野生の島のロズのレビュー・感想・評価
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凡庸なストーリーを究極の映像で届けます
目が奪われるような美しい映像とエモーショナルな音楽。
ロボットにはいろいろなガジェットが装備されていて、どんな環境でも活動ができるようになっている。各パーツは、切り離して分身として動くようにもなっている。軍事技術が民生品に応用されたのではないかと思われる。
最初のうちは、僕のSFマインドを刺激してくれたのだが、ストーリーの方は凡庸で、徐々に眠気が襲ってくる。
中盤あたりで、隣で小さな男の子が、退屈そうにストローをいじっていた。きっと僕みたいにひねくれた大人に育つことでしょう。
母親としての任務完了です
最新鋭の映像といつものストーリー
CG技術はもはや来るところまで来たという感じで、やろうと思えばいくらでも現実と遜色ない質感を再現できる。けど、やらない。やりすぎても面白味がない事が段々分かってきたから。
そんな流れで今作は非常に細かく描写されつつ絵本のような質感のトゥーンレンダリングがなされており非常に見応えがあった。
ストーリーの方は特に驚きはないもののいつの時代も愛される王道展開「ロボット、愛を知る」。中高年は見飽きていても、このテーマに触れたい・知りたい若い世代が古い名作をわざわざ観る必要も無いわけで。そういう点から、最新技術を用いた王道ストーリーが定期的に世に出てくるのは良い事だと思う。
芸能人声優が結構大根気味な中、主役ロズの綾瀬はるかは声あて歴が長くさすがの演技だった。同じロボットでも前半の無機質・無遠慮さと後半の人間味をよく演じ分けていてさすがと言うか何と言うかやっぱ綾瀬はるかっていい声だよね。
動物とロボットの家族愛
生き抜くことの大切さ
ロボットが感情を持つなんてあり得ないことですよね。
でもそんな事があったらこんな素敵な物語が出来上がるのですね。
マニュアル通り支持されたことに従うようプログラミングされているロボットのロズ。
そんなロズが野生の島で出会った雁のひな鳥キラリとの心通わす様が美しく、そして温かく描かれていました。
生と言う物に一生懸命に取り組むロズの姿は、お互いの容姿は違っても、その姿勢はやはり親子の姿と言っていいと思います。
キラリだけではなく、本来は嫌われ者だったチャッカリ始め、森の仲間との繋がりがロズに心をもたらす大きな要因だったのでしょう。
ロズとキラリに一度芽生えた心を繋ぐ絆は途切れることなく続きそうです。
吹替え版で見ましたが、綾瀬はるかちゃんの声がロズに見事にマッチしているように思いました。そして映像がとても綺麗でした。
生きるという事は予想外のドラマの連続です。ロボットが感情を持つなんてあり得ないことだとは思うけど、人と人の繋がりが気薄になってる今の社会だからこそ、こんな物語があってもいいのではと思うのです。
いい映画を見ました
ロズのコミカルかつ繊細な動きと自然あふれた背景が広大
舞台はおそらく地上が廃シティとかし、どこかの未来都市で人類とロボットが住まう世界。前述の通り無人島にあれ天候で飛来したお助けロボットはそこに住まう動物たちの言語を習得し、ある日熊からの逃亡のさなか鳥の巣を破壊。1匹の生存していた雛を成熟するまで育てることを仕事とし、次第に仕事から生き甲斐へと自我が目覚め島の動物たちと絆を深めていく物語。見どころはなんと言ってもロボットのロズ。かなり滑らかな動きに加え、最初はロボットらしい受け答え、ロボットだからこその感性が面白く、綾瀬はるかさんの声が好き!無人島が舞台なだけに自然の描き方もただリアルなだけでなくどことなく絵本ぽさも残していたりして大画面で見ると広大でした。
少し矛盾に感じたのはロズを回収しにロボット達が送られてきましたが思いのほか感情丸出しでした。ほんとうに人間と共存している?と思うました。
綾瀬はるか様が声をあててらしたので見に行きました。
またもや幸運にも、完成披露試写会の応募に当選し、生の綾瀬はるか様のご尊顔を拝む事が出来ました。
本当にありがとうございます。
さて映画ですが、綾瀬はるか様が声優をなさっているロボットと、鳥との友情?愛情?の物語です。
今回は見て良かったと思いました。
綾瀬はるか様のお声をずっと聞かせていただいたこともそうですが、素人目ではありますが、映像作品として細かい描写や演出など素晴らしいものだと思いました。
無機質でプログラムされた事しかできないロズに心が生まれた瞬間に感動しました。
私はおじさんですけど、思わず涙が出そうになってしまいました。
難解でエンディングの先の話は見る方の想像にお任せしますみたいな意味不明なロボットアニメなどではなく、シンプルな内容で小さな子供が見ても純粋に楽しめる映画だと思います。
家族連れで安心して行ける映画だと思います。
ぎぼむす、リボルバー・リリーと続き、母親を演じてきた綾瀬はるか様に母性を感じてきました。
この先綾瀬はるか様には本当に幸せになっていただきたい。
将来本当の母親になっても、この映画のように自分の子供を愛してやまないと信じています。
ロボット兵のスピンオフ!?
“食べる”、“泳ぐ"、“飛ぶ”、“死んだふり"
吹き替え版で視聴。とても豊穣なアニメーション。美しい自然の中、動...
冷たくも温かいロズを演じた綾瀬はるかがMVP
さすがドリームワークスのビジュアルと音楽で
まずは劇場での没入感に浸ることができました。
Dolby Atmosシアターでの鑑賞が奏功したと思います。
ロズのデザインと動き、色で感情(?)をあらわす等、外見が素晴らしいですし
やはり綾瀬はるかによる声が秀逸でした。
ロボットなので冷たいながらも、どんどん学習していく&感情も覚えていくっぽいことから
温かみのある声も入れていき、非常に複雑で難しい役だったと思うのですが
見事に演じていましたね。
※ロズのデザインは、ジブリっぽいですね
ひな鳥のキラリをキツネのチャッカリの手ほどき(?)を受けながら、
ロズが育てていき、泳いだり飛んだりの成長していく過程では、
もうロズが母親にしか見えないんですよね。
これまた見事だなあと思いました。
※チャッカリ役の柄本佑も緩急のある声でハマっていました
最初はロズを敵視していた島民(動物たちw)とも、どんどん絆を深めていき
さながら大家族になっていく姿が非常に心が温まりましたね。
それがロズを回収しようとする相手に、団結して立ち向かうことに繋がる。
ストーリーとしてはシンプル且つわかりやすいですが、
様々な示唆に富んだ豊潤な作品でした。
宮崎では吹替版しか上映していませんが、字幕版も観てみたかったです。
親子づれ、特に子どもたちに観て欲しい作品です。
あらゆるものを
飛び越えた愛が、2人の(?)間と動物達の間にはありましたね。ロズが再びあの島に戻って行けると良いですね。
島の動物があれだけ仲良くなると、強い物ほど餌が無くなるから大変な気がします。
途中、泣いてる子がいました、、、
終盤強制連行されて電源切れたロズにキラリが肩に乗って語りかけるシーン、しゃくり泣く女の子?の声が聞こえてきて、、、ああいう効果音は反則だなあ!と思いながら笑終わった後も立てない感じでしたね。お母さんに寄りかかってました。いいサプライズ!
近隣のシネマ、殆ど吹替なんですよね。字幕が良かったのにぃ!どうせ有名俳優使っての宣伝キャスティングなんでしょっ!とか思ってたけど、結構吹替ハマってた。
確かに合成音声って女性の声多いし、綾瀬はるかの感情を控えたセリフ回しはいかにもロボット的(あ、デスってないですよ笑)
キラリの飛ぶを助けるシーンなんかは、決してオーバーアクションではないけど「一生懸命・純粋」さが伝わってくる。んー、観客が勝手にそう感じてしまうのかも。
だんだんロズに「感情」が芽生えていく「ような」展開も自然でいいね。ラストシーンもほんのり感が良かった。泣く子が出るんだもの、★5でいいよね。
ただ、満点ではないかも。冒頭の流れは少し長いかな?場面転換の速さと軽いキャラ紹介だけになってたのは飽きる。あと、これはどうでもいいことだけど、みんなあんなにフレンドリーになったら、肉食獣はどうすんだろうって心配になる。生態系壊すよね笑ってこういう発想が子どもの夢を壊すんだよね笑ごめんなさい笑
2025年劇場鑑賞8作品目
親子のエモーション
3DCGによる新たな映像表現
眼福ですよ!
鑑賞前は「ドリームワークスの新作CGアニメなら、それなりに高いレベルでまとまってるだろうし、観て失敗だったと後悔することもないだろう」と信頼と言えば聞こえはいいですが、ある意味『70点くらいの過不足ない映画なんでしょ』と高を括っていたんですが…
ごめんなさい舐めてました!
映画開始してすぐ
「一見実写と見紛うような精巧な水彩画タッチで描かれた岸壁」で「水彩画のまま海が波打ち白波を立て」「これまた精巧な水彩画タッチの蟹がリアルに動き回るなか」「打ち捨てられていたロボットが奇妙な動きで起動し始める」という一連のシークエンスに口あんぐり。
今日び、CG技術の発展で大抵の風景描写では驚かなくなりしたが何なんでしょうこれは
アニメなんだから当たり前じゃろと思われるでしょうが「絵が、絵のまま動いとる!」と驚きました。子供のころ初めてジュラシックパークを観た時の「想像してた恐竜が想像のまま動いてるぅ!」って驚きに近いものがありましたよ。
序盤の動物達との追いかけっこも大小様々な動物が入り乱れワラワラ動いてのが観てて気持ちEー。脳汁ブシャー!
IMAXで映画を観ることにそんなにこだわりはない方なんですがこの作品に関してはIMAXの、それもなるべく前の席で観た方が面白いと思います。眼福ですよ!
ちょっぴり涙腺が 起動しちまいましたーん。
英語版も素晴らしい。
(2025/05/30 追記)
吹替版を公開初日に観た。
ロズの声を担当した綾瀬はるかさんはダイスキだが、
どうしても綾瀬はるかさんのイメージが浮かんでしまい、
邪魔はしなかったが、パッケージリリースされたので英語版を観た。
どの色彩も、どの場面も、体中で刺激を受けているような感覚。
心は、脳であるものだと、
心というモノは脳でしかないと。
その頭脳というモノが、心なのだと。
でも脳を超えて、広がりゆく思いを心とできるのならば。
その心を信じていきたくて、
やはり本作を大切に思う。
名作である。
美しい色彩。
途切れることのないエモーショナルな音楽。
想定内の脚本、啓発本の様なセリフだが、
ずっとダイスキが止まらなかった。
(本作クリス・サンダース監督の『ヒックとドラゴン』は僕の中では大切な宝映画。
だから「野生の島のロズ」もすんなり受け入れられるのは当たり前なのだろうか。)
映画のファンタジーを、映画だけではなく、いつか現実でも追いつくことができるように。
テクノロジーや医療が進化しても悪は消えない。
戦争は終わらない。
悪や戦争が地球上に必要な事柄のように。
いつかテクノロジーが悪と戦争を判断し器用に判別し排除する未来が来るように。
いつか。
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