「動く動く、動きすぎ」劇場版モノノ怪 第二章 火鼠 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
動く動く、動きすぎ
良いところ
丁寧な心理描写で少しずつ真相が明らかになる過程が無理がない
よく動くし、一切破綻しない
声優がしっかりと合ってる
?なところ
動きすぎて何やってるかわからん戦闘
TVシリーズは観た、第一章は日程合わんで観れてない。そういう人間からしても、話の筋はちゃんと分かるし、キャラクターも四人くらいわかれば話は取れる。いや、7人かな。それはそれとして、雰囲気は独特だが魅力的だし絵面はとにかく目に派手な感じがTVシリーズ同様で画面の情報がとにかく多い。それが目障りじゃなく派手という感じで面白い。
最後のピースは割と明確にわかるように描かれてるが、そこまで自責に駆られるくらいならもっと早くに何らかの行動すべきだったな。お家や政治など感情だけじゃ割り切れないのはわかるが、それでも結局のところ無用に死んだキャラを増やしただけのようなあたりと最後怪異を斬ったところで、誰も浮かばれない虚しさ。一応大奥の改革はできたようだけど、底に至るまでに見えないところで数多くの被害が出てたんだろうな、というところは最後まで気になってた。
話の奥深さは置いといて、単純に楽しめる画面と動きはもっと多くの人に観られてほしい作品ではある。とにかくこの章からでも観たほうがいいし、観てるとおそらく第三章もみたくなるだけの力が入った作品だった。
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