「芽生えたココロ」野生の島のロズ ふゆくまさんの映画レビュー(感想・評価)
芽生えたココロ
クリックして本文を読む
元々ココロがなかったロボットが、島の動物たちと触れ合いながら、ココロを芽生えさせていく物語。しかし、この『ココロ』っていうものはやっぱり単純じゃないんだなと思えるお話でした。
初めは言われた仕事を不器用にこなすだけのロズも、産まれたてのキラリや島のハズレ者のチャッカリと過ごす中で、中盤にはキラリに対する親心や島の動物たちを思いやれるココロを芽生えさせ、島の動物たちのココロも動かして、島の平和を守るきっかけを作る。
一方、キラリが渡りの途中で見た心ないロボットたちやヴォントラは、ただ人間たちにプログラムされた仕事だけを淡々と行い、結果的に仕事をダメにしてしまう。
他者を思いやれば自分にもよい結果として返り、また周りにもよい影響を与える。
この物語からはそんなことを学ばせてもらえたと思います。
私もロズたちのような、他者を思いやる『ココロ』を忘れないようにしていきたいですね。
コメントする