誰よりもつよく抱きしめてのレビュー・感想・評価
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よく出来たストーリー
予告編を見て、面白そうと思い観に行きました。予告編で、三山凌輝と久保史緒里(乃木坂46)のW主演と見て、あれ?と思ったのは、私だけでしょうか?三山凌輝 くんには、BE:FIRSTの名前がないんですけど…。これ、本編のエンドロールでもそうだったんですよ。グループの名前を背負ってない?グループ名に頼りたくない?グループ名がないと誰だか分かってもらえない?いろいろ考えましたが、分かりません。
強迫性障害の彼氏との生活、大変だと思うけど、そもそも、何故、強迫性障害になったのかな?そこを描いてないので、彼女には同情できるんだけど、彼には同情し辛かったかな。多分、同じ病気の子を家に連れ込んでるから、余計に、同情できないんだな。病気だからって、何でも、許されると思うなよーと言いたかった。まあ、あの子は、下心があるから、彼女のいる人の家に、彼女のいない隙に上がり込んだんだろうけど、そんなの彼女が嫌がること分かるじゃない。彼が、良いって言ったって、女心の分からない男の言うこと間に受けたらダメだよ。もし、それで、上手くいったとしても、あなたは、同じことをされますよと言いたい。
グランメゾン・パリに続いて、2PMのメンバー、チャンソンが出演してましたが、安定の日本語でしたね。初めて会った人に、どうして、あんなに執着するのか分からなかったけど、最後にタネ明かし。なるほどー、上手くできてるわーと思いながら見てました。
"好きなだけ"では一緒にはいられない…
うーん
2025年劇場鑑賞46本目。
エンドロール後映像無し。
自分も潔癖症で、家に着いたら玄関で靴下を脱いで、手を洗い、外からのものは必ず除菌シートで拭くということをやっているので、自分より強迫観念が強い主人公を見て「メガネ除菌しないんだ」「薬剤師触った薬のシート除菌しないんだ」「彼女は除菌スプレーシュッシュでオッケーなんだ」と気になるところが多かったです。
自分は家の中の綺麗なテリトリーに除菌した状態で入ればオッケーなので、外で性行為とかも平気ですし、銭湯にも入れますが(家帰って風呂入り直しますが)、この主人公は彼女も含めて人間はばい菌だらけなので全く触れない、手袋してさえも触れないという、いや手袋してたらうんこだってさわれるだろ、と思うんですが、とにかくどうやっても彼女に触れないという設定です。仕事もそれで辞めており、社会生活に支障をきたしているレベルなのですが、その割に最後・・・という感じでなんかリサーチ不足だな、と思いました。潔癖症の前に潔癖症の異性が現れるのは展開として面白かったのですが、非潔癖症の前に非潔癖症の異性は別に現れなくてもいいんじゃないかなと思いました。まぁ対比だとは思うのですが。
場違い
先週末は恋愛映画三昧だった。
からのこの映画というわけではなく、
阿部寛はタイミングが合わなかったから何となく。
予告編は観たはずだが、余り記憶には残っていない。
結構人数はいるのにすべてお一人様、しかもほとんど女性。
いつもとはちょっと雰囲気の違う館内に最初から少々居心地の悪さを感じた。
そして、はじめにキャストの字幕・・・・はっ、察し・・・・・。
内容もじじいには合わなかったなぁ。
この主人公の男は一体何なのだろう。
空気を読まないことこの上なく、病気だからそうなのか、
それだから病気なのか、とにかく見ていてイライラする。
特に、同じ病気の女性との絡みはその極み。
病気だから仕方ないでは済まされまい。
恋人の女性が離れるのもやむなしとしか思えない。
それなのにこの女性も煮え切らず濡れ落ち葉のようにまとわりつく。
チャラすぎて怪しげな2PMが一番まともに見えてしまう。
どれだけ嘆息して吐息が漏れたことだろう。
終盤、2PMの絵本エピソードが明らかになって好転するかと思われたが、
結局そっちかい!という結末。
全くこれっぽっちもシンパシーを感じない。
飛べない鳥とやらの絵本も極めて退屈で、
全く心に染みずテイストグッドながら中身スカスカ。
原作があるんだね。
つまらないと逆に興味が湧くこともあるが、これはいいかな。
苦手でした
愛を知るまでは死ねない私なのだ‼️❓導いたのは私自身、今日も明日も生きて行こう‼️
なんだか、病気の彼のこと知り近づく韓国イケメンプレイボーイが鼻につく、本のこと後付けなんで、映画のマイナス要素、原作にあるのかな。でも主人公の彼と彼女、愛だな愛、運命的な愛、有名な俳優でないからこそリアルに感じる、すれ違い、惹かれ合う、それが心に響く。ただ、そんな病気あるのかな、綺麗好きの極みなら自分の排泄とか1番汚いのに矛盾しないかな、まあ、心の病なんてそんなものかもしれない。触れ合うことも出来ないのに、いつまでも愛せるなんて羨ましい、それが本当の愛なんだね、知らんけど自分は愛を知らんけど、韓国イケメンの彼みたいで嫌だな自分が。ただ、良い結末で安心して感動しました、主役の彼と彼女は良い演技でした、是非
素晴らしかった
時間が空いたので久しぶりに映画でもと思い、ミッドナイトスワンの監督との事で観る事にしました。映像の美しさもそうですが主演の男性が本当に素晴らしかった。冒頭のセリフの無い後ろ姿でも背中で物語っている。久しぶりにちゃんと俳優を全うしている方を見たと思いました。それからの演技力が凄まじく、大袈裟な表現が無いのに細かい所作で心に訴えてくる。久しぶりに映画で泣きました。新人俳優さんかな?この方はきっと日本を代表する俳優になると思います。沢山映画に出て欲しい。あの演技力を観るだけでも価値がある映画だと思いますし、ストーリーも優しく儚く自分の人生と照らし合わせても沢山考えさせられる秀逸な映画でした。良い出会いをありがとうございます。主演されていた三山さんが次出る映画は必ず観に行こうと思います。
ラストが気持ち悪すぎ
最後の15分まで、
とてもいい映画でした。
ラストも、
その前のヒロインの選択も
残念すぎて、
全く共感できませんでした。
というか、
見たのを激しく後悔しました…
人の気持ちは、
変わっていくもの…
ずっと待ってたってたって何?
気持ち悪いんですけど…
身体の距離、心の距離
強迫性障害を発症中の彼氏とイケメンライバルが彼女取合い争うが彼女の選択は…ってなるけれど結局最後まで楽しめる作品
潔癖症が病気になると大変だな
料理が上手い彼氏っていいな、でも洗剤で食品洗って欲しくないな
夢諦めて本屋で働いてる良い彼女風よね
別に献身的な訳でもない彼女、なんか変じゃない?
同じ病気の村山さんやってんなー
正直、内容は無いけど、それなりに面白い
ただ、最後は「なんでー?」ってなるし
ちょっと気持ち悪い笑
三山凌輝さんも久保史緒里さんも
結構NHKに出てる役者さんで演技は上手
チャンソンさんも普通に上手くて
歌もダンスも演技もできるって凄い
あと、CB400FOURのチョイスも良かった
追記
監督さんのインタビューに、電車と遮断器が良城と月菜の心の距離を表すのに丁度良かった的なのがあって、たまたまロケ地に坂と線路が多かったのが反映されてるのが面白いな。
下北沢じゃ遮断器がもうないから、絵本の本屋さんが鎌倉にあって良かった。
共感できる映画。
ネタバレ含みます。
本当に素晴らしい作品でしたね。
すごく考えさせられるし、共感できる作品でした。
久保史緒里さん、三山凌輝さん、チャンソンさんの3人の演技がとても素晴らしかった。
久保さんの演技は本当にアイドルの範疇を超えている。表情での演技が本当に素晴らしく、月ちゃんが感情を表に出すシーンも圧巻の演技だったと思いました。
三山さんの演技は特にオーナーが家に来た時の怯えてたシーン。パニックなってしまう感じとかとても上手く表現されていて素晴らしかった。
強迫性障害と潔癖症の方の生活がとてもリアルに表現されていて驚きました。
チャンソンさんは本当に日本語がうますぎて凄い。笑
3人とも本業アーティストやりながらこの演技ができるの素晴らしいです。
内田監督が舞台挨拶で「この作品に出てくる全員、別にいいやつじゃない」って言ってたのがすごく印象的なんですよね。確かにその通りだと思いました。
久保さんが言ってたみたいに、登場人物にみんな人間臭いところがあって共感できる。
良くんは月ちゃんと住んでるのに同じ強迫性障害の千春さんを家に入れちゃうのもそうだし、月ちゃんは良くんがいるのにジェホンさんに結局会ってしまう。
ジェホンさんがなぜここまで月ちゃんに執着したのかはずっと気になっていたけど最後で回収されて納得した。
とても素敵なきっかけでした。モジャの本良い話だ。欲しい。
このような登場人物の行動ってはっきり彼氏彼女いるのに別の男と女と過ごしてるのであんまり良くないことなのかもしれないけど、身近な人にでも言えない気持ちは人間誰にでもあると思うんです。
お互いの弱さ、寂しさを埋めるためには必要な事だったのかもしれません。2人はお互い別の拠り所が欲しかったのかも知れません。
だからそのような行動にも少しばかり共感できるし、感情移入ができる。
特に良くんと月ちゃんはお互い触れられないという難しい関係だからこそのすれ違いがあるから
すごく切なかった。
別れたまま終わってしまうのかなと少し不安でしたが雨の中良くんが月ちゃんの靴を拾うシーンからお互いが大きく変わる。
良くんはモジャの続きを書き上げ、強迫性障害を乗り越える。
月ちゃんはケニアに飛びボランティアを始め、髪を切った。
最後に夢の扉でお互い強くなった姿でが再会して抱きしめるラストシーンは本当に感動しました。
お互いが自分の弱い所を乗り越えて再会する人間の成長を描いた作品だと感じました。
2人が成長できたのは数年経っても月ちゃんと良くんはお互いのことを想っていたからだと思います。
BE:FIRSTさんの主題歌、「誰よりも」も本当に映画に合ってました。この曲も含めて映画ですね。
良い曲すぎてエンドロールめっちゃ泣いたなぁ、
本当に素敵な作品に出会わせてくれてありがとうございました。
イラっと
ヒロインが、若い人の「こんなに尽くしたのに報われない」「報われたくて尽くしているわけじゃない自分への嫌悪感」「醜い嫉妬」などのドロドロした感情を上手く演じていたのはよかったけど、この子乃木坂のアイドルみたいだから、こんな役でイメージ大丈夫なのか?と心配になって集中できず。
韓国人イケメンシェフ、イ・ジェホンがただのヤリチンキャラにしか見えずに、イライラ集中できず。
と、物語にノレないまま、主人公の「強迫性障害による潔癖症」からの脱却過程が描かれないままラストに繋がるのもあって、ストレスを抱えて終了。
『ミッドナイトスワン』の中の、イラっとした部分を煮詰めたような印象でした。
後悔のない人生を
技術面では構図が良くて見ていて気持ち良かった。
絵本を題材に本当の幸せとはについて考えさせられる映画。
意外性がある結末
しっかり伏線回収もある。
潔癖症で抱きしめて貰うどころか、手を繋ぐこともできない彼とこれからも一緒にいたいか?迷う月ちゃんは仕事先で出会ったイケメンと比べてしまう。
潔癖症の彼も近い境遇の女性と出会い仲良くなってしまう。
4人の3つの関係がドロドロした展開発展してしまう。
月ちゃんが可哀想すぎる。結果ハッピーエンドだから救いはあるが、
イケメンが韓国人なのだが、文化の違いなのか、積極的すぎて少しイライラした。積極的な理由がしっかりとあって良いなと思った。
時間制限があるから仕方ないところであるが、潔癖症の彼が潔癖症になってしまった経緯を描いてほしかった。
鍋料理も別!
久保史緒里
誠実で丁寧な物語
予告から、切ないラブストーリーを期待して、公開2日目に鑑賞してきました。客入りは思ったほど芳しくはなかったですが、誠実に作られた素敵な作品でした。
ストーリーは、学生時代からの恋人同士で同棲している、絵本作家の水島良城と書店員の桐本月菜は、良城の抱える強迫性障害による潔癖症のために触れ合うことさえできずにいても互いに理解し合って穏やかに生活していたが、月菜の前に恋を知らない韓国人青年・ジェホン、良城の前には同じ症状に悩む女性・村山千春が現れ、二人の生活に変化が訪れるというもの。
冒頭から強迫性障害をもつ良城の生きづらさとともに、彼に寄り添う月菜の献身的な姿が描かれます。知識としては知っていた強迫性障害ですが、こうして映像で見せられると、何気ない日常の一コマですら心を擦り減らしていることがリアルに伝わってきます。ここに24時間寄り添い続ける月菜の姿にとてつもない愛を感じます。互いの気持ちをいたわりながら、温かな生活を営む二人を心から応援したくなります。
それでも、多少の我慢や無理を重ねてきたことで、わずかばかりのストレスがたまっていたであろうことは想像できます。ジェホンや千春の登場が引き金となって、ためこんでいた思いがつい出てしまったのも無理からぬことだと思います。それでも、言っていることは間違ってはないのだけれど、正解でもなかったように思います。時と場と選ぶ言葉さえ違っていたら…と思わなくもないです。そんなすれ違いから関係がギクシャクしていく様子に胸が苦しくなります。それぞれの思いに共感し、さらにモジャの物語に重ねながら進む二人の物語に強く惹きつけられます。
ただ、後半は月菜の心がジェホンに揺れ動くように見えてしまい、やや残念です。良城にとっての千春は、悩みを共有できる単なる同志のような存在で、(もちろん良城の無神経な言動はアウトですが)そこに恋愛感情はなかったと思います。月菜が勝手に嫉妬心を抱いていただけでしょう。でも、月菜のほうは違います。良城の悩みを理解してあげられないという思いと、自身の思いが良城に届かず、満たされていないという思いがあったのでしょう。そのため、表面的には否定していても、心のどこかでジェホンに何かを求めてしまったのだと思います。
そんな月菜の心情も十分に理解できるし、共感もできるのですが、これにより、後半はよくある三角関係のような構図になってしまったのは残念です。月菜がジェホンに傾きすぎるのは、ちょっとノイズに感じます。また、いつの間にか良城が立ち直ったのも、ちょっとモヤっとします。見方を変えれば、距離をおくことで共依存のような関係を脱し、それぞれが自分の力で生きる道を手に入れたとも見えます。でも、できれば、最後の最後まで強迫性障害に立ち向かい、それを乗り越える二人の姿で描き切ってほしかったかなとも思います。
主演は三山凌輝くんと久保史緒里さんで、二人ともアイドルとは思えないほど自然な演技ですばらしかったです。脇を固めるのは、ファン・チャンソンさん、穂志もえかさん、永田凜さん、北村有起哉さん、酒向芳さんら。
単なるアイドル映画かと思いきや全く違いました
強迫性障害を抱える水島良城(三山凌輝)と、彼と同棲する恋人・桐本月菜(久保史緒里)とのラブストーリーでした。本作には、韓国のアイドルグループ2PMのファン・チャンソンが、月菜に恋するイ・ジェホン役で登場。日韓のアイドルが共演する“キラキラ映画”と捉えることもできますが、内容的には中々見ごたえがあり、さすが内田英治監督作品といった印象でした。
強迫性障害が原因で極度の潔癖症となった良城は、同棲相手である月菜にすら触れることができないという設定。この障害をどう克服していくのかが、物語の軸となっています。最初は「自分は病気ではない」と言い張り、治療を拒んでいた良城ですが、月菜のために通院を決意。しかし、その病院で同じ病に苦しむ村山千春(穂志もえか)と出会い、意気投合することで、物語は一気に動き出します。この展開が非常に面白く、作品としての魅力を高めていました。
一方で、良城にとっての千春と同様の存在として描かれた韓国人シェフ・イ・ジェホン(ファン・チャンソン)と月菜の関係については、やや違和感を覚えました。終盤でジェホンが月菜にこだわった理由が明かされるものの、物語の順番で見るとその展開があまりに強引で、やや首をかしげる部分も。外国人ならではのアプローチと言われれば納得できなくもないですが、それにしても唐突感が否めませんでした。これが原作小説に忠実な展開なのか、映画独自の解釈なのかは分かりませんが、もし映画独自の要素であれば、もう少し工夫の余地があったのではないかと感じました。
それでも、本筋である良城と月菜の関係を描いたシーンは非常に印象的でした。特に、終盤の雨の中、良城が月菜の靴を水たまりから拾い上げる場面は強く心に残る名シーン。また、その後良城が千春の家を訪れ、自らの運命を嘆くシーンも、涙を誘うものとなっていました。
最終的にハッピーエンドを迎えたところは、個人的にご愛敬だなあと思いましたが、全体を通して見れば見応えのあるラブストーリーだったと思います。
そんな訳で、本作の評価は★3.8とします。
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