「全てのシーンがアート」劇場版モノノ怪 第二章 火鼠 K2さんの映画レビュー(感想・評価)
全てのシーンがアート
独特の映像表現。もはや発明な気がします
TV作品、前作劇場版など予備知識ゼロで、ポスターのビジュアルに惹かれて鑑賞しました
全体が色鮮やかで、CG画像多用のせいか、背景とキャラクターの区別や遠近感などが惑わされるため、かなりbusyな画面構成ではありますが、74分という短めの作品なので大丈夫でした
全ての瞬間をアート鑑賞のように楽しめました
人によっては視聴自体が苦手かもしれませんね
(最近のゲームをあまりやらない人が、3D-CGゲームに馴染めないような感じに近い?)
設定やストーリーはさほど複雑ではないんですが、話はなかなか進まない感じで少しもどかしい印象もありますが、時代設定(江戸時代?ですよね)の話なので、むしろ時代劇や歌舞伎のような"様式美"を描く制作意図を感じました
クライマックスは仏教美術や世界感を色濃く反映している印象があり、単純に絵として美しいです
アイナ・ジ・エンドさんの主題歌もエネルギッシュでよかった
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