「ブラック・サバスというよりはチープ·トリック。」エストニアの聖なるカンフーマスター カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
ブラック・サバスというよりはチープ·トリック。
ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!のような感じかなと、新宿武蔵野館へ。
ピアノ線で吊られて針葉樹林の上を飛んで行く黒い革ジャンの男たち。長髪のカツラをかぶったなんちゃってアジア系の3人の男が中国ロシア国境の警備隊を素手とヌンチャクだけで全滅させるところから始まる。
ひとりだけ生き残った下っ端の警備隊員のラファエル。ブラック・サバスのファンで、母親と二人暮らしの自動車整備士。変てこな男。酒場で女をめぐってボコられて、カンフーマスターが経営する男だらけの修道院に弟子入り。
燃えよドラゴンを観たのは中2、ブラック・サバスのアルバム、血まみれの安息日を聴いたのは中3だったから懐かしかったけど········😅
マリア様???がハチミツの涙を流すキセキをラファエルが起こす。
修道院長役が山谷初男に似ていた。
主役の男は常田富士男とムロツヨシを合体させたような芸風。
ライバル関係となる若い修道士はイケメン。酒瓶回収の彼女は石田えりっぽくってよかった。
ドタバタだからかなのか?キリスト教の教えがよくわからないせいなのか?さえよくわからないほど、よくわからない映画だった。
エストニア関係あるの?
ラブ&ピースってことでいいんでしょうか?それともまだまだ修行が足りないのでしょうか?謙虚さが足りないのでしょうか?
エンドロールを見ながら、これ新作映画?
もしや55年ぶりのリバイバル上映か?と思いましたわ。
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ひろちゃんのカレシさんのコメント
2024年10月8日
こんにちは。
私も「????」でしたが,エストニア人や(不真面目な)キリスト教徒にとっては「○○あるある」で笑えるような楽屋落ちが仕込まれているのだと,無理やり納得しました。