「うーん、感動しきれない。見所はあり」花まんま かみちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん、感動しきれない。見所はあり
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ネタバレなので注意
全体的には、まあまあ、役者の演技に助けられている。今年見た映画では、片想いの世界と同じく出落ち、です。そこからは何となくモタモタした感じ。
プラスポイント
鈴鹿央士のカラスとのくだりは思わず、笑える。鈴木亮平の演技、特にフミコが記憶の中の家族に「どちらから来たんですか?」と忘れてしまっているのを目の当たりにして、なんとも言えない表情、有村架純は新婦の兄のスピーチの涙を拭くシーンは見もの、素晴らしい。この2つの演技を見るだけでも良かったとは思った。個人的には。
ただ、不思議なことが3つほど。1つは、カラスの名刺、何の役に立ったの?2つ目は、新郎の家族が花嫁の父役に「誰やねん?」の突っ込みがない(笑)そして最大のなぞはフミコが過去の自分の記憶は100歩譲って失くなったとしよう。昨日の訪問まで記憶を失くすのは説明がつかない。ツッコミどころ満載の映画でした。観て後悔は無いが満足は出来なかった。
あっそうだ。影の主役は、記憶のお父さん!素晴らしい演技でした。
さらには、兄が妹のために、いや違う、ウサギのぬいぐるみのようにまわりに助けられた、まではよかったが、ふみ子も頑張ったところはなかったのが、残念です。
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