「ウサギのおっちゃんで出来ている世の中」花まんま Tofuさんの映画レビュー(感想・評価)
ウサギのおっちゃんで出来ている世の中
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まぁ、「いいお話」であることは間違いない。でも、始まってしばらくして「またか」という思いにかられる。現実世界が殺伐としすぎていて、精神世界とのつながりを求める人が増えているのだろうか?
有村架純目当てで行ったのだが、基本的に有森架純の映画というより、鈴木亮平の映画。実際、それまでの場面は全て最後の鈴木亮平がするスピーチへ繋げるための伏線に過ぎないと言っても過言ではなかろう。その意味では、本作は「子どもが結婚する/した世代」にいちばん刺さるはず。
ちなみに、原作がそうなっているのかもしれないのだが、「あの設定」抜きでも、工場の社長や仲間、或いは、みよしの親子等とのエピソードを膨らませることで「うさぎのおっちゃん」の話に帰着できたはず。その方がむしろ浪花節的な人情話にできたのではないか?そして、ノイズなしに素直に感動して涙を流せる作品に仕上がった気がする。
蛇足:あの設定なら京大教授は新郎側で良かったんじゃないか?そして、泥酔明けの朝の運転は絶対にまだ酒が残っているよな……。ここ
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