KYロック!のレビュー・感想・評価
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広島で作られた加藤雅也さんの映画
4月に舞台挨拶付きで鑑賞。(投稿は7月)そのときは前田多美監督と共同主演のミカカさんが名古屋までいらっしゃいました。広島は私にとってはあまり縁のない土地、一方主演の加藤雅也さんは同年代という事で珍しい組み合わせ(失礼)興味がありました。
物語としては今風に言うと、陰キャの陽キャへの反乱というところでしょうか。陽キャの人って何でも自分の思い通りに他人が動いてくれるという思い込みがあるようです。還暦ぐらいになると修正はなかなか困難になって来ると思います。(偏見)ただ、加藤雅也さん扮する孝祐はそのあたり上手く修正して、(今風に言うとアップデートして)最後は40年前の友情が戻ったので良かったと思いました。
ラスト1周
VO.孝祐とGt.豊と仲間たちによるアマチュアロックコピーバンド、KYブラザーズの解散危機の話。
孝祐の還暦B.D.ライブを控えて練習していたスタジオで、やりたい曲を孝祐が口にした途端、豊が、お前とはもうやらんと言い出し帰ってしまい巻き起こっていくストーリー。
陽気なおっちゃん孝祐と、ちょっと偏屈なおっちゃん豊の音楽性のすれ違いだけの話しかと思いきや、ガキの頃からの友人である2人ならではの関係性だったり、豊なりの考えだったりもみえてきて、言いたいことはわかるかな…と。まあ面倒くさいけどw
とりあえず、拗らせたオッサンたちの今更青春ストーリーということで。
劇中でのミカカの熱唱も良かったけれど、エンディングのROLLYカバーのたどり着いたらいつも雨降りが一番燃えたw
ROLLYのギターやミカカの歌が聴ける
2023年4月に60歳となった加藤雅也の還暦を記念し前田多美監督が脚本を書き、撮った作品。
60 歳に近づいてた孝祐は、勤めていた会社を早期退職し、ロックバンド・KY ブラザーズの活動に本腰を入れようとした。しかし、孝祐の唯一無二の友で、メンバーの豊がバンド脱退すると言い、KYブラザーズのライブの日に合わせたように豊も別の場所で個人ライブを計画した。孝祐と豊の友情に亀裂が入り、・・・てな話。
広島先行上映の初日で前田監督、ミカカ、久保モリソン、など4人の舞台挨拶の回を鑑賞した、
撮影の裏話も聞けたし、サントリー提供の缶ビールも貰ったし、楽しい時間だった。
加藤雅也演じた孝祐とミカカ演じた豊の離れたり付いたりの友情物語がメインなんだけど、ミカカはさすがの歌声だった。
大塚寧々がいい味出してたし、ROLLYのギターも聴けたし、オール広島ロケなので知ってる場所のオンパレードにも感激。前田多美監督、変わらず可愛かった。
映画観終わって、ロケ地巡りしようと思い、まず、一回閉店になったけど再開したというラーメン吾郎に寄って帰った。
広島風の豚骨醤油のスープに細麺で美味かった。
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