破墓 パミョのレビュー・感想・評価
全119件中、21~40件目を表示
日本人だけ違和感があるやつ
キムゴウンいいですね。 ちょっと長いけど最後まで楽しめました。 全体的に暗くて見にくい。映画館でああならスマホで見るとどうなるのか。 怪物?鬼?お化け?の表現が優しいので、ホラーは苦手でも大丈夫です。 クチコミから日本が関係するとは知ってみましたが、お決まりの「日本の歴史の永遠の被害者」という表現ではそんなにキツくない。 ただ、いろんな時代のいろんな文化が混在しているので、日本人が見ると違和感がすごい。その辺を許容出来れば面白い映画です。
普通に面白かったです。低評価になるほどの映画ではない。
話題の映画だったので気になっていたけど、レビューの底評価が気になり他の映画を優先して観れてませんでしたが、どうしても気になるので観に行ってきました。
事前に下調べをしたのでどうや韓国の都市伝説が元になってるそうで、心霊ものから後半で別の物語へと変わっていく設定などとても面白かった。日本を元にしてるから最後の設定は日本人からしたらうーんとなる部分があるのはわかるけど、それ以外は総じて面白かった。
個人的にはここまで評価の低い作品ではなかったです。迷ってる方は是非観に行った方がいいですよ。
顔真っ赤にして、お前鬼ちゃんかぃ。
金持ち相手にSS級事故物件を紹介したのが「日本人」というところにこの韓国映画の覚悟を見た。
オカルトマニアのやりたい放題と、根本にある反日感情すらエンタメの要素として上手く作用させる展開、容赦ない描写の数々、まさに全身全霊が注がれた作品だと思う。
チームで鬼退治なんて激アツ過ぎる。来るぅ〜
誰ぇ?パンフにも書いてない、もうちょっとそれらしくして Who was that? It’s not even mentioned in the pamphlet.
中盤、一族の曽祖父の霊が云々までは
悪くなかった。
旧日本軍が朝鮮半島に
呪術をかけて楔を打ったのも
少し前にニュースになっていたし
都市伝説っぽいのと
映画のセリフの中で
ツッコミも入っていたので
多分それを意識していたんだろうな
と思ったので、それはOK。
ただラスボス的な存在が
なかなか雑。
そのラスボスを排除するのが風水師で
陰陽五行説の考え方で
相反する物を用いてと言うところは
然もありなんで悪くなかった。
だから余計にラスボスの設定が雑なのが残念。
そのラスボスのセリフも雑。
ホントに雑。
映画観た人が、
観ている間は誰か分からなくてもいい。
ヒントを出していて、
それを元に映画観た後でググった時、
怖っ!ってなるのが理想。
もしくは少し詳しい人が
観ている最中に
それを持ってきたか、と
唸らせるのでもいい。
だが今回のはあまりにも弱い。
ググっても、誰のこと?になる。
結局分からなかった。
ここからは勝手な妄想。
例えば、かの大戦中、
旧日本軍が戦況の劣勢を挽回するために
平将門公を依代とした呪物を
生きた人間を使って作成し、
それを使って五芒星を作るために
占領地に配置しようとした。
しかし試みは道半ばで、
配置に成功したのは、朝鮮半島のみであったと。
ただ運搬には困難を極め、
その道中で多くの陰陽師が命を落とし
生きた依代を土地に打ち込む際にも、
生贄を必要とした。
生きた依代は即身仏の如く、
恨みを持ったまま地中深く埋められた、とか。
五芒星を作るためには語られなくて良い。
ラスボスが将門公だったら
勝てる気がしないので怖い。
もしくは陰陽道や陰陽師出すなら
人間を使った蠱毒、
例えばその土地の人間を使った蠱毒による
生ける呪物を作り出し、
生きたまま地中深く埋めることにより
楔を打つとか。
その際、埋める人間も無事では済まず、
生贄として自ら埋まっていった、とか。
創作はあってもいいから
説得力が欲しい。
Up until the part where the ancestor’s spirit made an appearance, it wasn’t too bad.
There was even a reference to the Japanese military placing a curse and driving stakes into the Korean Peninsula, which was recently mentioned in the news. This seemed like a nod to urban legends, with characters even adding quips about it in the movie. I thought, “Okay, that works.”
But then the main antagonist felt poorly conceived—quite sloppy, actually.
The exorcist who defeated the antagonist used feng shui principles based on the yin-yang and five-element theories, which made sense. That part wasn’t bad. In fact, it made the antagonist’s flimsy backstory feel even more disappointing by comparison.
And the lines given to this antagonist? Just plain sloppy. Really sloppy.
When people watch a movie, they don’t need to recognize all the nuances immediately. But ideally, there should be clues that, when pieced together and researched later, leave the viewer spooked. Or, for those in the know, it should offer enough hints to make them go, “Oh, they went there!”
This time, though, it just didn’t work. Even if you looked it up after watching, you’d be left asking, “Who was that supposed to be?” In the end, it remained unclear.
Here's my own selfish fantasy.
For example, what if, during the war, the Japanese military, desperate to reverse their failing position, tried to create a talisman with Taira no Masakado’s spirit as its vessel? They might have used living human beings to create this cursed object and positioned it on occupied land to form a pentagram. The attempt would have been left incomplete, with only the Korean Peninsula successfully marked.
The transportation process would have been treacherous, claiming the lives of many onmyoji along the way. Embedding this living vessel into the land might have required sacrifices—some being buried alive, consumed by their hatred and entombed deep in the earth. All this wouldn’t need to be explicitly stated; the mere suggestion that Masakado was the main villain would be terrifying enough, making victory feel out of reach.
Alternatively, if they wanted to delve into the world of onmyodo and onmyoji, they could have introduced a human sacrifice-based “kudoku” curse. For example, by creating a cursed object from the land’s people and burying them alive, they’d drive stakes into the region’s spiritual fabric. The human sacrifices would go down willingly, their lives offered to complete the ritual.
Fiction can stretch reality, but it still needs plausibility to feel convincing.
破墓パミョ
お墓から手が出てくるのとても怖い。 掘り起こしてからの展開大丈夫?心配 お祓いが本格的で感動してしまった。 掘り起こしてからなんか内容が暗くてよくわからない時代劇と現代がごちゃ混ぜになって余計わからない。 まだ密輸1970の方が分かりやすく面白かった。オールドボーイの俳優さん劣化してたけど又違う作品観てみたい。
「中盤の踊り凄い」
今年254本目。 中盤のナイフ持ちながらの踊り凄い。こう言うのがその国独自の文化で発見があります。狐が虎のしっぽを切った。ことわざ一つ挟んで嬉しい。昨年9月「コンフィデンシャル 国際共助捜査」のユ・ヘジンその作品がお笑い寄りの役だったが、今作は真面目な役どっちもいい。
おっと2本だて
最初のポスタービジュアルが好みだったのでビビりつつ鑑賞。
SM(少し見えない)ホラーかと思ったら、SF(少しふしぎ)ホラーだった!ちゃんと見えるの楽しいけど!
将軍はいつ韓国に連れてこられたんだ?あれは占領下での韓国への呪いってこと?関ヶ原の時代から長々とご苦労様です将軍。鮎は焼いた方が美味しいと思いますよ。
触らぬ神に祟りなし
途中までは面白かった。
が…鬼が出てきてからちぃと理解が追いつかない。
韓国では大ヒットのようで、ひょっとしたら韓国の伝承とかに詳しければめちゃくちゃ怖いのかもしれない。
破墓という文化があるかどうかも分からないが、現在も活かされている文化だとした時に非常に興味深い。
埋葬されている遺体、ここでは土葬されている遺体を指すのだけれど、その居心地が悪いのだとか。
で、その居心地の悪さを訴える為に血族に霊障って形で干渉してくる。
まず、この設定を飲み込むのに骨が折れる。
で、地相やら風水やらを駆使して埋葬するに最適な土地を探す「地官」と呼ばれる職業が存在する。
ほうほう。
文化は違えど先祖の霊っていう価値観は分かる。
で、その霊を鎮めるのがこの物語の核ではあるのだけれど…今回の依頼は規格外であったみたいだ。
雰囲気とかは流石であって…墓を掘り起こすって事自体もそうだし、儀式的なものや、陰陽師の女性の雰囲気とかも抜群だ。
縦に埋められてる棺なんか、それだけでいわくありげで悍ましい。その棺が担ぎこまれる田舎の寺とかさ、その物置のライティングとか、いいのよ。
鬼火のエフェクトとかも素晴らしいし、人に落とす影が回る演出も凄い好き。
「鬼」って存在も分かりはするんだけれど…どうも細部で齟齬があるような感じ。
だから、巷に伝わる民間伝承をベースに視覚化したのが本作なのかなぁと。
そもそも2mを越す大男の武士なんて居るわけがないし、それについての説明もない。
が、民間伝承って下地があって、「日本の陰陽師が屍を繋ぎ合わせ、大鎧に身を包んだ式神を造った」なんて言い伝えがあれば、そこから派生するものは多くを語らなくても済む。その説話なり逸話を聞く人には周知の物語であるからだ。
なので、そもそも韓国以外では、怖いと思えるポイントがズレているのかなぁなんて考える。
鬼である鎧武者が忠義立てする「殿」が何を指すのかも分かんないし、その忠義の内容もよく分からない。
他の国なら疑問も抱かないのかもしれないけれど、殿とか侍とかを比較的身近に感じる文化のある日本にとっては、違和感が残る。
故に、この物語の本質までは行きつかない感じがもどかしい。
そもそも、侍の案件は最初の件とは別案件だ。
本質からして違う。
女性の顔した蛇も、何かの前触れだったり意味のある存在なんだろうけど、ピンとこないし。
って事で、本作は韓国の人達にとっては格別に悍ましい話なんだろうと思う。
100%楽しめなくて残念だった。
からかい上手な精霊さん‼️❓ラスボスが関ヶ原から来るー‼️❓
意外と丁寧に作られていて、迫力が半端なく、演技も誰も上手い。 ストーリーは支離滅裂で、歴史観も無茶苦茶、特に日本の描写はお笑いレベル、でも反日でも無く、深掘りするつもりもないようだ、ただラスボスが侍なら面白い、ウケる、そんな感じ。 展開が秀逸で、映像もセンスが良い、なかなか楽しめる。 全然怖く無いけど、エンタメ最高、是非。
よかった
けっこう面白かったんだけど画面がとにかく暗いし長い。ちょっとウトウトした。祈祷の踊りや打楽器が激しくてエキサイティングだ。
ただ、武将の霊を封じていたのだけど、関ヶ原の武将が韓国なんか行くだろうか。関ヶ原の後に朝鮮出兵して死んだのだろうか。誰なのだ?それがあまりピンと来なくて、それなら日帝時代の軍人などの方が、当時はさぞ威張り散らしていただろうから憎らしくてよかったのではないだろうか。
武将の霊は手刀で腹を貫く。いちいち病院においてもらう必要あるだろうか。車に乗せておけばいいのではないか。棺の中に宝があるか見たい。蛇を殺した人はその後どうなのだろう。変な武将より蛇の呪いが怖い。
途中まで凄く興味そそったが、お祓い儀式と日本が出てきてシラけた。
日本の土葬する葬式に参列したことありますか。
今は火葬が一般的だけど、昔は土葬だった。
棺も担いだ事もあるし、長蛇の100m程の葬式列に並んだことも。
墓穴掘った事もありますね。埋葬後の世話もあったりで昔は大変だった。
今日は韓国の、そんな墓を破壊掘り返す映画「破墓」観ました。
韓国の土葬事情ってのがよく分からなくて、何で?霊園とか集団墓地埋葬では無いのかしら。勝手に景色が良いとかで山手に埋葬とか自由なんでしょうかね。
埋めたけど後世の家族に何らかの影響が出て。霊能力者に見て貰うと、お爺様の墓に問題があり。墓を掘り起こして 棺を別場所に埋葬とか、一旦火葬にするとか。とにかく風水師、お祓い祈祷師、の葬儀屋がメインの話展開。
途中まで展開良かった。呪われた家族を救うべく 山奥の誰も行かない墓地に行って爺様の墓を掘り返す。棺から何か霊体が飛び出した・・・。
外国にいる孫命がヤバイ。急いで火葬。でもそれだけでは収まらない。
薄々読めてはいたが、爺様の棺の下に 立てて埋められた日本人の棺。
どうやら 爺様は朝鮮半島を取り仕切っていた有力人な男らしい。
かつ日本人とも繋がっており なんでも朝鮮半島を引き渡した人物とか。
表沙汰にしたくない家族。遺体を見ずにスグに火葬とか、日本人棺が出てきてややこしい霊魂呪いも出てきて さぁ大変。
炎が 空中をぐるぐる回る表現は良かった。しかし
戦国武将とかの話になって・・・なんか血迷った表現方向に。
うっすらとした霊的存在表現だけなら良かったのに、実際にハッキリした悪霊の姿を出して人を死なしてしまう場面出てきて、何か違うなと思ったわ。
バケモノ扱いの霊魂。足に木のクイ刺して 退散させるとか。
何だかな~ 表現が急に現物感在りすぎで 興味が失せました。
日本語(日本人)出してくる辺りから、映画の向きが変な方向に。
折角のお祓いとか、蛇とか、出したのに。
寺の住職がバケモノによって死んじゃ駄目でしょう。
中盤以降展開が残念な場面でしたでしょうか。
山中の墓地とか、お祓い儀式しながら墓穴掘るとか、そこは独特な
モノを感じましたです。
韓流のホラ-系作品。
興味ある方は劇場へ。
韓国版のJ-ホラー
完成度やストーリーはJ-ホラーの「リング」あたりを彷彿とさせ、まぁ退屈ではなかったけど、特に観終わった後、得たモノがあったかと言われれば…特になかった。韓国の豪華俳優陣によりギリギリ観るに耐えうる作品ではあった。 しかし何故将軍が埋められていたのか…何をしたのか…全く語られていなかった。いや、自分がそのシーンを見逃しただけなのか…その経緯がわかる人は教えて欲しい。 「チェ ミンシクが石橋凌に似てるなぁ」と思いながら観ていた。
祟りのミルフィーユ?
印象ワードを選ぶのにだいぶ考えてしまいました、怖いのは確かだけど本編よりも予告編のほうが怖く出来てたような。笑えるところもあり、歴史的背景は悲しい、のですが、終わってみると何に引っ張られて最後まできたのかよくわからないな〜というのが正直なところです。
本当に霊が来ちゃったという裏話もある、凄まじい迫力の儀式シーン(肉々豚々)など、見どころはしっかりありますしキャストはみな魅力的でした(←美男美女、味のあるおじさま、水木しげるが描いたみたいなおじさま)。
ただ、後半特にテンポがネトっとして同じような繰り返しが多かったかなと思います。同じ場所で掘っても掘っても何かヤバいもの出てくるリフレインで、こんなイヤなミルフィーユ無いなと(苦笑)
ラスボスがでかい武者だとわかってからは、歴史的重さのしんどさを紛らわそうと「あれだ、これは、サムライ祟りスリッパー…」とか内心でボケながら観てました(すみません)。
監督さんが水木しげる好きで日本リスペクトのある方だと事前に読んでなければ見ててもっと辛かったかも。自国の非を突きつけられるのはやはりしんどいですが、歴史は歴史、事実は事実、フィクションはフィクションでそれぞれ受けとめて考えねば。
とはいうものの、エンタメとしての全編を引っ張るスジが、いまひとつ太くなかった印象です。迷子になりかけた。自分にはちょっと合わなかっただけかもですが。
あと、韓国映画見てると必ず日本の俳優に似てる人いる案件。
今回はファリムが、江口のりこと蒼井優を足したみたいな美人だなーと思って見てたら、妹ちゃんがさらに蒼井優似で、お姉さんは吉田羊似と思いました。(字幕で叔母と出た気もしたんですが、三姉妹でいいのかな?)
韓国の俳優さんはいい意味で子供っぽさが無く、顔は似てても日本人とはまた別の魅力を感じます。
後半、日本人からすると
前半、日常を覆う禍々しい空気感、不穏感を高めまくる祈祷シーンなど、とても面白かったです。
クールな祈祷師コンビも、下町のおじさん感あふれる風水師葬儀屋コンビも、それぞれに好感が持てるキャラクターでした。
怨霊に憑かれた者の異様な描写、子供に危険が迫る展開もハラハラさせられました。
後半、クリーチャー的な鬼を倒すという展開は、不穏な禍々しさよりもアクション強めのような雰囲気で、ちょっとしっくりきませんでした。
日本の鬼で日本語を話すというのが、日本人からすると恐怖感が軽減されるのかもという気も。
とは言え、鬼火の場面などは異様な迫力がありましたし、韓国では日本語というのは歴史的に意味合いがあるのだろうと。
鬼のビジュアルは戦国時代の落ち武者ではありますが、本質的には植民地支配をしていた日本軍の呪い、負の遺産の象徴なのでしょうし、やはり戦争時の日本の加害性を考えさせられます。
日常に戻ったものの風水師の腰に滲む血の描写など、今でも朝鮮半島の分断など傷が残っていることを示しているのだろうかと。
ラストは主要キャラクターがそろって、このキャラクター達で続編とかできそうだなと思ってしまいました。
また、どこか不穏さが拭いきれないものの、呪いを断ち切り次世代の子供たちの平和を願うような、そういう気持ちも感じられました。
全119件中、21~40件目を表示