「ルカ・グァダニーノ×ダニエル・クレイグの魅力全開」クィア QUEER ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
ルカ・グァダニーノ×ダニエル・クレイグの魅力全開
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ダニエル・クレイグ演じるウィルアム・リーがクィアであり、
イケメンの若者ユージーンに恋焦がれ、その一挙手一投足が実に面白い。
ユージーンにアプローチするリーがニコニコニヤニヤしすぎていて
もはや笑えるが、うれしい気持ちはいやというほど観客に伝わるのだ。
後半ジャングルを探検する感じになり、
ややホラー描写とかありつつファンタジー化していくのは、
ルカ・グァダニーノらしいかなと思った。
リーの冒険目的は「テレパシー」能力を身につけて、
言葉にせずとも心と心でコミュニケーションがとれるようになることだが、
ユージーンの気持ちがハッキリわかるところはせつないし、悲しい。
こういう能力って必要ないよなと思うし、リーも思ったに違いない。
ラストもファンタジーに感じた。
リーはユージーンを殺したのか、それともファンタジーか、
実はユージーンはジャングルで亡くなったのではないか?とか
いろいろ妄想した。
老いたリーの回想であり妄想込みかもなぁとも。
それにしても、ダニエル・クレイグはカッコいいなとつくづく思う。
ダニエルの面白くもせつない演技を観るだけでも価値あり。
但し、ルカ・グァダニーノ節なので、好みは分かれると思う。
劇伴はすごくよかった👍
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