「アニメーションならではのダイナミックな映像描写」野生の島のロズ さとうきびさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメーションならではのダイナミックな映像描写
事故で漂着した無人島で起動して、「プログラム」通りに思考し、動物たちに対応するロボットの主人公。
けれど自然界の動物相手に「理論」だけで押し通すことはできず…
臨機応変に状況に対応するために主人公の彼女がとった手段とは!?
自然界のあり方を捻じ曲げた子供向けの他愛のないストーリーと言えば身も蓋もありませんが、この作品の魅力はそれよりも画面に描き出された四季折々の自然の美しさと、無機質な表情のロボットが感じている「心」の痛みの切なさにあります。
主人公の外見が少しずつ古びて、自然と同化していくにつれて
どんどん彼女に共感していくのが不思議でした。
アニメーションならではのダイナミックな映像描写を楽しめる作品でした。
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