「藤鼠色の業火と妖艶な薬売りの狂宴」劇場版モノノ怪 第二章 火鼠 月子さんの映画レビュー(感想・評価)
藤鼠色の業火と妖艶な薬売りの狂宴
第一章を鑑賞済みだった事で第二章はキャラクターや話のテンポが受け取りやすく感情移入ができ涙する場面もありました。
家の為と大奥に身を売った女性たちの嫉妬や憎悪と悲しみなどが過去と現在で入り混じり怨念の形となった妖“火鼠”が切なくも美しかった。
アニメと言う枠を超えて体感する密度の濃い作画で絵巻物表現が唯一無二、劇伴も相変わらずロックで体に刺さる勢いだった。TVシリーズの「化け猫」や「座敷童」を彷彿とさせる今作、冷静かつ大胆な薬売りの術の応酬とバトルがやはり見物でした。
ところで天子様役の入野自由さん、台詞を喋ったシーンがどこなのかまた見逃してしまった。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。