「憎めないながらのワースト感!?」エストニアの聖なるカンフーマスター 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
憎めないながらのワースト感!?
冒頭からロジャー・コーマンばりのB級感全開の雰囲気で大音量のブラック・サバスにカンフー三人衆が暴れマクるヘンテコな爽快感、あの三人はパッと見モーターヘッドみいにも!?爆音で鳴り響くロックンロールとカンフーで突き進む高いテンションが維持されない修道院から地味に物語が微妙な笑いを含みながらダルい展開へと、後は好き嫌いの問題かと、でも嫌いでは無い、けど面白くは無い、けど楽しくはある。。。
監督の前作『ノベンバー』は陰鬱で暗い雰囲気を醸しながらも微妙にコミカルだったり、本作は明るさ満開でジャンル映画のLookでありながら一筋縄では行かない問題作とは大袈裟にも、修道院とカンフー関係無くなってるし、ポップカルチャーが禁止された国と時代に焦点が当てられないし、でもイリネイは何も間違っていない、登場人物の中でイリネイには共感出来た。
"日野浩志郎"この名前だけは覚えておこう。
えー、そんなー。リンチ監督はとにかく「初めて」の出会いが「マルホランド」で、なんというか、すばらしい!も変な言葉で、こういうのが好きだー!も合ってるけれど微妙、でも嬉しいー!も変だし・・・。とにかく生きている間にリンチ監督の映画だ、に会えて幸せです
ありがとうございます!私はまだ恥ずかしいほどの初心者です。でもいろんな解釈の可能性の広さ、(細かいことが好きな人間にとっては)ウキウキするような色んなことがたくさんあって、時間軸のグルグル、そして悲しさ苦しさ全部。マルホランドは素晴らしい映画、出会って嬉しかったです。生きててよかった
リンチ監督映画関連コメントにありがとうございます!何も知らなくて(バカです)リンチ監督の映画(まだ3作しか見てません)に萌えてます。ありがとうございます!