劇映画 孤独のグルメのレビュー・感想・評価
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⭐︎4.3 / 5.0
1月10日(金) @映画館
劇映画 孤独のグルメ
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良かった🥹開始30分で普通ならあの世へ行けますが五郎さんなので大丈夫😆人と人を繋げる事ができる、料理の力って凄い!
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松重豊監督による迸る井之頭 五郎への愛情
もはや井之頭五郎=松重豊監督・主演だからこそ、
非常に高いクオリティでの人間ドラマへ昇華した作品だと思います。
笑い、泣き、フィジカルにエンターテインできる映画になっていて、
ピンチに陥る五郎にドキドキしつつ、それでも笑いをとっていく五郎にホッとしたりして
まさか本作でここまで感動できるとは思ってもおらず、素晴らしい出来としか言いようがありませんでした。
私は原作未読・ドラマも未視聴ですが、それでも全然楽しめますし、
むしろ情報を入れていないからこそ、虚心坦懐に観て楽しむことができたのかもしれません。
冒頭の飛行機内で食事にありつけない、フランスでスープと牛肉を堪能、という冒頭のシーンから
今回のストーリーの軸である「いっちゃん汁」に到達するまで、
井之頭五郎による「腹が減った」からの食事シーンは秀逸ですね。
ほんと松重豊の表情及びモノローグが素晴らしいんですよね。いちいち面白いしグッときました。
脇を固める、村田雄浩、杏、内田有紀、磯村勇斗、オダギリジョー、みんな最高の演技でした。
そして今日から情報解禁の善福寺六郎役の遠藤憲一、素晴らしかったです。めちゃめちゃ面白かった。
井之頭 五郎の真面目で真摯な人間性も本作の魅力なのでしょう。
私も大ファンになりました。
エンドロール後のセリフもグッときましたね。
いやぁこんなに面白いとは!!
大好きな作品になりました。
面白かった。年末スペシャルと同じぐらいには。
映画でやる必要あったのか?と思ってしまいましたが、
原作から、ドラマシリーズもスペシャルも全て観てきた身としては、やはり観なければならないでしょう。(笑)
で、面白かったです。
スペシャルと同じと言えば同じです。テレビで流しても映画だとは気付かないのでは。
ただ、出てくる店が実在するか、架空かの違いはあるでしょうね。ラーメン屋さんは明らかに架空だし。
映画だから、なんでしょうね。
パリはほんのちょっとです。(笑)
あとは韓国がほとんど。
懸念されてた「恋愛要素」とか、「冒険要素」は、安心してください、ありません。
冒険してないです、ただ流されただけで。
「映画要素」はあります。
ラーメンのシーンは間違いなく「タンポポ」のオマージュでしょうけど。
いつものように、ただただ行った先で美味しいご飯を食べるだけです。
物語はありますが、食材探しのミステリーかと言われるとあっけなく見つかりますし、早々と解決します。
盛り上がりには欠けますが、孤独のグルメは、「こーいうのでいいんだよ」
孤独のグルメに派手な盛り上がりなんて求めちゃいけない。(笑)
なのでスペシャル同様、安心して観れます。
善福寺六郎が最高に面白かった(笑)。ここがヤマ。
遠藤さんノリノリ(笑)
二代目させるつもりなんじゃないですかね、本当に。(笑)
スタンディングボートで海渡ろうとするとか、その辺に生えてるキノコ食べちゃうとか、ケンカ強いはずなのに簡単に腕ひねられちゃうとか、水に浸かってスーツとか乾かす時間ないだろとか、あと汁のためにあのおじいさんいくら払うんだろうとか…そう言った不自然な部分はありましたけど、いんだよ細けえことは(笑)。
ご飯食べるシーンと独白が全てだから。
1997年の漫画原作ではハードボイルドグルメだったのに、
すっかりコメディになってしまいましたね。(笑)
漫画も2巻はドラマに引っ張られてハードボイルド要素無くなりましたしね。
久住さんもこれで良いと思ってらっしゃるのでしょう。
最後が第一話の焼き鳥屋につながるのが、また良い感じでした。
ご馳走様です!
ただのドラマ化だけではなくしっかりとした映画に
ドラマの映画化だが、予想以上に映画らしくなっていて見事。
いや映画作品の一つ。監督、脚本も自らした松重豊のこの作品への
集大成の一つとした熱意もスクリーンから伝わってきた。
評価したいのは脚本。このドラマの集大成に相応しい内容でストーリーも含め素晴らしかった。松重豊のこの作品への想いも伝わった。
しかし、この作品を観ると何故かお腹がすく。ご飯を食べよう。
これでいいんだろーなー。
食へのリスペクトから生まれた人との繋がり
「どうせドラマの延長版でしょ」と思うなかれ。映画ならではのストーリーに仕上がっています。ちょっと突飛な展開ではあるものの、それぞれの舞台で起きたことが、最後きちんと繋がって見事な大団円でした。ドラマの要素ももちろん含まれて、普段見ている人にはお馴染みの展開。それでも、次何が起こるんだろう、とワクワクさせてくれます。
ドラマでは独り飯の楽しさを伝えてくれますが、映画ではプラス人との繋がりの温かさが伝わってきます。
食材から作る過程を経て、食べることへ繋がる。この一連の流れに感謝し楽しむことが至高の時間となるのだ。
「いつかテレビでやるからいいや」という理由で見ないなんてもったいない。是非この笑いと感動のスパイスが効いた「劇映画 孤独のグルメ」を大きなスクリーンで堪能して至福のひと時を味わって頂きたい。
見終わった後「腹減った」けど、「ごちそうさまでした」という満たされた気持ちになりました。
グランメゾン・パリに比べると見やすい作品
今年4本目(合計1,546本目/今月(2025年1月度)4本目)。
…といっても、10日ほど違いなので、一概に言えるわけではないですが…。
ストーリーは個々個々違っても料理をテーマにするという趣旨では同じだし、ストーリーはかなり違いますが、共通項としての「料理」があるので、どちらかが好きならもう一方も、といったところですが、あえて選ぶならこちら、でしょうか。主人公はフランスをはじめとして韓国(後半はほぼ韓国パートとなる)等になりますが、根底にながれる日本料理の文化という点では変わっておらず、「グランメゾン~」と比べるとわかりやすいしおすすめといったところでしょうか。
元ネタはテレビドラマだそうですが、原作を知っていることを前提にしない展開であったのが良かったです。しいて言えば、長崎県(五島列島)の地理に詳しいとやや有利かな、といったところです。出てくる料理は多々色々ありますが、一部を除いて丁寧な説明と誘導がついているので「何の料理なの?」といった展開にもなりにくいです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/飛行機でのフードサービスと不当利得)
飛行機の運賃には通常、特に海外運行の場合には料理代金が込みであることが普通なので、「理由のいかんを問わず」それを出さないと不当利得(703)の問題が発生します(不当利得は、他人の財産で利益をあげたこと、他人に損失を及ぼしたこと、この2つに因果関係があること、法的に根拠を持たない、の4つで成立します/不当利得の成立に不可抗力であることは免責事項とされていない)。
ただ、この映画で不当利得の問題を追及すると映画はヘンテコな方向になってしまうし、海外に行くパートなので、どこの法律が適用されるか怪しい(法の適用に関する通則法。原則と例外)ことまで考えて、指摘はしますがこの程度です。
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お腹減った
納得の劇場版・・・幻の“いっちゃん汁“を探して‼️
予告編で見事に《ネタバレして無かった!!》
ですから、とても新鮮な驚きを持って観ることが出来ました。
ドラマではCMを抜くと20分弱・・・それを110分の映画にする。
当然、ドラマを多くして、人間を増やして、ロケ地も国際的・・・
面白かったです。
井之頭五郎さんが、フランスまで行くことは
エッフェル塔の前にいる五郎さん、
なので当然知ってましたが、
その先・・・幻のスープ探し・・・それ以外は私はなにも
知りませんでした。
五郎さんが若い頃“小雪さん“という女性とパリで暮らしていて、
五郎さんの娘ではない小雪さんの娘の千秋さん(杏)の祖父が、
生まれ故郷でいつも食べていた汁、
《母が作ってくれた“いっちゃん汁“を死ぬ前にどうしても飲みたい》
と、パリに絵画を届けた際に五郎さんは頼まれたのです。
早速、お祖父ちゃんの故郷・長崎の五島列島まで出かけることに、
それがひょんな事から、韓国領の無人島に流れ着いて・・・
正直言って、生きてたのが不思議!!
でも劇場版ですもの。
冒険、危険、何もあり!!
キャンプ道具の忘れモノに卓上コンロがあったり・・・出来過ぎ‼️
その後の展開も面白かったです。
入国審査を受けるために小さなモーターボートで、韓国に入国する
・・・という流れで、行く先々で、
フランス→五島列島→韓国→東京、と展開するのです。
「あー!!腹が、減ったぁ〜〜」
本場フランスのオニオンスープ、五島列島では長崎チャンポン、
そして韓国料理・・・と美味しい“食レポ“が当然のように入って来ます。
今回はじめて知ったのですが、「孤独のグルメ」は韓国でも
放映されていて、
テレビでも韓国ロケも過去にしていて、とても人気があるそうです。
だからこの劇場版が韓国へ行き韓国料理を食べ、スープの素材にも
使用する・・・韓国の市場を当然計算に入れてのこと、ですね。
韓国の入国審査官のユ・ジェミンさん大活躍。
心の声が最高でした。
そして初監督で脚本も主演もと松重豊の「孤独のグルメ」12年の、
集大成の劇場版。
流れがスムーズで、すっごく見やすい‼️
松重豊監督、上々の仕上がりです。
自然で無理がない。
相変わらず綺麗に食べて汁の一滴まで残さず美しく完食。
本当に美味しそうでした。
ドラマも昔は録画して観ていましたが、
劇場版もとても気持ちいい映画でファンも納得です。
(お祖父ちゃん役の塩見三省さんの、ラストの一言も、
(効いてましたね‼️)
温かい気持ちになり、腹が減った
原作未読、ドラマは全部ではないがそこそこ視聴、テレ東ファン。
期待以上に、かなり笑って、一部はうるうるきて、全体的に温かい気持ちになって、やっぱり腹が減り、結局帰りにラーメンを食べました。
歳のせいか、こういう温かい気持ちになる映画がいいんだよなあ。最近のだと、侍タイムスリッパーとかアイミタガイとか。
モノづくり(食事や作物や番組やこの映画自体等)をする人々の熱意や愛情をとても感じつつも、品質が最高のものが最高にいいものとも限らない場合もあるという、世の中や人間の奥深さも感じる場面があり、個人的にグッときました。
一流のプロとかではないが、身近なその人が作ったその感じが美味しいんだよなあ、というものもあると思います。時に雑に作ったものだとしても、その雑な感じが美味しい、とかも。
劇中劇にエンケンさんが出てきた時は吹き出しました、劇場内でも一番笑いが起きてたかもしれません。
終盤、フランスのお二人と五郎さんがビデオ通話のようなものでやりとりするシーンがありましたが、五郎さんのいた場所の窓の外の景色が、(自分の記憶違いかもしれませんが)映画ルックバックのあのシーンの窓の外の景色と同じに見えて、自分の中で2つの作品がつながりました。
違う景色だったとしても、モノづくりへの熱意という点で自分の中ではつながりました。
ドラマとは違う路線なのかも知れませんが、様々な年代の五郎さんファンの方に、劇場で観ることをお勧めしたいと思います。
思い出と想いでのスープ。
元恋人の娘・千秋からの依頼でパリ在住の祖父・松尾の元へ絵画を届けることになった井之頭五郎の話。
松尾邸に絵画を届けたのも束の間、もう一つの頼まれ事、松尾が子供の頃に食べた“いっちゃん汁”の食材を探しで松尾の故郷、長崎県五島列島へと向かうことに。
「孤独のグルメ」はドラマ放送を思い出したら録画し観てた程度。パリへ向かう途中の機内食…、ドラマ版では感じなかったけれど…、優柔不断、挙動不審、周りが何を食べてるかの確認がリアルでいたらヤバい奴だろと思ってしまった序盤。(個人的に)
ストーリーが進み流れ着いた孤島で出会う韓国人女性に紛れる日本人の志穂、その彼女との会話から食材、スープ作りのヒントを得てはチャーハンしか作らないラーメン屋への流れとなっていくけれど…。
超終盤だけど個人的にはラーメン屋なのにチャーハンしか作らない店の件から面白くなったかな。主演の井之頭五郎が脇役になっちゃうのも含めて。
作り手の誠実さが伝わる傑作
想像をはるかに超えて面白かった。
荒唐無稽とも思えるストーリーが最後にはきれいにまとまっていく。笑いを引き出す間や、キャスティング、音楽に至るまで、センスに溢れていて驚いた。映画タンポポのオマージュも。観終わった後の多幸感が素晴らしい。
上映中にクスクスと笑い声が起きることが多くて、劇場内が終始和やかな雰囲気に包まれていたのもとても良かった。
ドラマの劇場版というと、無駄に規模を大きくしたり無駄な火事や爆発など無理矢理感があるものが多いが、本作は映画として丁寧に作られていて、製作陣の映画に対する誠実さが伝わる。ラストシーンがとても良かった。五郎さん……
ネタバレを喰らわないよう、早めの鑑賞がオススメ!
ドラマ仕立てはまずまずで、見終わると腹が!減る!
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