「機械のピュアさ」野生の島のロズ うらさんの映画レビュー(感想・評価)
機械のピュアさ
「機械」というと、融通が利かないとか冷たいとかそういうイメージでしょうか。でも本来、機械というのは人間がある目的のために、その目的の遂行のためだけに、雑念とかそういうのがなく動けるよう、ある意味純粋さを託したものだと思うんです。
ロズは与えられた仕事をこなす、そのためだけに動いていて、その純粋さに心を打たれるんだと思います。つまづきながらも困難を克服していく姿には、同情などではなく、畏怖や憧憬をもって感動してしまいます。
日ごろから人間は機械に学ぶところが多いと思ってます。SFもので架空の存在ではありますが、ロズを見習おうと思います。
映画としてはとにかく絵がキレイ!
おおざっぱな設定やキャラクター性はハリウッドらしい感じでしょうか。
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