まだゆめをみていたい

配信開始日:2024年7月26日

解説・あらすじ

動画配信サービスの「Hulu」が次世代の映像クリエイターの発掘・育成を目指して立ち上げた「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」の第2回でグランプリを受賞した、瀬名亮の初長編監督作品。応募当時18歳の現役女子大生だった瀬名監督が、グランプリの副賞として与えられた「Huluオリジナル新作の監督権」によって手がけ、漫画家という夢を追う女子大生の主人公を描いたハートフルファンタジー。

漫画家志望の女子大生・前田夢子は、大手出版社の漫画雑誌で入賞を果たす。それをきっかけに、ヒットメーカーの編集者・新睦月に見てもらいながら、まずは読み切りの掲載を目指すことになる。しかし、早々に生みの苦しみに直面し、思うように実力を発揮できない夢子。読み切りの掲載にも至らず、描きたいものが思うように描けない日々が続くなか、ある晩、描いている漫画が夢として現れ……。

主人公の夢子を「PERFECT DAYS」の中野有紗が演じるほか、「映画 マイホームヒーロー」「六人の嘘つきな大学生」など話題作への出演が続く西垣匠、「月の満ち欠け」の菊池日菜子、「アイスクリームフィーバー」の南琴奈、中国などアジア圏でも広く人気の古川雄輝、実写映画での演技初挑戦となる人気声優の榎木淳弥、「愛がなんだ」「街の上で」の映画監督・今泉力哉ら、多彩なキャストが共演。Huluで2024年7月26日から配信。

2024年製作/89分/日本
配信:Hulu
配信開始日:2024年7月26日

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映画レビュー

4.5女の子同士の会話が特に良い!

2025年7月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他、VOD

幸せ

癒される

カワイイ

この監督の「はじめてのよあそび」(Hulu U35)がすごく良かったので、こちらも視聴。女の子同士の会話や、女の子の心理が「ああ!女子ってこういうところあるよね!」の核心をついてくるところが本当に面白い。主人公夢子と親友芹香との、近づいたり、離れたり、嫉妬したり、無遠慮だったり、すぐ許したり、すぐ許して貰えると思っていたり。気まずくなったはずなのに、すぐ体をくっつけて話をしたりするところは、人によっては「なんで?さっきまで仲が悪くなかった?」って思うかもしれないけれど、それこそが、すごくリアルで共感できる。ライバル一樹との関係や会話も、観てるこっちがにこにこしてしまう。芹香が一樹の前で鍵を開けるところの、優越感出す感じも良いシーンだった。
キャストはみなさんとても良かったけれど、一樹を演じた南琴奈さんは特にすごく魅力的だった。あと、一樹が描いた漫画原稿は、少しづつしか映らないけれど、すごく上手かったので一樹の才能に説得力が出ていた。前野朋哉さんはさすがとしか言いようが無い。前野朋哉さんが居なかったら、もしかしたらどこか物足りなかったかもしれない。
瀬名監督にはいつか、女の子同士のバディもの、思い切って刑事物とか探偵物とかも撮って欲しい。予算が取れるようになったら、女性たち主役の脱出物とかも。とにかく、この監督が描く「女の子の会話」をもっと観たい。

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じん