劇映画 孤独のグルメのレビュー・感想・評価
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温かい気持ちになり、腹が減った
原作未読、ドラマは全部ではないがそこそこ視聴、テレ東ファン。
期待以上に、かなり笑って、一部はうるうるきて、全体的に温かい気持ちになって、やっぱり腹が減り、結局帰りにラーメンを食べました。
歳のせいか、こういう温かい気持ちになる映画がいいんだよなあ。最近のだと、侍タイムスリッパーとかアイミタガイとか。
モノづくり(食事や作物や番組やこの映画自体等)をする人々の熱意や愛情をとても感じつつも、品質が最高のものが最高にいいものとも限らない場合もあるという、世の中や人間の奥深さも感じる場面があり、個人的にグッときました。
一流のプロとかではないが、身近なその人が作ったその感じが美味しいんだよなあ、というものもあると思います。時に雑に作ったものだとしても、その雑な感じが美味しい、とかも。
劇中劇にエンケンさんが出てきた時は吹き出しました、劇場内でも一番笑いが起きてたかもしれません。
終盤、フランスのお二人と五郎さんがビデオ通話のようなものでやりとりするシーンがありましたが、五郎さんのいた場所の窓の外の景色が、(自分の記憶違いかもしれませんが)映画ルックバックのあのシーンの窓の外の景色と同じに見えて、自分の中で2つの作品がつながりました。
違う景色だったとしても、モノづくりへの熱意という点で自分の中ではつながりました。
ドラマとは違う路線なのかも知れませんが、様々な年代の五郎さんファンの方に、劇場で観ることをお勧めしたいと思います。
思い出と想いでのスープ。
元恋人の娘・千秋からの依頼でパリ在住の祖父・松尾の元へ絵画を届けることになった井之頭五郎の話。
松尾邸に絵画を届けたのも束の間、もう一つの頼まれ事、松尾が子供の頃に食べた“いっちゃん汁”の食材を探しで松尾の故郷、長崎県五島列島へと向かうことに。
「孤独のグルメ」はドラマ放送を思い出したら録画し観てた程度。パリへ向かう途中の機内食…、ドラマ版では感じなかったけれど…、優柔不断、挙動不審、周りが何を食べてるかの確認がリアルでいたらヤバい奴だろと思ってしまった序盤。(個人的に)
ストーリーが進み流れ着いた孤島で出会う韓国人女性に紛れる日本人の志穂、その彼女との会話から食材、スープ作りのヒントを得てはチャーハンしか作らないラーメン屋への流れとなっていくけれど…。
超終盤だけど個人的にはラーメン屋なのにチャーハンしか作らない店の件から面白くなったかな。主演の井之頭五郎が脇役になっちゃうのも含めて。
ドラマ版は見ていない
何故なら、ウンチクたれながら飯を食うという行為が理解できないから。
これが、資さんうどんとかに連れていって
「 金に糸目はつけません、何でも好きなモノを食べなさい!あ、おはぎもお勧めだよ?」
と、言って
「 うわー、このゴボウ!サクサクで美味しい!」
と、喜んでくれる若い女の子だったら可愛げがあるものを。
↑ お察しの通り、俺は貧乏だ!
おっさんが、飯食うのを見て何が楽しいか、理解不能なので、全く楽しめなかった映画。
ドラマを見ていた人なら楽しめると思います。忍たま乱太郎見とけば良かったなぁ。
作り手の誠実さが伝わる傑作
想像をはるかに超えて面白かった。
荒唐無稽とも思えるストーリーが最後にはきれいにまとまっていく。笑いを引き出す間や、キャスティング、音楽に至るまで、センスに溢れていて驚いた。映画タンポポのオマージュも。観終わった後の多幸感が素晴らしい。
上映中にクスクスと笑い声が起きることが多くて、劇場内が終始和やかな雰囲気に包まれていたのもとても良かった。
ドラマの劇場版というと、無駄に規模を大きくしたり無駄な火事や爆発など無理矢理感があるものが多いが、本作は映画として丁寧に作られていて、製作陣の映画に対する誠実さが伝わる。ラストシーンがとても良かった。五郎さん……
ネタバレを喰らわないよう、早めの鑑賞がオススメ!
ドラマ仕立てはまずまずで、見終わると腹が!減る!
劇場版ならではの特別感と粗の多さ
映画にするような作品かと思いながら期待半分、不安半分で観賞。結論から言うと、どちらにも応えた映画だったと思う。
アニメにしろドラマにしろ日常を描く作品の劇場版は、メインストーリーを据えて壮大感を演出しようとする過程で、展開が強引だったり雰囲気が違うことは多いけど、本作もその例に漏れない。特に五郎の常識ある大人とは思えない行動に首を傾げるシーンがいくつかあった。まあ、ドラマでも空腹優先で仕事を放り出すことはあったが、遭難から帰国までの流れはかなり無理矢理ではあった。
とはいえ主軸の話は多くの人々を巻き込みつつ丸く収まっている。人情的なストーリーで雰囲気の違いはあるが、決して面白くないわけではなかった。
食事シーンはちゃんと美味しそうで、そこは孤独のグルメらしい。欲を言えば、もっと食事が見たかったし、中身にも言及してほしかったが時間との兼ね合いだろうか。
巻き込まれ必需の五郎の大冒険!
飛行機シーンからちょっといつもと違うはじまりだったから、何かありそうとおもったら、巻き込まれていて予想通りだった。
しっかり食事シーンもさしこまれており、
しかも大冒険もあるという。そこに人間味がたされているのでいささか大味。
まさかのエンケンさん登場には笑った。
ストーリーは大味なものの人情味あふれていてよかった。
◯◯は何時もの五郎でよかった。
波乱万丈の大冒険は是非とも劇場にてご覧ください。
面白いが、映画でやるほどかな?
腹が鳴る
松重豊監督、やるじゃないか
最高でした
東京国際映画祭で鑑賞しました。 テレビドラマの映画版ということで、...
映画への深い愛で満腹
映画館でも 腹が 減った。
2025.01.10 追記
公開日ということで少し追記。
自分の誕生日に公開された、
個人的におめだたい映画。
主役が常に言っていることなのであえてこの言葉を使いますが、
「おっさんがただメシ食ってるだけの作品」を
どうやって映画にするのか、
おそらく誰もが思うことでしょう。
さらに予告編を見ればパリ?米兵?無人島?
もしかしたら映画になったら失敗するタイプ?
…そんな必要は完全な杞憂でした。
どこまでいってもこれは『孤独のグルメ』。
心があたたかくなる。優しい笑いをくれる。
そしてお腹が減る。そんな映画です。
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東京国際映画祭にて鑑賞。
公開より二ヶ月も前なので
ネタバレのネの字も言えませんが、
現時点で言える感想として
「映画館が暖かい笑いに包まれた」
「とても面白かった」
「腹が減った。アレが食べたくなる」
とだけ記しておきます。
公開されたら追記するかもです。
あと公開後に監督兼主役の松重豊さんがご登壇されて質問やメディア撮影などの時間があったのですが、松重さんのサービス精神がとにかく素晴らしかったです。
日韓合同の人道支援。日韓友好のB級グルメ。韓国の家庭料理。水商売の極意とテクニック。ビアホールのライオンで映画と同じビーフシチューを食べた。2000円コスパ最高。
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