TODOKU YO-NA

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TODOKU YO-NA

解説

フィンランド発のレジャースポーツ「モルック」を楽しむ2人の女性を描いた青春モルックムービー。

「モルック」と呼ばれる木の棒を投げて木製のピン「スキットル」を倒し、その得点を競う、フィンランド発のレジャースポーツ「モルック」。人気のない草原広場でひとり黙々とモルックを続ける女性・葉道(よみち)は、ある日、広場にひょっこりと現れた奈子にモルックを教えることに。簡単そうに見えて意外と難しいモルックに苦戦しつつも、次第にはまっていく奈子。やがて奈子は「と・ど・く・よ・う・な・き・が・す・る」というおまじないを唱えながらモルックを投げるようになるが、そうすると不思議と投げたモルックがスキットルに当たるようになり……。

日本では、お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲也が世界大会の日本代表に選出されたことをきっかけに知られるようになったモルック。本作には一般社団法人日本モルック協会が全面協力している。監督は、「寝てるときだけ、あいしてる。」などのインディーズ映画や、バンド「サニーデイ・サービス」のミュージックビデオも手がける川原康臣。同監督が手がけたサニーデイ・サービスの「セツナ」のミュージックビデオでも共演した、廣田朋菜と大河原恵が主演。サニーデイ・サービスの曽我部恵一が音楽を担当。

2024年製作/58分/日本
配給:MayFly
劇場公開日:2024年9月14日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
原案
川原康臣
録音
川原康臣
脚本
上原三由樹
制作
上原三由樹
撮影
岡太地
照明
岡太地
スタイリスト
藪野麻矢
ヘアメイク
今村麻里子
カラーグレーディング
岡太地
サウンドデザイン
今村左悶
編集
川原康臣
岡太地
音楽
曽我部恵一
助監督
三輪航大
宣材デザイン
村端賢志
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フォトギャラリー

映画レビュー

2.5と・ど・く・よ・う・な・き・が・す・る!

2024年9月28日
PCから投稿

音楽が曽我部恵一と聞いて、シネマロサへ。演じる二人も、サニーデイのMV『セツナ』に出てる二人。
モルックという、フィンランド発祥の遊び。いや、スポーツ?どっちだか分かんないけど、やってる本人は真剣。おや?毎日昼間っから河川敷でモルックやってて大丈夫?って心配もするけど。そこに現れるもう一人の女子も、たぶん仕事が嫌で、営業行ってきます、って出てきたままの姿っぽい。二人の関係がぎこちないのか、そもそも演技がぎこちないのか、その塩梅が微妙で、かつ絶妙。その空気に寄り添う曽我部恵一の歌がほんわかしてて抜群によかった。届くような気がするのは、木柱(なんていう?)がピンに、ではなくて、オカッパの子の気持ちがツンデレの子の気持ちに届くような気がして、届いて、心が通じ合うってことだなあ。いやいや、もういい大人の女子二人が昼間っからほんわかしてちゃいけないだろ。と、思いつつも、まあいいかって笑って二人の横を通り過ぎていく気分。MV以上、映画以下。曽我部恵一好きにはオススメ。CDも買う。いい感じ。

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栗太郎