「躍動感あふれる正源司陽子の存在感に一目惚れ」ゼンブ・オブ・トーキョー ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
躍動感あふれる正源司陽子の存在感に一目惚れ
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日向坂のファンではないのですが、今年の9月にライブで宮崎へ来て
5万人近い集客力だったんですね。
どんなアイドルやねん!と思い、鑑賞しました。
修学旅行で東京を訪れる設定で、主人公の池園(正源司陽子)が
トーキョーを全部楽しむプランを立て、班員メンバーと一緒に行動するのが導入ですが、
ランチタイムからバラバラになり、お!マルチバース展開?(本人たちも言っていましたが)とか期待したら、班員それぞれにやりたいことがあって、それぞれの物語がマルチに進行
していく、そしてそれぞれの物語が少しずつ重なっていき、最後には収斂されていくという
何ともうまいつくりあがりでした。
それぞれのキャラ設定もおもしろいし、今のこの世代の子たちを象徴しているようで
私みたいなおっさんが観ても元気をもらえるというか、彼女たちの瑞々しさに
自分の中の毒気が浄化されていくような気持ちになりました(笑)
特に刺さったのは主役池園を演じた正源司陽子と
ラストエピソードを飾ったアイドル志望の智紗を演じた渡辺莉奈が秀逸の存在感で
惚れしまうやろ!というくらい魅力的なふたりでした。いやぁファンになりましたね。
というわけで、全然期待していなかったですが、実に面白い、
そして元気をもらった作品でした。
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