「ベタな展開ながらも、直球の泣けるいい映画。」野生の島のロズ のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)
ベタな展開ながらも、直球の泣けるいい映画。
大きめのシアターは1/3くらいの入り。
1本目に「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」(こちらも☆4.5です、ただめちゃ息苦しく重い映画)を観た後だったので、めちゃ癒されました。
この順番で観てよかったです。
映画が描く世界は、もしかしたら50年後の地球かもしれないと想像しました。
ロズが、段々人間に思えてきて、本部から攻撃を受けて壊れていくさまを見るのがつらかったです。
「お前らしく飛べ」
「設定されたプログラムを越えて皆休戦して」
「ロズ、大好き」
どの言葉も、万感の想いが乗っていて、沁みました。
子育て経験のある人や、教育関係の方なら、特にささる作品だと思います。
帰り、お母さんと5歳の男の子がロズの大きなパネルの前で写メ撮っていて、微笑ましかったです。
声優を務めている方々が豪華だからか、字幕版の回が少なくて、通常上映では初めてくらい吹替版で鑑賞。
春休みの期間ならまだしも、2月のこの時期は、もう少し上映スケジュールを考えて欲しいです。
何か大人の事情があるのかな。
確かに、綾瀬さんの声は癒されますが、でもやっぱり、字幕で観たかったなという想いは残りました。
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