トラップのレビュー・感想・評価
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こえぇよ
思いもかけず時間があいたもののシビルウォーや八犬伝などのお目当ての映画の時間があわず、この映画なら見られそういうことで入った映画。
思った以上に面白かったです。最初にこれを見に行こうとしてもよかったくらい。
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サイコパスな犯罪者がやらかすという話なのですが、「スマートなシリアルキラー」とするには穴がありすぎ。
フレンドリーな笑顔で人をたらしていく姿と、小器用にワルいことをしていく姿と、サイコパスな一面をすべて描写したいのはわかるのですが、
フレンドリーさを前面に出すには行動に穴がありすぎて、あんな姿をいつでも出しているのであれば娘も家族も友人たちもさっさと離れていくでしょう。
ナチュラルにワルい事をしていく姿を描写するには、シンガーにあんなにあっさり出し抜かれてしまっていて有能感が見えません。
「結局、こいつは有能なの?無能なの?どっちなの?」が最後まで見えませんでした。
また舞台もあそこだけでは終わらないのね。予告からすると舞台はあの場所だけだと思っていましたが、そこから先がなんか無駄に蛇足になっていませんかね?
ただしサイコパスな姿だけは非常に素晴らしい演技です。
あの張り付いたような笑顔、怖い。
心が病んでしまって、自分では正当な怒りだと判断して他人に攻撃的になっている人のああいう笑顔を何度か見ました。怖いって。怖いって。
笑顔でビビったという意味では、名作「シャイニング」くらいの大成功だったと思います。
娘のプロモーションビデオ?
監督やりたい、女優やりたい、歌手やりたい、という娘達ありきで作られた映画なのかなあと。
娘にはベタ甘な父親クーパー、シンクロさせたのは自虐なの?
シャマラン作品の持ち味はサスペンスやホラーの中にある奇妙な笑いだと思うんだけど、今作はサスペンス要素がさっぱり。
設定も展開も不自然かつご都合主義で、大してハラハラしない中を変なギャグだけかまされる。
低迷期と言われる作品も割と好きな方だけど、今回はガッカリ...
ジョシュ・ハートネットの演技に免じて☆3。
268 おっさん!あんた背高いねんからウロウロすんなよ!見えへんやろ
2024年公開
シャラマン信者ですが
やはり本作も厳しいといえば厳しい。
いつまでもシックスセンスやアンブレイカブルを
追っかけたらアカンのは頭では理解しているんですがね。
こんなところにフォーカス当てる?てのは
A24の方が上になっちゃっいました。
まあA24は答えを出さないのでこれはこれで困るんですが。
オトンの行動は子供からしたら変過ぎるし
そもそもコンサートの間でこんだけ抜け出すことってあんの?
トイレとの闘いを常に持ち続けるワタシにはありがたいが。
やはりワタシの通常コンサートとの接し方が異なるので
サスペンス的にもテンションが上がらない。
それとコンサートに導くのがトラップということだが
そこのところ全く理解できないので今一つが加わる。
しかしカネかかってますわ。
ほんまもんのコンサートも開催している風で
しかもオリジナルの曲を作っているし
娘やから製作費の中で回収してるのか?
FBIの登場もさもありなん。
自分も現地にいるような錯覚は覚える。
そこから抜け出すと一転閉ざされた空間で物語は進行する。
最後は逮捕されるもののまさかオトンPART2はないよね。
殺人鬼の残忍な描写もないのでオトンの得体の知れない
怖さも伝わらない。まあそれをしてしまうと家族愛の
バランスが崩れるのでそこまではしなかったのか。
ということでシャラマンの神通力もなあ、ってところですが
次回作も楽しみにしています。
だって信者だもん。
70点
初鑑賞 2024年11月9日 イオンシネマ草津
パンフ購入 ¥900
配給 ワーナーブラザース
ヘイリー・ミルズ!!
シャマラン監督は『ヴィジット』あたりからなんだかまともな感覚になって来た。その要因は、彼自身の家庭生活が幸せなせいかなとは勝手な妄想…
本作の犯人を追い詰めるFBIの凄腕分析官は婆ちゃんである。姿を現すこと無く捜査の裏の裏を見抜いて行く知能犯を、執拗に追い詰めて行く。
その結果は映画館で見届けて頂きたい。
さて、エンドロールが回って凄腕分析官がヘイリー・ミルズと有る。えっ!?あのヘイリー・ミルズですか⁉️
♫レッツゲッツギャダーイェイェイエ〜の?
と言って直ぐに分かるのは、間違いなく団塊シニア世代😛
現在78歳。そういえば間もなく封切り(死語?)のカトリーヌ・ドヌーブ81歳の新作も控えている。
皆様お達者で何よりです〜
これが正しいサイコパスの姿?
今朝(2024/11/09)、映画館へ観に行きました。
5年ほど前まで、M・ナイト・シャマラン監督を“クソ映画クリエイター”などと揶揄していましたが、現在では心から反省しています。
シックスセンス、オールド、スプリット、ミスターガラス、ノックなどなど、怖くて面白い映画を数々輩出しており、自分の思い込みや決めつけマインドを激しく悔いております😅
本作は、105分の尺の多くをコンサート会場に費やしていますが、その後の展開もとてもスリリングで、手に汗を握って食い入るように観入ってしまいました。
コンサートの主役であるレディ・レイブンは、シャマラン監督の娘さんで、歌やダンスもさることながら、演技力もなかなかのもので、親に頼らず、彼女が自身研鑽を重ねた賜物であることを窺い知れました。
娘思いの主人公、パーカー役はジョシュ・ハートネット。彼の演技は神懸かっていました。一体どれくらい研究したのか、想像だけで戦慄します😱
コンサート会場の雰囲気、コンサートもリアリティがあり、安っぽさを感じさせません。
プロファイラーのおばあちゃんも、存在感や凄味があります✨
猟奇殺人の犯人である“ブッチャー”は、間違いなくコンサート会場に来ています。FBIと犯人の知恵比べ、犯人の狡猾さにゾクゾクします。
コンサート会場の音響、ダイナミズムは劇場ならではです‼️この機会に映画館でお楽しみ下さい☆怖いけど後悔はさせません⚠️😃
ライブ会場ではあたふたしたり、なんだかんだ詰めが甘かったりするクー...
ライブ会場ではあたふたしたり、なんだかんだ詰めが甘かったりするクーパー。
ライブ会場を出てからガツンと面白くなってくるけど、FBI側のキャラクターも薄ぼんやりしていてクーパー自身も冷静なのかおっちょこちょいなのかどっちつかずな印象を受けた。
なんだか方向性が定まらず、いまいち世界感にハマりきれなかった。
爽快感があり気持ちいい映画
爽快感があってダレる場面が何もなかった
ちゃんと殺人犯の狂気も表現されていて最後までドキドキとワクワクしながら見れるとてもいい映画でした。まさかの正義のヒーロも登場して見習わなければと自分のこと見つめ直した
トップ・アーチスト、レディ・レイヴン(サレカ・シャマラン)によるス...
トップ・アーチスト、レディ・レイヴン(サレカ・シャマラン)によるスタジアムライブ。
愛する娘ライリー(アリエル・ドノヒュー)のためにアリーナ席を確保した父クーパー(ジョシュ・ハートネット)。
3万人の観客が熱狂するスタジアムのそこかしこに警察官の姿が。
実は、巷を震撼させている連続殺人犯「ブッチャー」が、このライブ会場に来るという通報があり、捕獲のための「罠」が仕掛けられていたのだった・・・
というところからはじまる物語で、連続殺人鬼の正体は早々にわかる仕掛け。
彼が「罠」から逃げ出せるのか・・・というサスペンスが繰り広げられる。
面白いところは、「連続殺人犯」であっても窮地に陥り、逃げ出せるかどうかでハラハラできるのかどうかだが(ヒッチコックは『逃走迷路』でしくじったと自戒していた)、ハラハラできる仕組みを採っている。
「娘思いの父親」で、一見「いいひと」。
さらに「この罠には、この手で逃げる・・・」というのが徹底していて、いわゆる「ゲーム感覚」が満載なのだ。
で、コンサート会場での殺人、といえば、ヒッチコックの『知りすぎていた男』を思い出すわけだが、後半のびっくり展開で、よもやのピアノ弾くシーンが!
「ケ・セラ・セラ」を歌うんじゃあないかしらん、と思ったオールドファンも多いはず。
で、本当の「罠」が、どこに仕掛けられ、誰が仕掛けたたのかがわかるんだけど、そこは言わぬが花。
それにしても、ライブ開催中にもかかわらず、廊下に出ている観客多いなぁと思ったのだけど、これってもしかして、アリーナ及びスタンドには入れないがスタジアムに入ってモニターで観る、売店で限定グッズを買える、というチケットを売っているのかも。
いわば、競馬場へ行ってもレースはモニターでみて、馬券を買う・・・みたいな。
ま、そんなことは脇に置いておいても、結構、面白かったです。
最近の「どんでん返しのないシャマラン」も板についてきたねぇ。
1人のサイコキラー、逃げ場0
終始ハラハラする展開だが今ひとつ物足りない印象。
だがラストはとても良かった。
娘思いの良い父から冷酷なシリアルキラー、辛い過去を持つ孤独な男と印象が転々としていく。
同情の余地を与えておきながら、ラストに感じる救いようのなさには観ていて思わず安堵の笑みが溢れる。
最後の無邪気さで二面性を決定づける良いシーン。
ライリーのラッキーガールっぷり
鑑賞中に薄々気づいたが、めっちゃ濃い顔立ちのレディ・レイブンがシャマラン長女だったことが最大のトラップ。サレカと父シャマラン=娘ライリーに甘々な親ばか主人公という構図は、毎度の待ってました!なカメオ出演のシャマランの役柄(レディ・レイブンの叔父だか親戚だか)からも、けっこう意識的だと思われる。
今作はかなり大掛かりな作劇で、いつもの、んなアホな!な一発ネタと比べると差し込まれるサスペンスのアイデアはおもしろいのだが、話が進むとだんだん場当たり的になり納得感のなさが増していく。娘の友人ママやFBIの女性捜査官など母親の幻視に絡んだせっかくの設定はもう少し話に活かしてほしい気がしたし、クーパーの几帳面さも取ってつけた感はあるが、娘に気づかれまいとする会場でのあたふたぶりや、突然来訪したスーパースターに「何か食べていきます?」と妻が聞くとか、やはりいつもの「なんかちがう」な展開には爆笑した。
今作は歌って弾けて演技ができるサレカに☆プラス。次女イシャナは先に監督デビューして着実に芸能ファミリーの道を進むシャマラン家。娘はもう一人いるようなのでどんなデビューをするか次作同様に楽しみである(マジ)。
【”M・ナイト・シャマラン監督のトラップに嵌ったああああ。”突っ込み処満載の、隔靴掻痒感溢れるミステリー作品。シャマラン監督!カメオ出演していないでキチンとスト―リーを練るように!】
ー ご存じの通り、M・ナイト・シャマラン監督の作品には、波がある。今作は、どーも私にとっては小波だったようである。-
■消防士のクーパー(ジョシュ・ハートネット)は、溺愛する娘ライリー(アリエル・ドノヒュー)と、彼女が夢中になっている世界的歌手レディ・レイブン(サレカ・シャマラン)のライブ会場に行く。
クーパーは、普通に良い父なのだが、会場周辺の多くの警官などから異変を感じ取ったクーパーは、この会場が指名手配中の切り裂き魔”ブッチャー”を捕まえるために警察が仕組んだ罠だと疑っていく。
しかし、優しい父親にしか見えないクーパーこそが、その残忍な殺人鬼だった。
と言う事が、ナントフライヤ―に記載されているのである。マサカのフライヤーネタバレ!と思ったら、この作品のどんでん返しはそこではなかった・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・敢えて言うならば、ジョシュ・ハートネットが良い人の役が多いので、どーしても”ブッチャー”には見えない。
故に、そこはキャスティングの妙である。
・更に言えば、クーパーが警戒する多数の警官達を巻いて、ライブ会場を脱出する過程が、余りにも簡単に脱出してしまうところであろーか。
だが、レディ・レイブンのコンサート会場運営者のパスを使って、まんまとレディ・レイブンのリムジンで逃走するシーンなどは、ナカナカ宜しい。
■でね、何故にクーパーが愛する家庭を持ちながら、”ブッチャー”という別の顔を持ったのかという過程が描かれていないので、何とも隔靴掻痒感溢れてしまうのである。
会場で、屡々現れる母親と思しき老婆が、何か関係しているのかな。
・クーパーの奥さんが、夫の異常さを感じて警察に通報したという事なのであるが、その夫の異常さを感じるシーンが描かれていないので、再び書くが、隔靴掻痒感を感じてしまうのである。
だーが、家族にも正体がばれてからの、クーパーとクーパーのスマホを取ったレディ・レイブンとの扉越しの遣り取りや、クーパーの奥さんと牛刀をテーブルの上に置いたクーパーとのケーキを挟んだやり取りはナカナカでありました。
<ヤッパリ、M・ナイト・シャマラン監督作品の魅力は、その類稀なる設定と、予想を上回る作品展開だと思うのだよね。
今作は、そこがあまり無かったかなあ。
M・ナイト・シャマラン監督!カメオ出演していないで(今回は、出演時間が、長かったな。)キチンと、スト―リーを練るように❕(エラソーですいません・・。)
けどね、サレカ・シャマラン演じるレディ・レイブンのコンサートや、彼女が身体を張って、囚われていたスペンサーを逃がす姿は良かったな。
あの、簡単に手錠を開けて“ニヤリ”と笑うクーパーの姿には、続編を期待してよいのだろーか!どーですか!M・ナイト・シャマラン監督!>
TRAP(映画の記憶2024/10/28)
人間追い詰められると限界を超えるよね。パパ強すぎ。
サスペンスも視点変わるとヒューマン的な要素やホラー要素とか混ざってくる。
ストーリー的にも良いし、子供役の女の子も良い味出してたな。
(個人的評価6点/10点中)
面白いけど少し物足りない
クーパー目線で描かれており、かつ惨殺シーンなどないため、主人公を悪として認知しづらく猟奇殺人犯を応援してしまう、
(ジョシュがタイプってのもあるんだけど)
そうすると、2段階のトラップに引っかかったクーパーが哀れだし、殺人鬼としての見せ所がやや少ないように感じた。
まぁ、最後の感じからすると逃げ切りそうだけど
あとは、ジョシュハートネットの表情・演技が
シャイニングのジャックニコルソンを想起させる
不気味な笑顔がたまらないね
シャマラン大好きなので全部見てるけど
本作は当たりなほうなので、満足はしてる
なにも知らずに観に行ったほうが得。
実際に100%なにも知らずに観たから楽しめた。
1.監督が、なんとM.ナイト・シャマラン。先に知っとくと期待値が無駄に上がっていた。
2.監督と娘との親子愛が隠れテーマ。後で気づいてジワジワする。
3.娘の驚きの実力。七光りタレントではない。だから親馬鹿でも全然OK。
M・ナイト・シャラマンの外れ作品↘
M・ナイト・シャラマン監督は当たりと外れの振れ幅が極端な監督であるが、この作品は明らかに後者↘
何よりもサスペンス映画でありながら、犯人が誰か?を追う構成では無く、犯人は既に解っており、その犯人を追いつめる警察側の”視点(トラップ)”を掻い潜る様が描かれている。
本来であれば頭脳勝負でそのトラップを掻い潜るような緻密なものであれば取るに足りる物の、明らかに場当たり的な掻い潜りには興醒めする事しきり↘
M・ナイト・シャラマン監督ならではの意外性も感じられず、明らかにトラップ・ミス(笑)!!
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