「映像はすごいのだけれど、ストーリーは?」野生の島のロズ MonoWaTameshiさんの映画レビュー(感想・評価)
映像はすごいのだけれど、ストーリーは?
この映像はできるだけ大きな、視界を覆うようなスクリーンで見ると理想的。うまく言語化できないのだけれどドリームワークス定番の動物キャラのタッチも、こんな質感で表現されるのは初めてだと思う。何なんだろう、この技術。
ただ、ストーリーは納得できない。
細かく書いていくとおかしなところがたくさんあるのだけれど、端的に書くと、なぜロズは最後に自主的に回収されることを選択するのかが理解できないこと。
これだと、最初の回収ミッションてロズが抵抗しなければ、あの大惨事は回避できたことになってしまう。
あの回収ロボットも、悪者っぽく描かれているんだけど、ロズの「経験」を回収することが果たして悪いことなのかどうか何も手掛かりが示されていない。ロボットのキャラが悪そうなだけ!
何よりもロズは最後に自ら回収されることを選択し、その後森の様子も変化がないことから、製造元企業にはそもそもロズの記憶を悪用する気などなかったことが分かる。
ロズは最初から回収されていればあの惨事は起こらなかったとしか自分には思えず、唖然としているうちに、まるでいい話だったかのように映画が終わってしまった。
それとも自分は何か重要な点を見落としてるんだろうか。何でこのストーリーでいいのか、誰か見方を教えて!
回収という結果が変わらないことについては、心持ちの問題としてムリヤリ腹に収めました。
ただ、ロズのデータの活用法が描かれないのは疑問。
分かり易い敵を出したかったのでしょうが、だったら密猟者とかでよかったような。
島に戻るラストでもないし、モヤモヤしました。
すみませんよく分からないです。
それなら1回目の時点でなぜそれが分からないのですか。それに、2回目までの間に記憶が保持される確信が持てたのはなぜですか?実際2回目の時点でも確信なんて持てるはずないのですが。やっぱりうまくつながらないです。
初めに回収ロボに対抗したのは、データを取られて島のみんなとの記憶が全部なくなると思ったから。
2度目に自ら回収におうじたのは、記憶が回収さらても心が皆を覚えてるとわかったから。ですね