たとえ嵐が来ないとしても

劇場公開日:

たとえ嵐が来ないとしても

解説

2013年にフィリピンで史上最大の被害を残した台風ハイエンと、残された人々の希望を描いたドラマ。

2013年11月、観測史上最強の台風ハイエンがフィリピンを襲い、タクロバンの街では宗教を狂信する者や自暴自棄になった者、犯罪者、逃げ惑う動物たちが野放しとなっていた。無気力だった青年ミゲルは、恋人アンドレアと母ノーマを捜し出すため、廃墟となった街を歩き回る。やがて2人を見つけたミゲルは、危険になった街を離れようと説得する。嵐の到来という新たな噂が流れ、脱出までのタイムリミットが迫るなか、ミゲルは愛する2人を説得するため留まるか、1人で街を出るかの決断を迫られる。

フィリピンの人気俳優ダニエル・パディリアが主演を務め、アイドルグループ「MNL48」の元メンバーであるランス・リフォルが恋人アンドレア、「立ち去った女」のチャロ・サントスが母ノーマを演じた。タクロバン出身のカルロ・フランシスコ・マナタッド監督が長編初メガホンをとった。2012年・第74回ロカルノ国際映画祭でJunior Jury Awardを受賞。

2021年製作/104分/フィリピン・フランス・シンガポール・インドネシア・ドイツ・カタール合作
原題または英題:Kun Maupay Man It Panahon
配給:Foggy
劇場公開日:2024年9月14日

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映画レビュー

5.0シュールな災害映画

2024年9月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

台風「ハイエン」により壊滅した町で子供や老人から食糧を奪うヒロイン。災害救助に来た軍人に唾を吐く母親。その強烈な女性二人に右往左往させられる男性主人公。三人は次の嵐が来る前に船での脱出を目指すが、ヒロインや母親が大人しくしているわけもなく―

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ウニオトコ

1.0陰と陽

2024年9月15日
Androidアプリから投稿

2013年11月に台風ハイエン(ヨランダ)がフィリピンを襲った後のタクロバンの町で、母親&彼女と共にマニラに渡る船に乗る為、港に向かう青年の話。

台風により廃墟になった町で、また台風が来るという情報が聞こえる中母親を捜していると彼女と遭遇し、そして母親とも再会出来て3人で港を目指す流れになるけれど…会話劇の様でキャッチボールはあまりなくまったりだし、ん?どういうこと?夢?幻視?ファンタジー?

家族愛は見て取れるけれど、日本人的感覚からすると自己中というか自己主張が強いというかな国民性みたいなものも結構感じてしまうし、なんな妙な軽さを感じる部分もしっくりとは来ず、自分には合わない作品だった。

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Bacchus