野生の島のロズのレビュー・感想・評価
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ところでこの世界では、人類はどうなってしまっているのだろうか?
人型ロボットとか野生動物はふんだんに登場する ロズは初回起動直後、英語や日本語やスワヒリ語で言語設定を促してくるというのに、誰か人間をどこかで見かけましたか?
大体ロズが獣の言葉?を学習し得たとしても、それが全ての獣の唯一の共通語である筈がない 猿の惑星の猿が英語を喋ることを誰も突っ込まないよりかはマシなのかな
生態系豊かな絶海の孤島 色彩配色が素晴らしい 景観・生態系からは低緯度と窺えるが、厳しい寒さでフリーズアウトしたりもする....こんな島どこにあるのか....はご愛嬌?
子供に観せたい映画か?
弱肉強食の現実をチラリとみせてはいる ロズ達が築いたノアの方舟?では肉・草食獣達が共生し厳しい環境を耐え凌ぐ「ここにいる間だけなら」と
しかし、局面打開後も肉食獣が草食獣の捕食を留保する様子を見せている
ならば、彼らはベジタリアン(ヴィーガン)農業を興し平和な楽園を構築しました、とさ....とまでは描いていない
知能レベルが平準化された色んな動物が、仲良く平和に暮らしてゆく、かも?って、そこに欺瞞はないのか 米型リベラルの弱点か?
ロズのデザインからも汲み取れるように、サンダース監督が宮崎駿リスペクトを公言している(原作者はどうなのだろう?) ジャングル大帝に対してのライオンキングの制作姿勢よりは潔い
ロズ製造本国(高度AIのディストピア?)でも大規模農業プラントが運営されてはいるが、この農作物は誰が消費しているのか? ロズ達アシストロボットのクライアントはどこにいるのか?
そこでは渡り鳥の侵入を汚染と称し、駆逐しようとする ロズ製造企業はロズの特殊学習データ(自発的母性化?)を回収する為に暴力的手段を躊躇わない
トランプ政権の如き悪意とかエゴイズムとか意地汚い商魂は感じないが、初期のジブリ作品と比べてしまうとどうにも整合性を欠いている
なんかねぇ⋯⋯永遠の目標。
字幕で見てもお子さん連れで楽しめます
大人から子どもまで楽しんで泣ける作品
出ましたアメリカ主義
いい感動をいただきました。
久しぶりのドリームワークス作品。
最新鋭のアシストロボット(ロズ)が無人島に漂着。偶然電源が起動してしまうもののそこには人間はおらず、野生の動物のみが生息する世界。
仕事を指示してくれる者を探すロズであったが、周りの動物は警戒し近寄ってこない。
そんなロズの事を母親と思い込む産まれたばかり雁の雛を育てる事に・・・。
まず、非常に美しい映像と、生き生きとした動物達の描写に観入ってしまう。動物らしいリアルな動きでありながら、表情豊かであり、親しみが持てるキャラクター達に作り上げられています。
ロズについては、起動時から万能すぎた為、もっと機械的であった方が個人的には良かったかな。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンっぽいというか、感情のないプログラムに従った動きや言葉でありながら、それでも人間臭い感じに見えてしまった。
でもその辺が気になった位で、そこからのストーリーは何度となく感動させられました。
鴈のキラリの成長と共にロズのプログラムに変化が見られ深まっていく絆。それに反して訪れる数々の困難。
これで終わりかな?と思っていたところからの見せ場が幾つもあって、あっという間の102分でした。
ロボットと動物という不思議な組み合わせですが、これは素晴らしいヒューマンドラマです。
初めこそ、この程度かなと思って観ていましたが、気付いたら世界観にドップリハマっていました。
子供から大人まで楽しめる素敵な作品だと思います✨
アニメーションならではのダイナミックな映像描写
事故で漂着した無人島で起動して、「プログラム」通りに思考し、動物たちに対応するロボットの主人公。
けれど自然界の動物相手に「理論」だけで押し通すことはできず…
臨機応変に状況に対応するために主人公の彼女がとった手段とは!?
自然界のあり方を捻じ曲げた子供向けの他愛のないストーリーと言えば身も蓋もありませんが、この作品の魅力はそれよりも画面に描き出された四季折々の自然の美しさと、無機質な表情のロボットが感じている「心」の痛みの切なさにあります。
主人公の外見が少しずつ古びて、自然と同化していくにつれて
どんどん彼女に共感していくのが不思議でした。
アニメーションならではのダイナミックな映像描写を楽しめる作品でした。
最後は、野生の島に!
AIに動物の生態を学習させたら・・
ファミリー層向け作品であることは分かっていたが、“野生のロボット”に惹かれて観賞。
できれば字幕版で観たかったが、字幕版の上映は非常に限られていたので諦めて吹替版で観賞。
【物語】
時代は近未来。人の暮らしを高度なロボットが支援する時代。
ある嵐の晩、最新型アシストロボットが、箱に入った状態で無人島へ漂着する。偶然起動したロボット、自称ロズことROZZUM7134は海岸から島の中へと入って行く。命令を求めて歩き回るが、島には命令を出す人間はおらず、様々な動物達が居るだけだった。動物達からはよそ者として敵扱いされ、孤独なロズだったが、偶然ロズの目の前で卵からかえった雁のひなキラリと嫌われ者のキツネ チャッカリとの出会いで、島での日々が変わって行く。
【感想】
冒頭にも書いたが、まず“野生のロボット”という発想が面白い。
予め作られたプログラムに従って動く機械であれば、こういう設定は生まれないのだけど、昨今の学習するAIを持つロボットなら何がおこるか? を期待させる。
現実にはこうはならないとしても。
ロズは動物語を学習してしまうのだが、将来これはあるかも知れない。もちろん、動物が持つ言語は限られているかも知れないけれど、動物学者が「この動作はxxxxを表している」みたいなことはいう訳で、鳴き声や動作を人間より細かくかつはるかに多くの情報を分析・学習することで人間の動物観察より数段上のコミュニケーションが出来るようになるかも。そんなことを想像させられた。
設定の斬新さ以外、ストーリーは悪く言えば“子供騙し”ではあるけれど、人間でもこんな平和で温かいコミュニティーが実現できたらいいなと思えるし、子供は十分楽しめると思う。子供と一緒に家族で観るのに最適の作品だと思う。
なんかいろいろ辻褄合わせてあって大人も見ていられる
ロボットが 貨物船の難破によって注文途中で無人島に流れついて、島の動物たちと心通わせていく物語。
Amazonみたいな世界的な通販サイトがロボットの製造もメンテナンスも配送も返品業務もやってる未来(近未来?ではないかも)
スイッチが入って 自分を注文したカスタマーを探すがもちろん動物たちは逃げ惑う。
その動物たちと どうやって心通わせるのだろうかとの心配はロボットだからこそ 大丈夫なのだ。
彼らのコミュニケーションを言語化する事が出来ちゃう。
そして 鳥の卵を孵化させて 彼の母となる。
盛り上がりは 会社が返品回収に来るところ。
そういったストーリーが現代的に出来てるところが現代の子供にはかえって普通に受け入れられちゃって 上手いとも感じないのかなあと 隣に座る8歳を見ながら思ったのだった。
児童文学ゆえ。
毒親を完全に毒抜き出来たら良いね、ってそりゃそうだ。
独特の映像
ロズに爆泣き
泣いちゃった
機内映画で英語版を観て泣いちゃった。
帰国してさっそく吹替版を観に行ってきた。
アンドロイドを演じたことのある綾瀬さんの、ドライで優しい声がピッタリ。
2回目の鑑賞は、まだ泣きどころではないシーンから涙が出てきた。キラリがロズの肩に乗って助走をつけて飛ぼうとするシーンが、最初の号泣ポイント。
本作は、ロボットに宿る感情、母性、本能を超えた理性、協力して危機を乗り越える、といった複合的なテーマを盛り込んだストーリーが、とても心に響く。
現代的なメカデザインと、マットペインティング風のレンダリングが対照的で、絵画的な美しさのある画作りが素晴らしい。
初回とは言え、祝日で子供連れの観客が多く、子供たちは飽きてしまっているようで、終盤の戦いのシーンは幼い子などは怖がっていたようだ。子供を育ててきた大人には響くストーリーだが、子供にはこの良さは伝わらないだろうなと思う。
大人も観れます。
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