ベイビーガールのレビュー・感想・評価
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ニコール・キッドマンまだまだ現役
ニコール・キッドマン今年で58歳!!
魅力たっぷり、まだまだ現役ですね~。
権力を持った女性がペーペーの若い男性にひれ伏してしまう。
それだけ聞けば気分爽快、行け行けーと男性を応援したくなりそうですが
映画を観ていったらいやいやニコールが可愛そう。
ちょっとの気の迷いが取り返しがつかないことにまで・・・
この若い男性の策略にまんまとかかってしまったような。
やっぱり家族のことをよく考えて行動しなければなりませんね。
快感?恐怖だけどな。。
刺激的すぎる
倒錯をもっと描いてほしかった
会社のトップである女性が、インターンの犬にされる話。
というか、それを自分から望むわけなんだけど。
感想を見ると、主人公の気持ちがあまり理解できない、と評価は低めだった。
んー、権力を持ち、指示・命令をして他者をコントロールしていると、逆に他者にコントロールして欲しくなるという性的倒錯は、セックスの時に赤ちゃん言葉になるおっさんがいるくらいだから、あり得るのかなと自然に受け止めてしまった。
むしろ、いわば若い男との不倫が、主人公の社会的破滅に繋がらず、なんかいい感じに終わったことのほうが癪だった。
なんだか「性的なことも要求しあいましょうね」みたいな、教育映画になってしまった感はある。
性的なことに、実はその人の本性みたいなのが出ると思うので、そのへんをもっとガッと、もっと言えば男性側の倒錯も描いてほしかった。
ただ、ニコール・キッドマンはほんまにきれいだった。
知らんけど…
いまさらどうなの…
この手の作品って、昔よくあった気がするなぁ。
割れなべにとじぶた的な発端からの主導権争、服従、調教といった展開で、昔は平気で本屋に並んでいたSM小説のライトプレイ系の内容だが、エロシーンが控えめに描かれることで、やっとAVとは一線を隔することができた作品。
性の深淵を描くというコンセプトがあるのだろうけど、一般の男性客は、そのあたりはどうでもよい。難しいことはいらない。若い女優の裸をみたいのである。
70年代80年代の映画にはサービスシーンというものがよくあって、必要もないのに、若い女優が裸になったりしていたけど、さすがに現代では、そういうところはなかった。でも、御年57歳では、さすがにキツイと思ってしまう。
世界的には評判がいいようで、賞なのどもとっているようだけど、そのあたりの評価のことはどうも理解できない。
大抵は、破滅して終わりのパターンになるところが、丸くおさまってしまうという、終盤での登場人物たちの大人の振る舞いが、ヨシとされ、危ういバランスのなかでの人生劇として人間がよく描かれているとかなんとかと理屈がついて評価にいたったのか、または、なんらかの忖度があったのだろう。
どうでもいいけど。
個人的に合わず
元々Noマークだった作品。上映中一覧でポスターに惹かれたのと、映画垢のフォロワーさんたちが観たいって言ってて興味を持ったので観に行きました。
まさかのA24。信用度高い。
A24のイントロロゴから聞こえて来る音質がすぎる。
さすがA24。音響が本当に素晴らしい。選曲された楽曲も素敵だし、心情を煽るような音響も最高だった。
大女優の嬌声が爆音で聞かれるなんて許される事なのか…って思ってた矢先、美ボディを魅せられた。
ニコールキッドマンっていくつだっけと思い鑑賞後調べたら御年57歳…まじで?と驚愕した。
CEO役ということもあり、着ている服がかっこよかった。青のドレスは色白くて高身長ですらっとしたニコールキッドマンに似合ってて個人的に好きでした💙
ストーリーは面白いかと聞かれると面白くはない。
ロニーの思いに1ミリも共感できないまま、濡れ場を観てるのでなんだこれという感覚に。
それこそFifty ShadesシリーズやニンフォマニアックみたいなSMや欲を描いた作品だったので個人的にささらず。
幸せな家庭築いておきながら、夫に愛され大切にされながら何しとんねん!!!ってこちらが嫉妬しました(ゑ)
というかどうしてサミュエルがロニーの欲望を気付き暴けたのかが私の脳には理解できず、そこが気になって気になってしかたなかった。
セリフだけでは理解し難い。探るようなこともなかったように見えた。
それとも男性の嗅覚なのか…笑
どうしたいのかと聞かれて分かってるくせに自分を認めたくないのかなかなか言えないロニーには早く言えよって思ってしまった。
というかちゃんと話し合えよって何度思ったことやら。
そして支配されたいという欲望があるという設定のはずなのに、それは行為前だけで行為が始まると普通の行為でなんだコレってなった。Fifty Shadesの方がしっかりSMだったぞ。
というかスリラージャンルなのに1ミリも感じなかった。
多分私こういう映画向いてないwwwwww
クラブのシーンはとても視覚効果と音響がリアルでその場にいるかのようになったのがとても好きでした。音響とこのシーンだけで映画館で観る価値はアリ。
イザベル役のエスター・マクレガーがとにかくお顔が美しくて好きでした🥰
危険で刺激的なパワーゲーム
地位も名誉も手に入れた大企業の美しきCEOが、年下のインターンとの出会いによって快楽に溺れていく危険で刺激的なエロチックエンタメ。予測不能で先の読めないパワーゲームにグイグイ引き込まれた。そして何と言っても主演を演じたニコール・キッドマンの体を張った演技が素晴らしく見惚れました。
2025-72
ベイビーガール
⭐︎3.3 / 5.0
期待値が高くて残念
夫婦関係のインターンシップ
まず恋愛ではないですね。ロミーは途中から我を忘れてしまいますが、恋愛感情とは到底違う。
支配と服従のゲームとして見るとやや食い足りない。女性解放の語り口ではない。
まあ個人の嗜好をスキャンダラスな装いで見せた作品という感じでしょうか。
唯一良かったのは、最後の方に出てきた昭和を体現するようなおっさんにビシッとNOを突きつけたところ。
ロミーを演じるニコール・キッドマンは女優魂を見せて頑張ってました。ポドックス注射はセルフパロディなのでしょうか?凄いな。
サミュエルは高身長でイケメンなのは間違いないのですが、爽やか系というのではなく、また策士という感じでもない。ちょっと垢抜けない若造風にも見えますが、かと言ってガツガツもしていない得体の知れないキャラでした。演じたハリス・ディキンソンが上手いということですね。
あと少年みたいな娘イザベル役の子 ユアン・マクレガーの娘ですよね。「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」でティルダ・スウィントンの若い頃を演じてた時も思ったんですが、目の輝き✨が違うんですよ(DNAなのかな?)。この子伸びます!
「逃げたな…」としか思えないラスト
興味のある作品が集中した先週、候補の一つであった本作『ベイビーガール』ですが米国映画レビューサイトの評価が思いのほか低く、一旦は劇場鑑賞候補から外すことを決定。ところが先日鑑賞した『終わりの鳥』が良かったこともあり、やはりA24作品は観ておこうかと思い直して1週遅れで鑑賞です。
第81回ベネチア国際映画祭で最優秀女優賞に輝いたニコール・キッドマン。残念ながらアカデミー賞ではノミネートされませんでしたが、授賞式で司会のコナン・オブライエンが話題にしたことも印象に残り、彼女の演技に大変期待を寄せていました。で、実際に観て思ったのは巧さをとうに超えて、最早凄みすら感じる正に怪演。解説にある「脚本構想段階から当て書き」に強く納得するロミー役は、挑戦的なシーンも多々ある中、要所要所に考えつくされた演技に不自然さは一切なく、彼女以外には考えられない仕上がりで高い評価がうなずけます。そしてハリス・ディキンソン他、彼女を取り巻く役者たちもそれぞれ印象に残る演技で、全般において「俳優たちの演技は素晴らしく」て非の打ち所がありません。
ところが、、、残念なことにストーリーは凡庸で退屈。設定や台詞に現代(いま)っぽいアレンジはされていますが、その環境や立場に対する現実性の希薄さが目に余り、残念ながら結局はポルノにしか見えません。勿論、フィクションにとって言えば必ずしも「リアリティー」が評価そのものを下げる要素とは言えないと思います。「映画的な嘘」はストーリーが面白ければ大して気になりませんし、それをもとにこの作品へケチを付けているわけではありません。そもそもジャンルには「エロティックスリラー」とありますが、シチュエーションこそ変えて見せても、基本的には同じ力学における繰り返し構造。そのため、先に進むほどスリルを感じるどころか、むしろ飽きてしまって終盤は最早「オチ」に期待するしかなくなってしまいます。ところが、残念なことに「逃げたな…」としか思えないラストは、どちらにも肩入れしない姿勢がむしろ欺瞞とすら感じてしまいます。劇中の世界観では無視されたリスクマネジメントですが、何なら作品に対して批判を受けないようにするためのリスクマネジメントに必死で、114分の上映時間は観終わって疲労感しか残りません。
啓蒙と言うには悪質さが目立って程遠いですし、かと言ってエンタメとしては潔さが感じられずに中途半端。何なら役者たちの演技力の高さが、反転して悪目立ちに見えてしまいかねない危なっかしさすら懸念される出来で、とても残念な一作でした。とほほ。
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