「007がカッコ悪かった」クィア QUEER りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
007がカッコ悪かった
1950年代のメキシコシティで、酒、タバコ、薬で日々を過ごしていたアメリカ人駐在員ウィリアム・リーは、美しい青年ユージーン・アラートンと出会い、ひと目惚れした。リーはユージーンを求め、彼も応えていたが、彼を求めるほどリーの孤独は深くなっていった。やがてリーはユージーンと一緒に人生を変える体験をしようと、彼を南米の旅に誘い、テレパシーを得られると噂のヤヘを求め・・・さてどうなる、という話。
ゲイで良いんじゃないかと思って観ていたが、クィアなのはユージーンがバイだからかな。
自分を保てないほど一途にユージーンを求めるリーのカッコ悪さが印象に残った。演じてたのが007のダニエル・クレイグだから余計に落ちぶれ薬物中毒になったゲイの熟年男、という感じは出てた。
南米へ旅行に行ってからはそこそこ面白かったが、それまでは好きでもないゲイの絡みが多くて冗長で面白くなかった。
ユージーン役のドリュー・スターキーはスタイル抜群でイケメンでカッコよかった。ダニエル・グレイグが身長低く顔が大きくスタイル悪いのと対象的だった。
南米のジャングルで研究していたドクターのオバさんは良かった。
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