劇場版モノノ怪 第二章 火鼠のレビュー・感想・評価
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妙な動きのせいで本作の魅力が失われてます
前作「劇場版モノノ怪 唐傘」のレビューでも触れましたが、やはり本作もキャラクターデザインとビジュアル全体を牽引した橋本敬史さんの降板が悔やまれる中身となっておりました。
上質のアニメーションである事は動きからも理解できるのですが、モブキャラに近い女中の他愛ない会話まで口を動かす必要があったのでしょうか。
とにかく無駄な動きが多く、TVシリーズにあった「静」と「動」が殆ど感じられない中身になってしまったのは残念でなりませんでした。
動きの少ない描写から激しく立ち回る薬屋へと移行する時の緩急が本作の魅力でもあるだけに、気を配って貰いたかったです。
背景や襖の絵ですら会話に利用していたTVシリーズとまでは言わないものの瑣末な会話など「無駄な口の動き」で本作の「静」を台無しにして欲しくはなかったというのが正直な感想です。
とはいえ、本作の要でもあるモノノ怪を斬るために必要な「形、真、理」の描き方は前作よりも遥かに改善されておりました。
なにゆえモノノ怪が現世に顕現しようとするのかが見えてくる真(事の有様)と理(心の有様)が、登場人物たちの物語にきちんと絡んでいる点は大いに楽しめました。
ちゃんと機能していたと思われます。
次回作でひとまず完結らしいのですが、薬屋の魅力を存分に発揮した作品になる事を心から願うばかりです。
独特世界観の絵としっかりとした時代背景のストーリ
シンプルで一層物悲しい
エンドロールまで眼福
3回見たよ 次も楽しみ
今日、3回目を見ました。
許せない、許せない、その理由が悲しすぎた。
次がラストの蛇神。
最後の綱はスサノオノミコト様でしょうか。
ならば蛇はヤマタノオロチかしら。
次ですべての謎が明らかに出来るのかも含めて、とても楽しみです。
コレぞモノノ怪ですよ!!
"ややインパクトに欠けたかな…”な映画
初めてテレビで観たときのような新鮮さというかドキドキ感があまり感じられなかった…気がした。画は相変わらずキレイなんですが。男子禁制の大奥にずかずか侵入していくのは、やや興醒めな設定かも知れません。もっと燃えるような情念というものをしっかりと描いていただきたいです。
後半の加速
分かりやすく、面白かった!
作画は奇麗、内容は不親切
作画は前衛的でとても綺麗でしたが、ストーリーに関しては説明が極端に少なく観客に対して不親切です。まあ今回は始めての鑑賞だったので、展開が読めない面白さや、奇麗な絵に惹かれて最後まで観れましたが、第三章も同じような感じだと飽きてしまうかも知れません。
劇場版は劇場で
うたかたの異世界を愉しむ娯楽映画として、とても良かったです。週末の夕べのレイトショー@¥1,500にぴったり。
前作はNETFLIX配信で見ましたが、我が家の最大画面TVでも色彩が飽和して更にストーリーの枝葉別れや思わせぶり?も次々溢れて、画も話も難解に感じてしまった‥ まぁある意味ある程度制作の狙い通りかも知れないが。
しかし今回は劇場の大画面と音響に没入したお陰と更にストーリーや物語の動機(理?)や進行が前作よりも分かりやすく設定されているようで、安心して和紙質極彩色絢爛スペクタクルを観客席から見極めることができました。
シナプスや謎掛けが不足と感じる向きもいらっしゃりそうですが、私は2千円と2時間使って怖い思いだけしたり全く訳が分からなかったり、重すぎる現実や哲学や深いすぎる主張を受け止めたりあまりしたくないクチなので、楽しくカタルシスを得られた本作は満足です。次も見たい。
今から3作目に((o(´∀`)o))ワクワク
ノイタミナ感あってよかった
気づけば火鼠を応援。
TVアニメシリーズが大好きで、映画1作目の『唐傘』に続き鑑賞。
前作の内容はおぼろげだったが、大まかな設定と登場人物を覚えていれば問題ないように感じた。
映像美と小気味よい演出はそのままに、ストーリーライン自体は前作よりわかりやすくなっていたのではないだろうか。TVアニメ版の『座敷童子』の物語を思い起こさせる内容でもあった。いつの間にか火鼠を応援していた。
映像が綺麗すぎるんだよなあと毎回思う、この映像を細部まで見たいがた...
映画化の良さが出てます
劇場版三部作の第二章
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