ロングレッグスのレビュー・感想・評価
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脚本が弱いかなー
「2024年ホラー第一位」と言われたら、そりゃ観に行きますわ。
で、感想はというと、たいして怖くないW
まあ作品自体は悪くないと思います。
ニコラス・ケイジの怪演が光ってるし、
マイカ・モンローの緊張感もビシビシ伝わってくる。
でもなー、病的な母親が出てきた時に、
大体わかっちゃったんだよなーW
もうちょい、意外性のあるラストだとよかったなー。
『羊たちの沈黙』を観ていたと思ったら
『羊たちの沈黙』を観ていたと思ったらいつの間にかアリ・アスター作品の世界に続くトンネルをくぐっていた
そんな気持ちになったのは私だけじゃないと思うのだけど、どうかね?
ある事件をきっかけにFBIは新人捜査官リーが超能力めいた第六感を持っていることに気がつく
そこからロングレッグス事件という長期未解決事件の担当になるリー
このロングレッグス事件
母娘を殺害した後に父親も自殺するという一見
無理心中にしか思えない事件なのだが、そこには同じサイン入りの暗号文が残されているのだった
現在のリーとロングレッグス、そして少女に近づく過去のロングレッグスの光景が非常に魅力的なビジュアルで描かれていく
特に映画のファーストカットを担う過去の映像が良いんだなぁ。この映像の質感で一気に引き込まれた人も多いことだろう
サイコサスペンスを匂わせて進むが、ジャンル分けをするなら明らかにホラー寄り
とある理由から続編の姿が私には想像できないのだが、一作だけでもこのロングレッグスという
キャラクターは新しいホラー映画のアイコンになること間違いなしだと思う
不安感を煽るカメラワーク
『ロングレッグス』は、ただのホラー映画ではありません。その構造は複雑で、観客に謎を考察させる余地を与えています。悪魔崇拝や超常現象といったオカルト的テーマは、主人公の狂気と絡み合い、観客を深い恐怖に陥れます。この映画は、恐怖だけでなく、人間の暗部や未知の力への恐れといった普遍的なテーマにも挑んでいます。
こんな殺人鬼、キモいなあ。どんな殺人鬼もいやだけどね。
中途半端
ホラーに振るのかクライムサスペンスに振るのか、もうちょっと早い段階ではっきりさせた方がよかったかなー
ホラーオカルト展開に入るのが中盤くらいだったから、以降の展開が駆け足であまりホラーエピソードを掘り下げられなかった印象
良かったシーンや展開もあったので、尺があればもうちょっとそれらのシーンを膨らませられたんじゃないかと残念に思います
でもまあ、各レビューで酷評されてるほど酷い出来ではなく、いろいろ描き足りなかったオカルトホラーと考えれば、そんなに悪くはなかったかなぁという感想です。
羊たちの沈黙やセブンのようなテイストは序盤だけなので、そっちを期待すると早々に腰砕けになります。
方々で言われているニコラス・ケイジの無駄遣いですが、彼も制作に名前を連ねているので、自分で言いだした悪ノリとかじゃないかなという気もします。
高いギャラ払って、原型がわからないほどのメイクを施してまで起用する意味がないので…
激怖で超楽しい!!
ニコラス・ケイジの出てる映画っていうとね、いつからか色眼鏡で見るようになってしまっているわけですが。
B級一歩手前というか、超大作でもなく、そんなに深みのある作品でもなく、でもそこそこ楽しく見れる、そんなちょうどいい作品が見たい時だけ見るみたいな。
勢い、選択肢としては一番上に来ることはあんまりなくて、見逃しても全然気にならない、そんな風になってしまってるわけです。
しかし!
これはほんとに見逃さないで良かった!
ていうかもっと早く見ればよかった。
めちゃ尖ってるし、メチャクチャ面白いです。
まあニコラス・ケイジっぽくはないんだけども、かといって彼でなくてもいいとかそんなことはなくて、彼の実力がいかんなく発揮された、文字通り怪演といっていい素晴らしい出来栄えでした。
無論、映画自体も素晴らしいです。
とにかく禍々しくて。
それが素晴らしい。
構図とか、照明とかがいいのかな?
あまり専門的なことはわかりませんが、最初から最後まで、画面から不穏な邪悪さが漂いまくっています。
それでいてどこか美しいのです。
実写映画なんだから、この世界のどこかに実在する景色、実在する部屋の中とかを撮ってるわけですが、それが照明や、画面の色調やらで、ここまで不穏なものとして映し出されるのが不思議です。
どうやったらこんな風に撮れるんですかね?
センスと腕前次第でここまでのものになるんですね。
映画の醍醐味ってまさにこれなんじゃないでしょうか。
音の演出も巧みだし、この禍々しさを映画館の大画面、大音響で浴びないのはもったいないと思います。
ニコラス・ケイジ主演と聞いて、あーニコラス・ケイジかー、と冒頭の自分のような若干消極的な印象持ってしまう人がいるなら(笑)、一旦それは忘れて、シンプルに上質な怖い映画見にいくつもりで劇場に足を運んでもらいたいものだと思います。
主演は実は若いFBI女性捜査官なんですけど、彼女もとても良かった。
見たことない女優さんだけど、表情の少ないミステリアスな雰囲気の似合う、それでいて十分に華のある、魅力的な人でした。
その他のキャラクターも皆適材適所という感じで、かつ中途半端でないレベルの高いキャストが配置されていて、見応えがありました。
ほんとに真面目な話、描きたい世界が描けてるという点では、満点といってもよいのでは?
隙のない、良質な映画だと思います。
すごく怖くて、面白いです。
ジョーカー + IT ÷ 3
普通につまらなかった。予告映像は面白そうだっただけに残念。
つまらなすぎて終始眠かった。大きい音出しても、急に誰か死のうが・・眠い。
ニコラスのキャラクターがジョーカーのような、ITのような、でも、ビジュアルのみ ÷ 3以下の薄さ。
ストーリーを語れるほど見れていないが、多少なりとも自称映画好きなんだが、まるで興味ない。ミステリーとしてもこちらが推理どうこうでなかったし、うん。なかった事にしよう。
何かが噛み合わない不安が恐怖へと変わる映画
まず率直な感想が「そっちだったのか」
これは私があらすじを見た段階で勝手にシリアルキラー物のホラー映画だと思い込んだ為に起きた衝撃。
本当に勝手にドラマの「クリミナルマインド」の様なFBI捜査官のプロファイリングが絡むストーリーなのだと思い込んでいた為に序盤から「もしかして何か違う…?」と言う疑問が頭の片隅にこびり付いていた。
ではこの映画は期待外れだったのかと言われればそれは違う。
導入部分から不安を掻き立てるカメラワークや、居心地の悪さを感じさせる音響。
サブリミナルのように挟み込まれる映像も不穏な空気を作り出していく。
「何かが噛み合わない不安」
捜査は進んでいるのに、容疑者は拘束したのに何かがおかしい。何も掴めていない気がする。
ロングレッグスが取り調べの最中に自殺してから、物語は坂道を転がるように加速していく。
主人公リーの母親であるルースが「ここには誰もこない、親戚も悪い狼も」と口にしていたが、そこから察するにこの親子は何かしらの訳があって二人で暮らしているのだろう。
ホラー映画においては「親子愛」と言った物が軸として存在している事が多い。
そしてそれは母親から子供へ対しての愛情が多く見られる。
彼女達は愛する子供の為に自ら犠牲になり、身を傷付け、そして悪魔に魂を売る事すら躊躇わない。
「あなたを生かす為なら何でもやる、何度でもやる」と言うルース。血塗れの彼女はまるでマリア像のような美しさと神々しさすらあった。
悪魔は歓迎されないところには決して出向かないと言うキリスト教の言い伝えがあるが、その歓迎の証として人形を受け入れる事なのだろう。
個人的にはいきなりあんな人形をもらったら泣く気がするが、ルースを招き入れ箱を受け取った時点で悪魔に魅入られているのだろうか。
本作で印象に残ったセリフの一つに「生きる事を許されたから大人になれた」と言う物がある。
私達も皆それぞれ、誰かに生きる事を許されているのかも知れない。
誰かを犠牲にしながら。
余談だが「ロングレッグス」と言うのは犯人の殺害方法から取ったニックネームに違いない!と思っていた。
足の関節を外して伸ばした状態で見付かった…的な。
タイトルなし(ネタバレ)
二十年以上続く一家皆殺し事件を追うことになった、FBIの新人女性捜査官リー・ハーカー(マイカ・モンロー)。
彼女は妙に勘が冴え、他の事件では犯人の居場所を特定した。
が、その事件では、それが裏目に出て、相棒を犯人に殺されてしまう。
今回追う未解決事件は、一家の誰かが家族を皆殺しにしているのは明かなのだが、現場に「ロングレッグス」の名の下に暗号が常に残されていることから、連続事件に位置付けられているのだった・・・
といった物語。
全編不穏な雰囲気漂う描写は悪くないが、怖いかと問われると「むむむ」という感じ。
スタンダード画面とシネスコ画面を切り替えて、時制的に混乱もなく論理的に進むが、主人公の過去の因縁や最終的にそっちの方向へ行っちゃうのね、という欧米の宗教的怖さは、やはりいまひとつピンとこない。
黒沢清『CURE』やアガサ・クリスティ『カーテン』のようなタイプに犯人は設定されているが、最後の黒幕はやはり・・・
タイトルロールの「ロングレッグス」は、いわゆる使徒的な存在。
さらに「愛」を利用されて、邪悪なことに手を染める・・・というこのあたりの設定、かなり興味深い
が、「階下の男(ザ・マン・ダウンステア)」がやはりピンと来ない。
人形に仕込まれた丸い珠、意味はわかるが、仕組みがわからん・・・といったあたりも、「ホラーにもロジカルな謎解きが必要」な『リング』以降のホラーに慣れた目には腑に落ちない(つまり、日本の観客には受けが悪い)と思われます。
ロングレッグスを演じるニコラス・ケイジ、出番は少ないながらも怪演。
十分に怖かったし、上質でセンスフル
PG12だからね!
宣伝の謳い文句で煽りすぎていた為なのか?評判があまり良くないが、PG12な事を考えたら、これくらいな、上出来なのでは無いだろうか?
家族で見られるレベルとしてはかなり怖いと思う。ゴア描写もあまり見せすぎずに想像力を掻き立てるような撮影。
家族でみられるようになのか?それとも興行の為なのか?いずれにせよPG12
になるようにうまく調整してる。
オチがわかると怖くなくなったりはホラー映画のあるあるだが、それを最大限ひっぱって冒頭から終盤まで不穏な空気が漂い飽きさせない!
確かに若干の既視感?なんとなく見た事あるような感覚?はあるが
それなりに楽しめた💦
とにかくニコケイが楽しそうに演技してたので、それが見れて嬉しい。今後もニコケイの活躍に期待(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク
ホラー映画を見終わる明け方に
最近じわじわとオカルト映画が公開されてて、自分的には嬉しいです。
自分はもうじいさんと呼ばれる歳になりつつありますが、若い頃の洋画はホラー全盛でして。
同年代の方はよくご存知ですよね。
エクソシストやオーメンはもちろん、ルシオフルチ先生のビヨンドとかね
ちょっと後だとエンジェルハートとかね
サタン味の映画は多かったです。
この手の映画は劇場で観てもそれなりに楽しいのですが、なんと言っても一番の醍醐味は夜中の雑なテレビ放映にありました。
12時近くから始まって、やる気ないローカルスポンサーのCMを挟みつつ、深夜2時くらいに終わります。雑にカットされててエンドロールも観れません。いきなり終わって天気予報になって、放送終了してました。砂の嵐ですね。
あ〜なんでこんなの観ちゃったんだろ明日もバイトなのにって、後悔しながらもまた観ちゃう。
今も動画配信で似たようなものですが
自分で選択できないことと、テレビ局の編集で元々低いクオリティがさらにひどくなったものを見せられて、そして強制的に放送は終わるんです。
もう口直しになにか観ようと思っても遅いんです。
あの虚無感…好きですね笑
そしてこの映画は、まさに深夜放送に相応しいサタン味です。パートごとにCMも入れれるし、時計じかけのオレンジライクな音楽も
夜中にテレビで味わうのにぴったり。
エンドロールのTレックスもめっちゃ良いのにカットされちゃいますよね…
なによりいまいちやる気ない主人公のお姉さん、深夜映画向きで好きですね〜
遊びを取り込むニコラス先生はさすがです
劇場で観てしまったことは少し悲しくなりましたが、映画のテイストとしては大好物なやつでした。
デートで使ったりしないで、家で明け方に観ましょうね。
低評価だからといって観ないのはいけない
海外では大ヒット。日本では全然バズらず.
あぁ…これあんまり面白くないやつだ.
正直期待 : 0 😒
そんな自分が前情報なしに見に行ったら…
うっっっわ、すご!!🤩😱😨
何より"音"と"ニコラス"。
大音量で迫力があり、映像も特殊で飽きない。
で、ニコラスケイジの演技力。
あのニコラスだぞ!もう別人。
ニコラスってずっと分かってたのにずっと怖い。
なぜ日本ではこの評価なのかはよく分からない。
そしてもう一つ、"音"と時々映る"蛇"。
あれで最初から最後まで不気味さを保ち、
ラストの衝撃まで持っていけていた。
映像と音が本当に良かった。そして話が面白い。
羊たちの沈黙っぽさにもっと不気味さをぶち込んでいる感じですごいい。
そう、!バッファロービルみたいだった!🦬
すごいこってるなぁ〜と思った。
みなさん、低評価は普通に詐欺ですよ😃
絶対に自分を信じて観にいってみてください。
これは続編超期待です✨
途中までは良いけど
呪物in USA A Cursed Object in the USA
観終わった後、
これは本当にアメリカで作られたのか?
と思ってしまった。
映画の軸に
呪物とそれを作った者が存在する。
これまでのアメリカ映画なら、
この呪いに必ずと言っていいほど
キリスト教の影響が色濃く出る。
しかし、この映画はそれが見えない。
呪いと呪物がキリスト教とは関係なく存在している。
これをそのまま、日本版でリメイクしても
違和感がない。
一部界隈で、リアルに呪物は注目され、
【祝祭の呪物展】もシリーズ化されて開催され、
実際の呪物を目にすることができる。
大阪での開催は欠かさず行っている身としては、
今回の映画で使用された呪物は
実際の呪物を見ているので
真実味を持って迫ってくる。
呪物の持つ法則も
違和感なく物語に組み込まれているので、
終わらない呪いとして続編も可能だろう。
とにかく、アメリカ映画でこんな作品が出たことが
個人的には大変驚きだ。
After watching it, I couldn’t help but wonder—was this really made in America?
At the core of the film lies a cursed object and the one who created it.
In most American films up to now, curses like this are almost always deeply tied to Christian influences.
However, in this film, that influence is nowhere to be seen.
The curse and the object exist independently of Christianity.
Honestly, it could be remade in Japan just as it is, and it wouldn’t feel out of place.
In certain circles, cursed objects are drawing real attention.
The “Festival of Cursed Objects” exhibitions have become a series, allowing people to actually see these items.
As someone who never misses the exhibitions held in Osaka, I found the cursed object used in the film incredibly convincing—it struck close to reality because I’ve seen similar ones in person.
The rules surrounding the cursed object are naturally woven into the story, making a sequel entirely possible as a never-ending curse.
In any case, I was personally very surprised that a film like this came out of America.
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