劇場公開日 2025年3月14日

「余韻が短い脚となってしまった」ロングレッグス カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0余韻が短い脚となってしまった

2025年3月19日
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鑑賞方法:映画館

単純

ロングレッグス Longlegs

サスペンスでも、
スリラーでも、
ホラーでも、
オカルトでもない。

ひょっとするとホームドラマに近い。

いや、ブラックユーモアのようです。

それにしても、
人形師にスピリチュアル性が全くなく、

母親に愛情がさらりと薄く、
事件に深味がない。

リーが実家に帰ってきたときに、

多くの謎が透けて見える、
結末まで推測できた。

事件後、
カーターの娘と人形が残ったので、
続編が考えられる。

残った人形が、
M3GAN ミーガンの様に進化すればサイコサスペンスになるかも…

それより何と言っても、
最高のミステリーはニコラスケイジのロングレッグスだった。

あれなら彼でなくても良いじゃない?

アメリカにおける「足長おじさん」という表現は、基本的にはジーン・ウェブスターの1912年の小説『Daddy-Long-Legs』に由来しています。

それは、ザトウムシ(Daddy Long Legs)と呼ばれる節足動物にちなんで名付けられた愛称です。

見逃さないで下さい。
何処かで出てきます…

(^_^)

ロングレッグス Longlegs

ニコラス・ケイジが凶悪なシリアルキラー役を強烈なインパクトで演じ、全米で話題を集めたサスペンススリラー。

1990年代のオレゴン州。FBIの新人捜査官リー・ハーカーは、上司から未解決連続殺人事件の捜査を任される。

10の事件に共通しているのは、父親が家族を殺害した末に自殺していること。
そしてすべての犯行現場に、暗号を使って記された「ロングレッグス」という署名入りの手紙が残されていた。

謎めいた手がかりをもとに、少しずつ事件の真相に近づいていくリーだったが……。

「イット・フォローズ」のマイカ・モンローがFBI捜査官リー役で主演を務め、
「ディープ・インパクト」のブレア・アンダーウッド、
「ルール」のアリシア・ウィット、「レッド・ワン」のキーナン・シプカが共演。

「呪われし家に咲く一輪の花」のオズグッド・パーキンスが監督・脚本を手がけた。

ロングレッグス
Longlegs
2023/アメリカ

カール@山口三