劇場公開日 2007年2月3日

「中国戦記物は、個人的に「あり」かもしれません。」墨攻 よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0中国戦記物は、個人的に「あり」かもしれません。

2020年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

紀元前、中国戦国時代の物語。大国趙に攻められた小国梁が、墨者に助けを求めて戦う物語。

日中韓合作の戦記物です。
セットも大掛かりで、合戦シーンは流石の迫力です。
また、農民の悲哀もしっかりと映しているのも好感ですね。

残念なのは、キャラがブレていること。「国王の息子」そして「将軍」。彼らの墨者に対する感情が定まっておらず(或は描写が不十分)なので、戸惑いを感じ、ストーリーの粗を感じてしまいます。
また、クライマックスにも粗さを感じます。「迫力」や「感動」を訴求して、設定を雑に扱った感が強く、残念に思いました。

私的評価は、ギリギリ標準点ってところでしょうか。中盤迄はもう少し高い評価が期待出来ていたので、少し残念です。

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よし