草原の英雄ジャロロフ 東京への道のレビュー・感想・評価
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みんな見るべき!
2021年コロナ禍でウズベキスタンに行ってきました。ジャロロフの事を知らないで行ったのが悔やまれる。この映画を早く見たかった。そしたら現地の人とジャロロフのことで話が盛り上がったのに…。最初から迫力があるオープニングで壮大な感じ!サマルカンドみたいな景色は出てこないけど、ウズベキスタンらしい家が出てきたり、家族愛があり、日本のヤクザまで出てきちゃうそんな映画!ウズベキスタンの人も見てほしいな〜。80%はウズベク語だし
演技はちょっと陳腐に感じてしまった 音楽とかカメラワーク?とか、作...
演技はちょっと陳腐に感じてしまった
音楽とかカメラワーク?とか、作りの部分も、
日本で言うなら、巨人の星の時代のように感じた
(あくまでもイメージです)
日本との合作なので、ちょっとその辺が理解できなかった
でも、ウズベキスタンを垣間見ることができたのは良かった
ムスリムの人生観とスポーツの融合
単純なスポ根ものではなくところどころにムスリムらしい人生観と家族を大切にする文化が感じ取られで切り口として面白い。商業主義的なスポーツではなく困難を乗り越えたさきにある栄光と父との約束に真摯に向き合う主人公の人間性描写が味わい深かった。世界遺産で知られるウズベキスタンの、ブルーモスクとはまた違った雄大な田舎の風景も珍しいので一見の価値あり。
日本では報じられなかった東京2020
東京オリンピック2020の金メダリスト、ウズベキスタンのボクシング選手の映画。
強い選手が勝つ
けど、ただ強いだけでは勝てない
スポーツ界、ボクシング界の裏が分かり、
あまり日本ではなじみのない、ウズベキスタンのことがよく分かる映画。
うまく言えないが奥が深い、もう一度観たいと思っています。
2、3回見た方が味がある映画と思います
ジャロロフ選手って、まったく知らなかったのですが知り合いからお勧めもあり、映画館で鑑賞しました。
ストーリー的には、父の言葉を胸に挫折、失恋、妨害などを経て金メダルを取得するって話で、ところどころで、実際の映像が使われていると思われるシーンがあり、ボクシングの試合などはリアルな感じでした。
ストーリー以外にも、ウズベキスタンの風景は綺麗で絵になりますね。
日本の描写も外国映画にありがちな、いつの時代の日本なの?みたいなこともなく、交換が持てました。
この辺は、日本・ウズベキスタン合作という事で、しっかり日本側からプロデュースされてるのかな?と思いました。
ウズベキスタンの方なのかな?俳優さんも馴染みがない方ばかりで、ストーリーの時間軸が行ったり来たりするところがあるので、ちょっと話が掴みづらい部分があったので、★4としました。
2回、3回と見ると、もっと味の出る映画な気がします。
久々に見たやばい映画、控えめに言って2024年度No1、マニアが最後に見ておくべき映画。
実は、最近ウズベキスタンに旅をしていたことからふとしたきっかけで見ることになったこの映画だけれど、控えめに言ってかなりキてるなぁと、物語中盤、いや、最初の2-3割位の時点で感じる映画だった。
主人公ジャロロフの出身であるブハラと到着地である東京の2舞台だけではなく決勝戦で当たる相手、現NABFヘビー級ジュニア王座のリチャード・トーレス(イケメン)の出身であるアメリカ、そして地政学的にも関わりの深いモンゴルとロシア(NetflixのVivantみた人なら分かるはず)という、シルクロードの中継地たるウズベキスタンならではのスケール感を感じられる点も脳の回転速度を要求するが、更に私の想定を覆すポイントとして、ポスターや予告編だけ見た人にロッキーのようなスポーツ映画を想像させておきながら、内容は圧倒的にホームドラマであるところ。マイケルジャクソンならぬ姚明ならぬ、スポーツドリームを見せられると思っていた右脳をハンマーで叩き割られた気分になる。
そして、劇中において次々と金に翻弄されている登場人物達。暗躍する悪役だけでなく、無二の親友も兄弟と言える仲間達もが圧倒的な速さで次々に懐柔されて言うあたりはまさに必見と言わざるを得ない、欲望丸出し100%中の100%。ハッピーエンドは映画の中だけで、現実ってこういうもんだよね、というリアルを突きつけられすぎて映画の6割くらい見たところで残った左脳が悲鳴を上げ始める。あまりに揺さぶられ続ける脳への衝撃にもうこれはノックダウンか、と思ったところに間髪あけずに主人公の父親が良いシーンを入れる「敗者とは倒れてしまった物ではない、最後まで映画を直視できなかったものだ」とモーガンフリーマンが出てきたのかと思った、癒される。
あまり書きすぎると見る楽しみが薄れてしまうのでこれくらいにするが、映画本編とは別に面白かった画角として、アメリカ、日本、ロシア、モンゴル、という関連国家を、各国のハブとして遠くから見ているウズベキスタンという国がそれぞれの国にどのようなイメージを持っていて、どのような感情を抱いているのか、そしてそれはどのような行動に繋がっていくのか、という面が割とリアルにシミュレートされていたように感じる。おそらくこれは本編と関係がなかったが為に純粋な一面が出てきていたのではないかなと思う。
そういえば、私がウズベキスタンにいた時、現地と東京の二つの場所で育ったウズベキスタン人の友人から、「ウズベクには二つの顔がある。ガイドブックに載っているような場所や外国人が住んでいるような場所で見せる顔と、現地の者以外の人間の前では決して表には出てこない裏の顔だ。それは江戸時代の日本人で言う”羽織の裏側”のような意味合いがある。」という話を聞いたことがある。
今回の映画では、その”裏側”が、少しだけ顔をのぞかせたような気がした。
最後に一つだけ、苦言を弄するが
主人公の名前はバホディル・ジャロロフなのだが、バホディルと呼ばれたりジャロロフと呼ばれたりするのがとても紛らわしい。生まれた頃から青年期、そしてリングに立つ時で見た目も変わり、かつ実写版のジャロロフも混ざってくるのである程度集中して鑑賞しないと脳髄が破壊されるので、覚悟しておいて欲しい。
意外と想像よりも好きな感じ
なかなかうまくいかない、自分の適正にあったものが見つからない、
自己流で勝てない、お金がない、などの辛さに負けずに
勝利を掴み取るストーリーだったので
思ったよりも面白かった。
成功者は最初からスターだったわけじゃないっていうのがわかるから
見た人が自分に立ち返ったら希望が持てるんじゃないかな。
ボクシングだけでなく恋愛、家族愛、裏切り、策略…と盛りだくさん
オリンピック二連覇を飾ったジャロロフ選手の半生を描いた作品ということで、スーパースターを明るく描いた作品と想像していましたが、さまざまな苦労や挫折や事情が絡み合って、やっと手にした勝利なのだという深いところまでが描かれていました。
注目すべきは、ボクシングの勝ち負けだけではなく、さまざまな国のカルチャーや思想を盛り込んでいるところ。
あまり詳細に書くとネタバレになってしまうのでボカしますが、日本ではあまりこういうことはないだろうなという恋愛模様があったり、嘘かまことかわからない裏取引の部分が同時多発的に色々な場所で行われていると感じさせるシチュエーションの豊かさや、時系列を前後して飽きさせない見せ方も、普段見慣れない国の編集作品として新鮮に感じました。
ラストシーンは、「えっ物足りない、まだ見たい…」と思わせる作りで、これは狙いなのか、狙いだとしたらまんまと術中にハマっています。笑
一緒に見に行った仲間でその後に飲みに行き、作中に出てきたシーンを真似して写真を撮るなど見た後まで楽しませてもらいました。
在日ウズベキスタン人必見
2m6cmの巨躯を持て余すことなくオリンピック2連覇をを果たしたジャロロフ選手。快進撃の連続だと思いきや波乱万丈、山あり谷ありの連続で困難を乗り越えて夢にたどりつく様はウズベキスタンの若者にモチベーションを与える作品になっている。ウズベキスタンの若者にこそ観てほしい。ウズベキスタンの田舎の原風景が雄大で映像が美しい。
おやぶんさん
東京五輪2020ボクシングスーパーヘビー級金メダリストのバホディル・ジャロロフの話。
半生とはなっているし子供の頃の話しもあるにはあるけれど、2016リオ五輪の準々決勝での敗退から、東京で金を獲るまでの話しですね。
というか昔の話しいらねんじゃね?
ちなみに2024パリ五輪でも金メダル獲ってますけど。
なんだかウズベクの国というかチームのギクシャク感とか、ドロドロとした陰謀みたいなものを織り交ぜ混ぜていて、なんならそれがメインみたいな感じだけれど、これって本当?登場人物の機微とかはみせるつもりありますか?
しかもあんた誰?とか何したいの?状態の登場人物が結構いるし、話しがチグハグというか切り貼りした様な感じというか、流れが悪いし演出も残念過ぎ。
内容云々はさておいても、映画作品としてまともに出来上がっているとはいえない感じ。
55~60点ぐらい。うーん…
東京オリンピック2020のボクシングで金を獲得したウズベキスタンのバホディル・ジャロロフの半生を、日本・ウズベキスタン合作で映画化との事ですが、
編集などの技術的に少し問題を感じたのと、
演技もイマイチな方はイマイチ…
個人的に1番の問題は、脚本的に時間軸が変に行ったり来たりで分かりずらい、
いま観ているのは現在の事なのか過去の事なのか混乱して熱中できなかった。
ブツ切りじゃないけどブツ切りっぽい終わり方も、マイナスポイント。
なんか、こぢんまり綺麗(褒めてない)で、良さよりアラを感じた作品でした。
日本パートは、おもに最後の方で、寺とか歌舞伎とかヤクザとかステレオタイプっぽいけど、ヘンテコ日本じゃない。
ウズベキスタンを観れたのは良かった。
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