表現するためにBGMが鳴っている場合が多いのですが、この映画では中盤に差し掛かるまで効果音も抑えに抑えて、主演二人の台詞や息遣いをソリッドに拾ってゆきます。それもあって中盤以降の印象的なシーンで使われる楽曲が天から降り注ぐ福音の如く耳に届きます。
 作品は近未来を背景としており、そこで「静かさ」「無駄の無さ」を表現したいがための装置がスペースコロニーやミニマルな地上の風景だと思うわけですが、それ故に視聴者の立場としては浮世離れを感じます。ロングショットも多用されすぎていたように思います。結果として視聴体験としてのリアリティが乏しく、作品の世界観にどっぷり浸かるというより「作品を遠巻きに観察しているような」感覚でした。有り体に言うと退屈に感じる場面も多々あったと思います。

最後に要望など
本作のストーリー自体は都市や「人間社会」が舞台であっても成り立つので、私としては現代日本や東南アジア大都市のワイガヤな場所を舞台においた、もっともっと陰と陽が入り交じる、人間臭くて、躍動した「別バージョン」も観てみたいです。

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Japanese_Idiot

3.5近未来だからこそ届くメッセージ

2024年9月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

舞台挨拶付き試写会にて🎥

完璧ではないけれど、普遍的なものもあってほしい。

そんな人間だからこそ持っている矛盾さを、近未来の生活、ロボット、アンドロイドを通すことで、より大切に、人間らしさを忘れないでいたいと思える作品。

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いつかLAに住みたい

4.0いろいろと妄想させてくれる

2024年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

何度も使われている型をSFサイコスリラーとして表現した作品
さて、
表現方法は良いし、タイトルも物語をうまく表現している。
ただ、
この作品に登場する人物が驚くほど少ないのはなぜだろう?
主人公サイトウナオキ 妻マユミ 妻の彼女ジェブと彼女の店の人 そしてオガサワラ先生
マユミの店で暴れた外人
だけしか登場しない。
大勢という人の単位もない。
この辺がこの物語そのものが「幻想」や「幻覚」または「夢」を示唆しているようにも感じる。
メタスペース 宇宙ステーション 宇宙エレベーター 未来世界
この世界の4年前に、地球は大規模な津波によって壊滅した。
ナオキも話したように、人類が地球からほとんどいなくなり、地球の再生が始まっている。
人類が再び地球に住むことができるには、かなり先のことのようだ。
それでもわずかな物資が地球から届けられる。
そして重要な設定
人類は定期的に各々の記憶を「バックアップ」する習慣となっている。
「ナオキにとって不都合なマユミの記憶」
これがこの作品の正確なタイトルだろう。
ナオキに根付く父の虐待の記憶と痕跡
ナオキと父は同じ
思った通りにならないことに非常にいら立つ性格
加えて超粘着質
彼の人間性がドロイド「Q」に残されていると、マユミは言った。
この作品は、
ナオキのサイコパスを描いているが、マユミがそのことを彼に端然と教えたことがひとつの新しさだったのかなと思った。
マユミとジェブ
二人の付き合いはすでに始まっていた。
そこに現れたのがナオキだった。
「あなたが全部壊したのよ」
マユミの記憶に残るジェブ
彼女の頭から流れる血
おそらくジェブはナオキに殺害されたのだろう。
最後に登場したジェブは、アンドロイドだったのだろう。
さて、
ナオキによって破壊された数々のマユミのアンドロイド
Qは、密かに彼女らを修理していた。
各々中途半端な記憶しか持たないマユミ達
頬をくっつけることでお互いの記憶を共有できる仕組みのようだ。
こうして「等しく」なったマユミ達は、力を合わせて敵であるナオキを倒すために立ち上がる。
通常ここで問題となってくるのが、複数のマユミ達と「個」の概念と主役についてだ。
「あなたはナオキに殺される」
この付箋に書いたメモは、修理されたマユミが書き、Qに依頼し化粧台に忍ばせたものだろう。
それによってナオキを信用していない時代の最新のマユミは行動に出た。
そして彼女は、マユミたちのいる場所へとQに案内される。
その後の展開はサスペンススリラーとなっている。
刺されたナオキが最新のマユミだけをシャトルに乗せる。
ナオキはその前に彼女に「あなたが全部壊したのよ」と聞かされたことで、自分自身がしたことを回顧し、自分こそが元凶だったことを理解する。
そしてドックから外に飛び出し自殺した。
人間のマユミを殺し アンドロイドに記憶を注入
しかし、ジェブという恋敵の記憶は殲滅させたい。
この身勝手な発想と超粘着質な性質を持ったナオキも、自分がしてきたことを理解して悔いる。

以下妄想
人のいない世界
なぜ、人がいないという表現をしたのだろう?
もしかしたら、
この物語そのものがメタスペースだったのではないだろうか?
地球で起きたジェブ殺人事件と妻殺し事件
当然彼は逮捕される。
宇宙ステーションはもう少し先の未来
起きた出来事は、記憶を見れば簡単にわかってしまう当時の世界。
この物語は、ナオキの記憶を取り出したものを今後の彼の動向をシミュレーションし、そこに妻マユミの記憶を合わせることでより詳細にシミュレーションしたものではないだろうか?
そうすることで彼の罪状を決定するシステムだ。
そうして出来上がったのがこの物語となった。
AIで作った物語だが、彼には再犯の可能性しかない。
しかしながら、いつか自分がしたことをわかるタイミングがやってくる。
でも、待つことはできず、釈放もできない。
刑期は百年を超えるかもしれない。
司法はナオキに「死刑判決」を下すことになる。
これはそのためのシミュレーションだった。
なんてことが背後にある、のかもしれない。

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R41

2.0描きたいのはSFではなくサスペンス

2024年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

寝られる

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和音

4.0SFサイコパスロマンス?

2024年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

今日の試写会は、Amazon Original 映画「不都合な記憶」プレミア上映会。

明日9月27日からAmazon Prime で配信される石川慶監督の最新作だが、主演の伊藤英明さんと新木優子さんの舞台挨拶付き、さらに会場が新宿歌舞伎町の109シネマズプレミアム新宿という豪華さ。

私は試写会なのに6500円のクラスSの席。電動リクライニングシートに、もちろんポップコーン🍿とドリンクサービス付き。至れり尽くせりです😊。

さて、あらすじや前情報一切入れないで見ることをオススメします。

宇宙空間に浮かぶコロニーの豪華なレジデンスで優雅に暮らす理想の夫婦。だが妻マユミ(新木優子)は、誰かに殺される夢を何度も見る。そして優しいはずの夫ナオキ(伊藤英明)が隠している過去の秘密とは…?

前情報はこれくらいまで。

まず邦画としては素晴らしいSFX。宇宙空間に浮かぶコロニー群、行き来するシャトル、地球と繋ぐ軌道エレベーター。コロニー内での無重力での表現など、従来の邦画ではできなかったリアルな表現だ。

また、撮影はタイで行われたとのことだが、これも伊藤英明、新木優子共に「見たことのない」規模のセットが組まれびっくりしたと語っていたが、

本作のようにAmazon やNetflix など外資が入れば、予算や撮影規模など格段に上がるのだろう。

エンドロールのスタッフもほぼ外人だったし、今後こういうプロジェクトが増えていくのだろうな。

伊藤英明は久しぶりのサイコパスな役柄を熱演。優しい夫の仮面の裏に隠された真の素顔とは?

歪んだ愛の行き着く末路を描いた、SFサイコパスロマンスです。

*新木優子、かわいかった〜❤️

*伊藤英明さん、先日、東京ドームでお見かけして、同じジャイアンツファンと知って、余計好きになりました。また日本シリーズとかで会えるかなぁ😊

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かいぬし