トラップのレビュー・感想・評価
全217件中、101~120件目を表示
ジョシュ・ハートネット大人になったな
ダラダラ
シャマラン版、羊たちの沈黙❓
娘を大好きなアーティストのコンサートに連れて行く優しいパパと思いきや連続殺人鬼だった❗️予告からネタバレだったけど作品開始早々にみせる。単独ライブなのにやけにみんな食い物買ったり出歩くし3万人はいないだろと。アーティスト役はなかなか見応えありと思ったらシャマランの娘かよw なかなか本格的なんで芸達者。前作の訳の分からなさ世界がどうのこうのや大風呂敷は無くてびっくり❗️も無くあまりに真っ当なスリラーで寂しい…。とは言え波のあるシャマランだから次は大風呂敷にあっと驚いたりツッコミどころ満載な作品を期待。
本作もエンドロールで笑わせてくれたので一安心❗️
今回もうシャマラン登場?
ため息の出るような
嘘。息をするように嘘をつくクーパーの最後の屈託ない笑いにつられて一緒に笑ってしまった。
背が高く如何にも消防士の体格で人当たりよくて人懐っこい笑顔のクーパー。子ども、特に娘を愛しているのは本当。母親から支配され続け辛い子ども時代を送ったのが未だ尾を引いている。自分を慰め奮い立たせるために、命乞いをする人間の純粋で美しい眼を見ることを求める男。ライブの日は母の幻を三回見た。最初はライブ会場の男子トイレの手を洗う場所。FBIトップのプロファイラーである年配の白髪の女性に母との重なりを意識したに違いない。
ジョシュ・ハートネットの微妙で繊細な表情の変化は上手かった。きちんきちんとしなければ気が済まないというのは共感した。最後の笑いは子どものように楽しそうだった。
シャマランの娘の歌も音楽もよかった。シャマランは自分自身も作品に出るのが好きなタイプ?初めて見たシャマラン映画、結構楽しめました。
鑑賞動機:あらすじ10割
ケレンに頼り切るのではなく、きちんと描写の積み重ねでストーリーを進めていくし、引っ掛かりを覚えるところも、派手な設定の割には少ないと思った。
ライブシーンの力の入れ具合にある意味感心する。親バカの域を遥かに超えているけど、アレだけしっかりしてたら、全く違和感ない。
ジョシュ・ハートネットが、ダメダメ『ブラック・ダリア』のトホホな主役、という認識だったのが、ガラリと変わった。自分と娘以外は全く意に介さないとこや、流れるようにウソをつくところとか、普通の人ではないんだという見せ方もあって、恐ろしい。
中々底を見せないストーリーに引き摺り込まれた。
つまずいたっていいじゃないか。映画監督だって人間だもの
巻き込まれ「じゃない」サスペンス、面白い!クライマックス、二転三転どこまでも。 シャマラン復活!
予告編を観たら、当然…
「観客の中の殺人鬼が行動を起こし観衆は大パニック!
巻き込まれた父親は娘を守り抜いて、思春期の娘の信頼を取り戻すことができるか。」
っていう話だろうと思ってたら、殺人犯はお前かーい!って、あーびっくりした。
もう、そこから、掟破りの面白さ。
優しい父親、実は連続殺人魔の主人公は、警察の包囲網を突破して無事に脱出できるか。
ある時はスタッフになりすましバックヤードへ、あの手この手で逃げようとするサスペンス。
いったい、逃げ延びてほしいのか、捕まってほしいのかわからなくなる複雑な感情で見続けてしまう。
・・・無事逃げられたかと思いきや、まさかのレディ・レイヴンも黙っちゃいない、反撃に出る。
そこから二転三転どこまでも。
でも、ラスト、娘が駆け寄ろうとしてもだれも止めないという無能な警察、ありえない。
万が一のことがあったらどうする。
レディ・レイヴンを演じたのが、サレカ・シャマランというM・ナイト・シャマランの娘だったなんて、またビックリ。
殺人鬼に気丈に立ち向かうヒロインを好演。
ライヴの楽曲も本格的で、映画に合わせた描きおろしで、歌詞が映画の内容に沿っているらしいというという凝りよう。
あのラストは、まさかの続編は・・・ないよねぇ。
とても良く出来たサスペンスホラーだけど…ナイト・シャマラン?
あれっ?面白い
脱出出来るのか?の展開は悪くない
どなたかも書かれていたように、人気アーティストのワンマンライブの体であればやっぱりトイレや物販で途中離席するお客さんが多すぎて、「この警察包囲網から果たしてどう脱出するのか?!」の緊迫感が萎えてしまうのがだいぶ残念でした。
でも演奏中に割りと頻繁にお客さんが出入りして通路にも割りと人がいる光景自体には既視感あり。そう、出演アーティストが10組以上いてステージも複数用意されてるフェス系。
遠い記憶で幕張のカウントダウンライブでは、どの順でアーティスト達を見てどの順でステージを移動するのかをめっちゃ悩んで移動しまくってたり、長丁場だからフードエリアにもよく行って何か食べたり。
なのでこれ、ワンマンライブじゃなくて何かのフェスに娘を連れて行ってあげる、という舞台設定にすれば廊下にお客さんがいつも大勢居ても何も違和感なかったので、そうすればもっと面白く鑑賞出来たのにな〜と思いました。
*****
ただアーティスト役の監督の娘さん、歌は普通に上手いし、ステージの場面には何も違和感なくGOODでした!
あと物販でSサイズのシャツを取り置きしてくれたスタッフさん、もっと早い段階でスタッフパスの紛失に気付いても良さそうなのに。。パス取られたらスタッフ専用ルームに入れなくなってしまったはずだけどどうしたんだろうか。
そして最大の疑問、何故クーパー氏はあのような犯人になる人物になってしまったのか?母との確執???イマイチ事件を続ける理由がよく分からなくて。。
でも確かに主人公役の方の「普通の人っぽく見せてるサイコパスな人」の演技は秀逸でした!そして捕まっても捕まってもまぁ逃げる逃げる。用意周到だし咄嗟の判断も凄い。
その判断力、対応力、演技力という才能を、是非もっと建設的な、もっと違うまっとうな仕事のために使ってほしかった。。
*****
謎だったのは何故上半身裸からシャツだけ着せられた状態でこっそり針金っぽいものを隠し持てたのか。(子どもの自転車の部品?にしても周囲に警察官がいて取れなかったと思うけど。。あそこでこっそり取ってた?)
やはりその針金で手錠外しちゃうし。。いやでも警察車両に乗せられててさすがにこれ以上逃げられるもんじゃないと思うけど、不敵な笑いで映画終わらすな〜〜!(汗)
あの犯人、まだどこかに逃げて潜伏したままなんだろうか。。(想像しかないけど)
まぁそれが1番怖いといえば怖い物語でした。。
それなりにクライムサスペンス?な娯楽作品として楽しめました!
シャマランのクリーンヒット
[60代男です]
面白いシチュエーションだ。
警察側も、ただ漠然とした集団ではなく、指示を出す指揮官として白髪の女性プロファイラーを中心に据えて、主人公と彼女との頭脳対決という形にしてあるのがいい。
凄く盛り上がるというところがないのは物足りないものの、全体的に引き込まれて観れるし、終盤はまったく先が読めない展開になる。
退屈な日常生活の描写がないのも良く、熱気に包まれたコンサート会場という一種の非日常空間を舞台にしたことも正解だ。
М・ナイト・シャマラン監督・脚本作品の、ホームランとまではいかないが、クリーンヒット。
しかし人気歌手を演じた、本当に歌手だというシャマラン監督の娘、アリータバトルエンジェルかと思うくらい目がでかいのに驚いた。
前半と後半で主役が交代する個性的な作品
”ブッチャー”とあだ名される凶悪殺人犯と、名うてのプロファイラーを司令塔とする警察側の攻防を巡るサスペンスでした。お話は、コンサート会場での攻防が描かれる前半部と、”ブッチャー”がコンサート会場を脱出した後を描いた後半部に大きく分かれます。で、この前半部と後半部で、かなり印象が異なる作品でした。
前半部では、”ブッチャー”こと主人公のクーパー(ジョシュ・ハートネット)が、愛娘のライリー(アリエル・ドノヒュー)を連れて人気歌手であるレディ・レイブン(サレカ・シャマラン)のコンサートを観に行きます。ところがコンサート会場に行ってみると、大勢の警官が至る所に配置され、各所に監視カメラが設置されていることに気が付くクーパー。異変を察知して探っていくと、このコンサート自体が”ブッチャー”捕獲作戦の罠=”トラップ”になっていることを認識。怪しい人物は直ぐに逮捕されており、しかもコンサート終了後には1か所しかない出口で徹底的に調べられることが分かったクーパーは、なんとか別の出口からの脱出を模索する。臨機応変に脱出策を探るクーパーの行動は知性に溢れており、彼が”ブッチャー”=凶悪殺人犯であることを忘れさせます。その結果、段々と当方の視点も彼の視点に立って行き、彼の脱出を願うようになって行くのが面白いところでした。いずれにしても、直接的な暴力は最低限度に抑え、知恵のある方が勝つゲームを描いたことが、”ブッチャー”に感情移入すらした原因と思われました。
ところがクーパーがコンサート会場を脱出した後の後半部は、この様相が一転。脱出に利用したレディ・レイブンに対する直接的な暴力行為をはじめ、家族をも恐怖に陥れることになるクーパーの行動には、前半部にあった知的な姿は垣間見ることが出来なくなりました。その結果、”ブッチャー”は”ブッチャー”という印象になってしまう一方で、彼に誘拐されて監禁されている被害者を、SNSを使って救出し、さらには窮地に陥っている自らやクーパーの家族たちも助け出そうとするレディ・レイブンがヒロインになる物語が後半部でした。言ってみれば、前半部はクーパーの脱出劇であり、後半部がレディ・レイブンの脱出劇だった訳です。
以上のように、前半と後半では”ブッチャー”の性格が大きく変化し、物語の主役までもが交代したお話だった訳ですが、個人的には前半部の方が圧倒的に面白かったです。前後左右をほぼ完全に囲まれた状態から、飛び道具を使わずに脱出したクーパーの物語の方が、スリル満載でした。勿論レディ・レイブンの勇気と機転の物語である後半部もスリルを感じられる物語でしたが、一度は感情移入したクーパーの転落を見るのは、ちょっと残念でした。まあ凶悪殺人犯なので野放しにしてはイカンのですが・・・
最後に俳優陣にも触れておきます。主人公のクーパーを演じたジョシュ・ハートネットは、家族想い、娘想いのいいパパという一面と、”ブッチャー”としての残忍な一面を併せ持つ二重人格を絵に描いたような人物を、極めて自然に演じており、実に良かったです。
また、後半部の主役とも言うべきレディ・レイブンを演じたサレカ・シャマランの前半部のステージでの唄いっぷりは、まさに本職だなあと感心したのですが、実際本職の歌手であることを鑑賞後に知り、納得しました。また、M・ナイト・シャマラン監督の実の娘であることも同時に知ることになり、この点は驚きました。映画に合わせて”LADY RAVEN”というアルバムも出したそうで、実は彼女の壮大なミュージックビデオの一環の作品でもあったのかしらと勘繰る性格のねじ曲がった私でした。
そんな訳で、本作の評価は★4とします。
実は結構な予告詐欺で、「警官隊に包囲されたライブ会場から脱出!」...
実は結構な予告詐欺で、「警官隊に包囲されたライブ会場から脱出!」という大仰な舞台設定の割にスケールの小さい逃亡劇に終始する前半パートよりも、その後の展開の方が俄然面白い。トップスタァたるもの、そのカリスマと機転とフォロワー力で、連続殺人鬼を翻弄できて当然!殺人鬼の正体を知らない家族の前での、密やかな対決シーンが本作最大の見どころだろう。主人公も吉良吉影を思わせる不撓不屈ぶりで、しぶとく立ち回り、最後まで悔恨や娘への謝罪を見せてたりしないのもイイ。「完璧な人をバラバラにして殺す」性癖や犯行現場をもっと追及してくれたら「ブッチャー」の綽名に説得力が出たと思うが、レーティング対策なのか、ゴアよりサスペンス重視のためか、こんな題材で直接的な流血シーンはほとんどない。トンデモ奇想飛び道具を用いない、シャマラン監督作品としてはすごく真っ当な面白さがかえって意外(実の娘を自作の歌何曲も引っ提げてあんな美味しい役どころに据えるのがトンデモでないか、というとちょっと疑問だが…)。
この監督の作品にしては、まあ普通に面白かった
大変よくできました
シャマラン自警団として
早速パトロールしてきました。
前半からの引きの良さは相変わらずです。
いつもはグイグイ引っ張ってやりっぱなしで
観客が納得できる説明なく終わるのですが
今回はきちんと収束させました。
途中何度もシャマランだからここで終わりかな
というタイミングを何度ものりこえて
ちゃんと映画らしい終わり方になってました。
もちろん、他の監督作ならツッコミどころ満載ですが
シャマランでここまで出来ていれば上出来です。
それと、今作で最も大事なライブシーンが非常によくできています。
こういうのって、嘘くさくてダサくなるパターンが多いですが
かなりリアルで、このシーンの作り込みが作品の質を大きく上げています。
シャマランの娘がアーティストを演じているのですが
楽曲も娘が作っていて、曲も彼女のビジュアルも
高く評価できるものになっています。
鑑賞中はきちんと人気アーティストに見えますよ。
ちょっと違う意味で裏切られました。
本サイトのみなさんの評価を見ると
みなさんシャマランの扱いが同じなのが笑えます。
シャマラン映画としてはBEST3に入りますが
あくまでもシャマラン映画なので、大きな心でご鑑賞ください。
無題
シャマラン映画~少し構えていたのですが、今作はそんなにモヤッとせず、わりと普通のサスペンスに感じました。
どこにでもいそうな優しい父親が裏の顔を持っている。それはすごく怖いですね。娘を彼女の好きなアーティストのライブに連れていくが、父親の行動は何だか変で…。
座席と場外を行ったり来たり、何だか落ち着かないねえと思っていたら、人突き落とすとか何やってんの!?って、だんだんそういう事か、とわかってくる…。
娘サレカさんはメチャかわいいですね。少しプロモーションのようにも思えましたが、実際のライブを見ているようで楽しかった。
ライブ会場が舞台で、今風で良かったです。
面白かったですが、意外性などがあまりなかったかなあ。あんまりうまくまとめられません。個人的には「ノック」とかの意味わからん方が好きかなあ...?
色々と粗は目立つが楽しんでしまった
娘とライブ会場に向かう父親が実は殺人鬼だった。これ、結構なネタバレレベルの話だけど、そんなの関係ない。それくらい序盤にその設定を明かす。この話のメインはそこじゃなくて、厳重な警備体制が敷かれているライブ会場からクーパー(父親)がどうやって逃げ出すかだから。そんな潔さが感じられてよい。
でも違和感が結構あったのも事実。単独ライブの会場で、すでに開演した後にあんなに通路に人が歩いてる?私の感覚ではクーパーが何回も座席から立って会場内をウロウロしていたらそれだけで怪しく見える。グッズ売り場やフード売り場だってライブの最中にあんなに並ぶかね。しかもグッズは後から補充が来るという。段取り悪すぎだろ。
シャマラン監督は音楽のライブを観たことがないのかと思うくらいの違和感だった。これが野球の試合を観ているスタジアムだったら納得できる。試合の時間も長いし、攻守の交代もあるから人がそれなりに動く。もしかしてアーティスト活動をしている娘を出演させるためにライブ会場にしているのかも?なんて邪推してしまう。警察の捜査も色々と解せない。殺人鬼ブッチャーがこのライブ会場に来るという根拠がちょっと薄い。しかもあれだけ動員するわりに捜査が適当だった。クーパーが追いつめられてもう終わりだ!と思っても、簡単にその危機をすり抜ける。危機を脱するシーンが適当だからクーパーが優秀というより、警察がダメだなーと感じてしまう。
なんて粗は結構目立つのだが、それなりに楽しんでしまった。ライブ会場の中だけで終わるのかと思っていたが、その先のシーンもそれなりに尺を取っていて、最後まで飽きさせない。シャマラン監督だから甘くしているわけではない(と思う)。緻密な組み立ての物語を期待しなければ楽しめるはずだ。
無理はあるけど
全217件中、101~120件目を表示