野生の島のロズのレビュー・感想・評価
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泣けた…
アニー賞 9冠 納得の内容!!
特報などで受けた印象というか想像していた
展開とは少し違った気はしますが
とても良い話だと思います
子供から大人まで良いと思うし
この殺伐とした現代においてとても
心温まり、種族超えて仲良くしよう!
という事が溢れていてとても良い気がします
映画スタート直後にかなりの激しいので
光過敏症の方は避けるか頭1分は目を逸らした方が
良いかもしれません
ロズの綾瀬はるかさんがとても演技がうまく
プロ声優なのか? というくらいの演技力で
ロズに生が宿っていました
そして柄本佑さんのチャッカルがとても良い!
この2人の掛け合いで1体と1匹に感情移入出来て
すんなりと世界観の中に引き込まれます
ストーリーはちょっと唐突な所はありますが
子供向けで子供の集中力を考えると
ちょうど良い展開に思えます
とても良い話しなので親子で観たら
見終わった後に話しが盛り上がると思います
ロズのマスコット欲しい気分です
映像と音響だけとってもいい作品
煌びやかで何となく特徴的な描画、そして何よりもスクリーンに映し出される映像がことごとく決まっていて、かっこよくて、そこに緻密で奥行きのある音響でもって、内容がシンプルかつ分かりやすかったので、絵と音にどっぷりと漬かったなぁ~という印象でした。
設定とか内容とか展開なんかも、よくあるようなものだったけれども、これほどまでの質です仕上げられた3Dアニメはまさに必見。さすがドリームワークス、飽くなき表現の追求といったところでしょうか。
シンプルな内容とはいえ、かなり楽しめたし感動もしました。故になおさら、スゴイな!と思った次第です。
動物をモチーフに─ずるいありきたり、と見る前は思っていたんですが、あの動画や表現を見ると、文句のつけようがありません。
やはり日本以外のアニメは苦手でした。
試写会で見ました。
日本以外のアニメ映画を見るのは何十年ぶりでした。
正直、オープニングの海とか背景がリアルなのにロボットや動物たちが人が書いたものっていう感じがちょっと違和感で慣れるまでに時間が掛かりました。
それに「笑わせようとしてると感じるけど、全く笑えない…」(アメリカンジョークっぽい感じ)という所が随所にあったり、狐をずる賢い、つまり英語圏での昔からの印象で描かれていて、全世界向けではなく、まさに英語圏向け映画という感じに・・・
また、このAI全盛時代に、ロボットの思考が鉄腕アトムの前、つまり鉄腕アトムのように人間みたいに考える所にはたどり着けないロボットという表現が「今なぜクラシック ロボットの話?」と感じてしまいます。
また、ちょっとストーリー流れが単純で、「いや、もう少し裏付けとか、深みとかないとおかしいだろ!」と突っ込みたくなってしまいます。
ちなみに、アメリカ映画全般がそうだと感じているのではありません。
実写のアメリカ映画… 、例えばX-MANのシリーズは好きですが、全世界向けでないとか、ストーリーが単純とか、裏付けや深みが無いとか感じたことはありません。
悪いところばかり書いてしまいましたが、映像のクオリティは流石の一言でした。
個人的には、あまり好きにはなれませんでしたが、アメリカのアニメに良い印象を持っている、小さな子供がいるファミリーで見るのには向いているんじゃないかと思います。
映画館で体験してほしい
本国で予告が公開された時点でその圧倒的な映像の表現力に衝撃を受けており、かなりの期待を寄せていました
いざ試写会で鑑賞する日になって上がりまくったハードルを越えてきてくれるだろうかと心配になりましたが、杞憂でした 上映開始から5分と経たないうちに軽々と飛び越えていきました
CGアニメーションに人の暖かみを感じたのは初めてかもしれません
わかりやすくて一見子供向けみたいですが、哲学的な問いも感じさせる秀逸なストーリーも良かったです
ロズとキラリの出会いは皮肉なもので、すごく無情なように思えて、実はまた奇跡的なものでもあって、なんというか、海外の言葉に「God Works In A Mysterious Way」神の御業は不思議なものだ、というものがありますが、まさにそんな感じで
運命とは複雑なものだなぁ、、、と考え込んでしまいました
すっかり没頭して気づいたらあっという間にエンディングでしたが、すごく濃厚な1時間半でもありました とても面白かったです
プログラムを超える愛
KISS THE SKY
ありがたいことに今年1発目の試写会。
楽しみにしていた1本だったのでワクワクしていましたが、全編ワクワクがノンストップの大傑作でした。
遭難したロズというロボットが仕事をするために無人島でてんやわんやする模様から機械らしさと動物の言葉を理解するために学習モードに入る利己的な部分を見せたりと早い段階でロズのキャラクター性を見せてくれる演出が抜群にうまかったです。
最初はのけものだったロズがチャッカリと出会い、キラリを育て、島の動物たちと交流を深めていく中で巻き起こるピンチに立ち向かっていく王道なストーリーながら、ロボットと動物という不思議な組み合わせから発動する熱いストーリーは目が離せませんでした。
終盤の展開なんか疾走感マシマシで手に汗握る展開、動物たちが一丸となって個性を敵にぶつけていく感じなんかもう迸りました。
終盤の展開は寂しさがありつつも、さよならだけでは済まさせない涙ちょちょぎれな展開が待っていて鳥肌立ちまくりでした。
キャラクターも各々の個性が光っており、畜生とも取れる行動を繰り返すロズの暴れっぷりに最初は笑い、仕事としてキラリの子育てをし始めてからは親のような感じで接していきながらもプログラムに沿うのでやっぱ
畜生だったりと面白い描写は絶えず続きました。
親と子としての喧嘩をしたりなどなどちゃんと親子だなと思う描写が多かったですし、ロボットよろしくパーツ一つ一つを用いた派手なアクションだったり、学習能力によって他の動物の動きをコピーしたりと、ロボットらしいロボットなのにフランクな一面もあるときたもんですから一挙手一投足楽しくて仕方なかったです。
捻くれ者に見えたチャッカリがどんどん仲間想いになっていくところだったり、飄々とツッコミを入れたりと立ち回り方がとっても魅力的で、最後の方なんかもう抱きしめたくなるくらいキュートでした。
親と離れ離れになってしまった雁のキラリもロズを母親と思いながら成長し、成長した後ロズが母ではないと知り怒ったり、その中で強くならなければと高く飛び立つ様子は胸を熱くさせてくれましたし、擬似親子ものとしてもキラリの勇敢さが良さを加えてくれていたなと思いました。
その他の動物たちも個性を活かしたアクションたっぷり、弱肉強食の世界を余すことなく描いているのもあって残酷な部分もありつつ、それでも熱さを秘めた展開をやってくれるのでどの動物たちも応援していました。
個人的には「バッドガイズ」以降のドリームワークスはアメコミ調のスピード感をアニメに落とし込んで独自のアニメーションを作り上げていると思うのですが、今作ではそれが更にパワーアップしており、壮大な島の自然の美しさ、キャラクターの悲喜交々とした表情、アクションでの躍動感、決める絵をバチっと決める良さもあり映画館で堪能できて幸せなアニメーションでした。
「FLY!!」を彷彿とさせる渡り鳥たちが空を飛ぶ様子も美しく、渡り鳥がドリームワークスのアニメーションの核になっていくのかなと思うと不思議なワクワクが止まりません。
吹替陣もバッチリだったなと思いました。
綾瀬はるかさんのロズがバッチリハマっていて、機械的だけどどこか感情豊かなところだったり、おとぼけ方だったり、ロズに感情移入しやすい通りやすい声だったのもあって本当に聞きやすかったです。
柄本佑さんのチャッカリもいつもの佑さんの声とはまた違うお調子者な感じがしてとても好きでした。
福くんのキラリも子供っぽさと大人の間みたいな声がキラリにぴったりでした。
アニメーションでしかできない、そんな感動体験をずっとやってくれるドリームワークスには感謝しかないです。
是非とも公開したら観に行ってほしい1本ですし、公開されたら劇場に足を運ぼうと思います。
鑑賞日 1/21
鑑賞時間 18:30〜20:20
座席 B-3
中盤以降の愛情や友情の話は良かった
試写会で鑑賞。子どもが多めかと思いきや大人ばかりした。
前半は、そんなに緊迫させる必要があるかな?と思える場面がやたら多く、ガチャガチャして無理矢理な展開に思えました。
そして捻りもなく、子どもが書いたような淡々とした物語に感じていました。
ところが各キャラが持つ愛情と友情で中盤からグッとくる場面が幾つかあり、終盤では鼻を啜る音があちこちから聞こえてきました。
無用に思えた前半の幾つかの場面は後半の伏線だったので、終わってみるといい感動作だったように思います。
けど観るのはこの一回きりでいいかな。前半がきつかったです。
中学生の娘はタオルがしっかり濡れるほど泣いていましたし、翌朝はおかげで目が腫れていました。観てよかったそうです。
じんわり感動
子供から大人まで楽しめる!吹替えもオススメ
配信映画の様に薄く感じた!!
終盤、会社の襲撃によって主人公が選択を迫られる様を、制作者は一番に描きたかったと思いますが、それまでの展開で起伏も思い入れもあまり感じなかったので、配信映画の様に薄い内容だと思いました。島の動物達等とお茶を濁さずに、搾取される人間の民衆を救って欲しかったです。また声優さん達の演技は良かったですが、芸能人の吹き替えで没入し辛く、出だしから速く返品されろと思いましたし、特に柄本さんの声が終始ボリュームも大きく、喋り方も鼻に付き耳障りに感じました。早口で語数も多く、特に子供向けの映画でも無いように感じました。
動物とロボットの協力に感動
監督らしい題材やテーマと美しいアニメーションで大事に育てられたあたたかさに、愛してると伝えたい作品に出逢えたこと
まだ愛してるって言えてないんだ…。想いは、伝えられる内に伝えなくちゃ!頭と心、思考と感情。どれだけ筋道立ててキレイに本作を紐解いて解説しても、そんなの実際本作を観た気持ちの前では意味がないんだ。
緑の中や自然に迷い(野生に還り)、広い世界を知ること。そして、監督の作品の中で描かれる飛行シーン「飛ぶこと」とは、「解放」と「成長」そして異色の2人をつなぐ「絆」の行為(象徴・儀式)のようだ…。『リロ&スティッチ』『ヒックとドラゴン』『グルートさんちのはじめての冒険』『野生の呼び声』クリス・サンダース監督の一貫した題材・テーマと作家主義(原作モノでも)に目も心も満たされ、鑑賞後もあたたかいものが残る・包まれるような、プログラミングを超えて生きる深く本物の感動。『ヒックとドラゴン』が自分にとって特別な思い入れのある映画の1本だけど、また大切にしたい作品に出逢えたこと。本当に本当にいい映画!…なのだけど、"いい映画"という月並みな表現だと、この溢れる想い・気持ちは言い表せられないと言うか。そうだ、愛してる。
だから影響を受けたものに、宮崎駿監督や『となりのトトロ』を挙げるのも納得・必然なのだ。生き死にや自然界において無視のできない残酷な面もファンタジー扱いでおざなりにすることなく、だからこそ作品後半終盤と差し掛かるほど胸熱展開として前面に押し出されてくるサークル・オブ・ライフ生命の輪と絆もより生きてくる・際立つ。対立がないと結束や調和が、真の意味では生きてこないから。自分の役目=アイデンティティーを(最初は機械的に)果たしたい漂流者と、傷つかないようにひねくれた壁を立てて強がり見栄っ張りだけど実は誰よりも愛に飢えた嫌われ者(←コレ一番自分で共感性高かった)と、本来なら一番最初に食べられるはずのチビの、親切心が結びつける白人酋長モノの変化球として疑似家族モノ。(月に向かって吠えて)ウォ〜〜!! 皆で走る画、最高。
ドリームワークス30周年記念作品の特別仕様なムービングロゴが -- MCU仕様とでも言うか(今は色々と軽くなってしまったけどアレが登場したときの興奮は本物で武者震いものでしたよね) -- あれもこれも懐かしく思い出深い好きな作品・好きなキャラが出てきては歩みをたどるものになっていて鳥肌が立った。さらなる進化を遂げている素晴らしく美しく、細部まで生き生きと魂の宿ったセルルックアニメーション。動物たちの動きや毛並み、森の描き込み、画面の隅々まで全てが躍動している。本当に真心込めて作られたのがよくわかって、すべての生き物へのラブレターのようだ。僕にできるなら君にもできる、人生はうまくできてる。心の声に従って本物の想いを連れて君とならどこへでも老いも若きも全年齢層に胸を張って勧めたい、兎にも角にも愛してると伝えたい・叫びたい映画の魔法!! あなたはロズと呼んで。
♪Kiss The Sky
P.S. クリス・サンダース監督を生で見られる日が来るとは、映画ファンとして歓喜。そして手を伸ばしたら触れそうな距離で見る綾瀬はるかさんの美しさたるや!舌っ足らずな「センキュー」も撃ち抜かれるくらい可愛かった(※あれ反則)。柄本佑さんの気さくな人柄の良さと、何より一映画ファンになっちゃう辺り好感。本当に好きなんだよな〜。だけどなんと言ってもクリス・サンダース監督!登壇した吹替キャスト4人に監督からイラストのサプライズプレゼントあったけど、自分も描いてもらいたいな〜なんて普通に羨ましく見ていた。監督は「たまたま紙とペンがあったから描いた。eBayに出品したら5ドルくらいにはなるよ」と言っていたけどまたまた〜即、額縁に入れます。そんなイラストを、佑が手汗で汚さないように慎重に持っているのもリアルで良かった。ちなみに司会進行は言わずもがな奥浜レイラさん。おまけにクリス・サンダースご夫妻が一緒に上映を観るなんて機会!
勝手に関連作品『ヒックとドラゴン』『グルートさんちのはじめての冒険』『野生の呼び声』『リロ&スティッチ』『アイアン・ジャイアント』『ウォーリー』『ジャングル・ブック』『ベイマックス』
『ズートピア』ニック、『バッドガイズ』ウルフなんかも
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今年には実写化もある『リロ&スティッチ』に始まり人生トップレベルに大好きで自分にとって特別な『ヒックとドラゴン』やこれまた楽しい『グルードさんちのはじめての冒険』ととにかく最高なフィルモグラフィーで、『野生の呼び声』然り本作でも彼の一貫して描かれるテーマや作家主義を感じられそうで、すごく楽しみです。野生に帰ろう・迷おう!予告編を見るだけでウルッと鳥肌が立ってしまうくらいです…。本編では頭で処理きれない胸に込み上げてくるこの温かい気持ちを感じて、もっともっとさらなる感動をする自信があります!! キャラクターや物語だけでなく、『長くつをはいたネコと9つの命』でも感心した2Dっぽい質感の3Dなセルルックアニメーションのようなので、そうした部分にも注目しています。
お子さんとぜひ、懐かしい作風です
何度でも観て楽しめるタイプ
画面の端々に、ディズニー+ジブリ+日本のアニメーションの影響が露骨に出ているのに、ドリームワークスらしい作品に仕上がってて、すごく好み。
内容的には……
美しい背景美術、セリフが極限までそぎ落とされ動きや動物たちの反応で楽しませてくれるアニメーションとしての作りの良さは、どことなく『となりのトトロ』を思い出させてくれます。
そして『天空の城ラピュタ』のロボット兵と『ベイマックス/BIG HERO5』のベイマックスを足したようなロボ・ロズが、『ママは小学生4年生』な子育てしながら、『ヒックとドラゴン』『ズートピア』のような学びを得て、『FLY!』の作画レベルで描いた『ジャングル大帝』+『けものフレンズ』って感じ。
ロズはカバンちゃんみたいなものでもありました。
たーのしー。
何度でも観て楽しめるタイプの作品。
東京国際映画祭の先行上映で拝見しましたが、来年の一般公開でもまた観に行きたいと思いました。
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