野生の島のロズのレビュー・感想・評価
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最後まで見て良かった!
久々の映画館!
何を観るか迷って決めた個人的映画鑑賞復帰作笑
映像良し!!!音楽良し!!!
普通のスクリーンで観たけどこの映像は絶対デカいスクリーンの方がそれらが活きる映画なのでドルビーシネマかIMAXで観れば良かった…!
そしてストーリーなんだけど…正直途中までつまらない。
というか没入感を感じられずイマイチ映画に入り込めなかった。脚本が好みじゃなかったのかも。
そのイマイチ時間がまたそこそこ長くて…途中で退出するカップルもいたり。
私もこれはハズレかな…と思いながらキラリくんの可愛さだけを頼りに見てました笑
でも飛ぶ練習する辺りからかな…!
まずサンダーボルト先生とクビナガおじさんが好みだったこともあるんだけど、お…!?と。
そしてキラリが渡りで飛び立つシーンで一気にグッと惹き込まれて号泣笑
そこからは無事に映画の世界にどっぷり浸かれて二転三転する展開に心揺さぶられながら最後まで楽しめました!
なんならもうちょっとラストのロズとキラリのその後を描いてくれても良かったのにな…というか結局ラストのロズはどういう状態なのかとか察してレベルで終わるからそこの詳細プリーズ!!
吹替の演者も良かったですね!違和感なく適度な吹替感。良いですね〜!!
序盤〜中盤差し掛かりで諦めて寝なくて良かったです!
映画館で観て良かった!!
多分この映画を楽しめるか否かは観る人の相性とコンディションにかなり左右されるんじゃないかなと思います…!
イマイチ時間も映像美は確かなのでもしつまらないなと思っても諦めずに一度は最後まで見て欲しいなと思う作品でした!!
鮮やかな色彩と見事な躍動感
本作の予告編を見てイメージしたのは「ウォーリー」。感情を持たないロボットが、感情があるかのように見える動きをするという、ピクサーの名作アニメだ。でも実際は「ベイマックス」と「ズートピア」を合わせたような話だった。
観ていて一番驚いたのが映像の美しさだ。鮮やかな色彩と見事な躍動感で描かれた野生の島にただただ圧倒された。回想シーンでのぼかし効果も綺麗でとてもよかった。話が心に刺さらなくてもあの映像だけでそれなりに満足できるんじゃないか。
でも脚本もよくできたものだったと思う。親子の愛情だけでなく、師弟関係や、チームものといった要素が入っているとは思わなかった。もうそれだけで心が揺さぶられる。雁のキラリとロズの話だけに終わらせないところがいい。チームものが好きなだけに後半はなかなか熱い展開だった。
個人的には肉食獣と草食獣の共存が描かれることもかなり興味深い。このテーマを描くのは本当に難しい。現実にはあり得ないが故に、どうしても非現実的なものに見えてしまうから。もちろんアニメなんだからファンタジーとして描かれていることを理解すればいいだけなのだが、不思議なもので「ズートピア」くらいに現実から離れるとすんなり受け入れられるのだが、3Dの「ライオンキング」になると違和感を覚えてしまう(その感覚でさえももう少数派なのかもしれないけど)。微妙なさじ加減が必要だ。
勝手に「ウォーリー」のような人が住んでいない地球をイメージしていたが、そうではないようだ。でもあくまで人間はほとんど登場しない。もしかしたら続編が作られたならばそのあたりの世界観を活かしたものになるのかもしれない。それはそれでありだ。ないかもしれないけど、かすかに期待しながら待ちたい。
ロボットCG映画でしょー、なんか評判いいよねー からのー ハイ大傑...
もふもふをありがとうありがとう
チート並の高性能ロボットなので、動物→翻訳が学習モードで可能(すげぇ)。ロズ→動物ってどうやってんだ、ってのは多分触れたらダメなやつ。
排除されたり冒頭でめちゃくちゃ損傷するんだけど、感情を持たないので人間みたいに「もぅむりしのう…」とはならないの良かった。
自然の摂理(?)で無くなるはずだった、渡り鳥の雛を育てて、すげぇ良いヤツなキツネと親友になって、みにくいアヒルの子状態な「息子」の成長と旅立ちが綺麗でグッとくる。感情しかないよこのロボット…。平坦な道をロズ一体で作るとかマジチート…。お母さんの何たるかをネズミのカーチャンが伝授するとことか心がしんどい!カーチャン😭
しれっと人類が滅亡してそうな世界が映って動揺。気候変動の未来?
連れ戻しに来たロボットの中身がマッドサイエンティストみたいで良かったです。宙に浮かぶクラゲ?どんな動力だい。「あなたのそのデータが欲しい」?!君も野生の島で生きると良いよ!
肉食草食関係なく皆でロズと暮らそうとするのがね、シナリオはありがちなんだけど良いですね。
相容れない食物連鎖の自然界をモチーフにした作品は、人間が馴染んでいく系とか人間界に馴染み過ぎた動物が自然界に戻る系が多かった印象ですが、感情を学ぶロボットっていう作品も素敵だと感じました。
吹き替え版で見ましたが素晴らしい。字幕も見なきゃいけなくなるやつー!
動物の観察が徹底されていて、タッチは絵画っぽいのに、羽毛のもふもふ感が良かったです。ロズの右肩(ヒトで言う鎖骨ら辺)が剥げてて「ああ〜😭」ってなる。
美しいものが観たい方!必見です。
ある日突然、野生の動物しかいない小さな島に
最新鋭の「お世話ロボット」が落下してきた。
ロボットはプログラムにしたがって、何かのお世話をすることが任務。
ところが野生の動物たちは見た事も無いロボットに警戒して近寄ろうともしない。
最新鋭のAIを搭載したロボットは、野生動物の言語さえ学習して
自らの任務である「お世話を必要とするクライアント」を探し島を動き回る。
偶然のアクシデントにより、ロボットはとある鳥の巣を壊してしまい
その巣の親鳥と数匹の雛が事故とはいえ天国に行ってしまった。
たった一つ残った卵、他の動物達からその卵をお世話するように
言われたロボットは、本来のお世話の仕事を思い出し
卵を孵し、雛鳥を育て始めるがやがて〜〜
このお世話ロボットがものすごく高性能でね、
いや〜私、こんなロボットにお世話されたいわ〜〜。
これまでのドリームワークス的な
アメリカンジョークを散りばめた作品ではなく
もっと普遍的な内容をテーマにした、
長く愛される感動作に仕上がってます。
絶対絶対、映画館でご覧ください!!
で、月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
何だか早めに切り上げちゃう映画館がある様で、
親子で楽しく観られるこんな良い映画なのに、
早々に切り上げる映画館は観る目ないな〜〜!
ロボットにプログラム以外の「感情」が芽生えるのか?と言う
比較的日本ではよくあるテーマではあるけど、
それをデジタルのツルンとした映像ではなく、
水彩画や手書きアニメに近いタッチで映像化していることで
とても感情移入のし易いルックになっていて、
私はアニメの映像テクニック等には疎い方だけど、
観ていて最後は本当に泣けてしまった。
この映画がすごいのは単に良い話では終わらない、
野生の摂理では排除されていたかもしれない存在が
ロボットのプログラムによって生かされるという流れ。
自然の摂理も一種のプログラムの様なもの。
ただ、生物の進化はそれまでと違う局面を生き抜いた生物が
新しい環境に順応していった結果なので
無条件の自然賛美だけでなく、変化を受け入れる、
肯定する事も大事というお話が中々に深いと感じました。
吹き替え版の綾瀬はるかはこの手の役をさせればまあ〜〜ピッタリ!!
綾瀬はるかの出世作「僕の彼女はサイボーグ」や
「義母と娘のブルース」等を観れば超納得!
最初はいかにも機械然とした話し方だったものが
どんどん人としての暖かな情緒を獲得して行く。
流石です!!
本当に親子で楽しく観られる超良作です。!!
ロボットに母性は目覚めるのか?
映像と音響はアカデミー賞級‼️❓
野生のロボット
久しぶりのドリームワークス作品劇場鑑賞‼️。
前に「マダガスカル3」を見て以来かな多分(笑)の劇場鑑賞でした。
予告から面白そうではあったけど、確かに良かった👍。
お手伝いロボット(ロズ)を積んだ飛行機が事故で荷物のロボットが落下、何体かの一体が起動しお手伝いロボットだから依頼人を探し島を歩き回るが人間がいないため会話できない。動物(ロズは思ってないが)の言語を学ぶため勉強モード的なものになってしばらく休眠する。学習を終えて動物達に改めて仕事を探しまわる〜っで序盤のスタートかな〜😊。
動物の言語学習して会話をできるようにするとか今のAIにもできないのかな❓(笑)、すごいよね😳でもなんか笑えた。
色んな動物達から怪物扱いされるが最終的には仲良くなれるしその理由も感動だよね🥺。
声優さんはロズの綾瀬はるかさんは予告編の段階でも気づきました😊特徴ある声ですからね。
ロズの声ハマりました。
他の方は全然気づかなくてエンドロールで「あっそうなんだ」と驚きました(笑)。
キツネのフィンク、セリフではチィンクって聞こえてたけど調べたらフィンクなんだね(笑)。
「マリオ」をAmazon primeで見た時からかな❓ドリームワークスのロゴにシュレックやアレックス達がいたから新しくなったね〜、釣り人くんがイタズラや痛い目にあうのはもうないのかな❓(笑)
期待値より高いものがきた
子供をトランプ信者にさせたくなければこの映画を観せるべき
予告を観た時は子供向きと思って敬遠していたが、評判の高さで鑑賞。
子供も大人も楽しめる、凄い映画だった。
まず、映像が凄い。
うまく言葉で説明できないが、明らかにアニメなのに、リアルな世界のように感じた。
とにかく映像を観ているだけで楽しく、ワクワクした。
出てくる動物の挙動はリアルなのに、思考はとても人間的。
ロボットのロズと動物たちの会話で笑える場面が多く、何度も吹き出してしまった。
笑いのセンスが自分好みだった。
オポッサムの子供たちの言動が常に予想の斜め上で、心掴まれまくり。
食物連鎖の中で生きる野生動物たちにとって「死」は日常の出来事で、誰かが亡くなっても基本的に深く思い悩むことはなく、そこは人間社会と違うところに感じた。
ロズが雁(渡り鳥)の卵を見つけたことで、孵化したひな鳥を「キラリ」と名付けて育成をしていくことになるが、ロズはプログラム通りに動くだけのロボットのはずなのに、親が亡くなった真相をキラリにいつ伝えるかで悩んだり、成長して反抗期を迎えたキラリに四苦八苦するロズの姿が、人間の子育てと同じように見えるのは面白い作りに感じた。
ロズが家を建築中、まだまだ幼いキラリが仕事を手伝おうとするも、力不足で大したことができず、ロズにとっては明らかに足手まといなのに、ウンザリした顔をしながらも付き合ってあげるのが素晴らしいと思った。
なかなかこういうことができる親は少ない気がする。
子供の「人の力になりたい」という気持ちを、まずは肯定してあげるって大事なことだと思う。
キラリが渡り鳥として旅立つ場面が壮観。
「今まで島のどこにいたんだ?」と思うぐらいの大量の雁が一斉に飛び立つ映像がものすごい迫力で、映画のクライマックスとしてふさわしい場面と思っていたら、後から考えるとこの場面はまだ映画の真ん中だったという衝撃。
この後、大量の雁が人間世界に迷い込むが、人間視点からすると大量の鳥が集団で動いているのを見ると恐怖を覚えたり迷惑に感じたりするが、それを鳥側の視点で見せていくのは興味深かった。
野生の島の動物たちが冬眠をする場面。
異常気象が起こるというのも今時を反映しているが、ロズの家で起こることが、今の社会にぶっ刺さる素晴らしすぎるメッセージに感じた。
みんなが弱肉強食の本能のまま生きていたら世界は混沌し、容易に滅亡する未来が見えるが、それを防ぐために本能というプログラムを超えてみんなで手を取り合った方が良くない?というメッセージ。
さらに、キツネのチャッカリが言う「みんなが死ねば島を独り占めできる」という考え方をロズが否定し、ロズの利他的行動があったからこそみんなが助かる展開。
トランプ的思考のまま世界が突き進んだら世の中どうなるか、それを防ぐためにはどうすべきか、野生動物たちの取る行動を鑑賞しているとそれが伝わる作りになっていて、圧巻の内容だった。
この場面だけでも観た価値十分だが、この後も動物軍団VSロボット軍団による2019年公開『アベンジャーズ エンドゲーム 』のクライマックスみたいな盛り上がりが待っていて、最後まで徹底的に作り込まれた素晴らしい映画だった。
おいおいおいおい、騙すなよー
ディズニーはこう言うのを作れよ!
綺麗な映像と怒涛のストーリー展開!!
マザー
子が成長し、それ以上に大人が成長し、母と成り、世界が1つと成り、時に敵対もする個人がその世界と個々を互いに認め合い尊重し、世界を得てビッグマザーが産まれる素晴らしい物語。
俺にも母ちゃん居てさ、俺も年齢重ねる程に母大好き人生なんだけど、俺の母ちゃんもボケが始まっちゃってて俺の名前も間違えちゃうレベルなんだわ。
でもそんなのフル無視に俺は母ちゃんが世界で一番大好きな大人の女性なんだわ、最近毎日自覚してる。
笑ってくれ、ゴリゴリのマザコンと罵ってもらって構わない。
やっぱ俺に取っちゃ母は世界で一番の存在なんだよ。
だからさ、ロズがコケと汚れまみれになって、機能も徐々に壊れて行くも、人生で学習したプログラムと、そのプログラムを超越した愛なんか見せられてもう色々声殺して泣いちゃったよ。
うん、知ってるよ、俺クソヲタだからまあまあ色んな物語見てんだ。
そのプログラムを超えた愛って、心って言うんだぜ。
そもそも道具、便利ガジェット、工業製品として生産されたロズが心を得る。
母と成り、世界が母と認め世界そのものが母を求め愛を知る物語だ。
生きて行くため時に狩ったり狩られたり世界は残酷だけど、僕達は母から産まれ愛を教わるから生きて行けるんだな。
はあ、良い映画を見た。
大好きだよ。
アニメでしか描けない
2016年に出版されたばかりのベストセラー児童文学「The Wild Robot」をドリームワークスが映画化したディズニーには作れないであろう傑作アニメである。冒頭ロズが危機を乗り越えるために崖の這い上り方をお手本にしたカニがあっという間に鳥にさらわれ餌となる。人間がいない動物だけの島で食う食われるの生態系が端的に描かれ、擬人化とは逆に鳥や狐やビーバーに「擬動物化」された人間が「自然本能」を乗り越え人種や格差を克服して協力し「愛と平和」を勝ち取るというあまりにもベタなテーマに臆せず真正面から取り組んでいて純粋に泣ける。予告編でわかる通りロボットと鳥に親子愛が芽生え、動物たちが食べちゃいたい本能を抑えて一致団結する童話なのだけれど打ち込まれたプログラムが役に立たないロズと同じく動物たちもDNAプログラムに反逆してみせるという展開に戦闘のやまぬ現代人の理性が問われている。飛行練習で凧揚げのように鳥を腕に乗せて走り、渡りへの出発で一緒に駆け出し断崖で雁の群れを見上げる「半泣き顔の」ロズ、この素晴らしい描写はアニメにしかできないし繊細な画に支えられたカメラワークがこれぞ映画の醍醐味を味合わせてくれてやはりアニメは最強。吹き替えの綾瀬はるかもグッジョブ。
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