「キャラに愛着が出てきた」劇場版モノノ怪 第二章 火鼠 アボカドかゆうまさんの映画レビュー(感想・評価)
キャラに愛着が出てきた
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権力者の、立場の弱いものへの圧力と、弱いものからの忖度がおこることにより最悪の展開になってしまった事件が今回の物語の核だった。
その昔、父の忖度に屈してしまい自分の子どもを堕胎させてしまった大奥の女性が火鼠の正体なのだが、自分を責めて焼き尽くすさまと、大奥で生まれる子どもを無意識に(?)守ろうとするさまが切ない。前回からいるキャラの過去のエピソードや成長を見ることが出来て愛着が出てきた(ボタンさんと坂下さんが良い)。天子や水光院などの権力サイドの意図は謎のまま。天子のお手付きになる条件に血統は関係がなく、家族は出世できるけど、身分の低いものが生む子どもは火種扱いされるという考えがかなり歪に感じたので、次回はそれが何かわかるのだろうか。
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