うちの弟どもがすみませんのレビュー・感想・評価
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お弁当は曲げわっぱ
上映終了日滑り込み鑑賞。
12月の初っ端に公開されたってのに、今日は違う今日も違うと先延ばしにしていたらすっかり年が明けてしまった。やれやれ。こういう映画は初週に見ておかないと見る気が失せちゃうのです。
そのおかげか、はたまた大雪があってか、スクリーンには自分ただひとり。貸し切りありがとうございます。キャピキャピ女子が後ろでざわいているのもこの手の映画の醍醐味なのだけど、ひとりでツッコミを入れながら見るのもまたいい。周りをよく見渡して、誰もいないことを確認した後、心の声を顕にする。あー楽しい楽しい笑
最初はなかなかの不信感。
いやいや、勝手に再婚しておいて子どもたちを置いてけぼりにするなんてヤバすぎだろ!父親は仕方ないとしても、母親が着いていくは理解不能。同居生活という話の展開に持っていくにはこれしかなかったのかもしれないけど、さすがに毒親すぎてビビる。いくらラビット!で超売れっ子になったとは言え、北海道に単身赴任だなんてやりすぎだって!(違う)
冗談はさておき、ここの導入が信じられなくてなかなか上手く乗れず。フィクションだとはいえ、リアリティがなさすぎる話運びに嫌悪感まで抱いてしまった。朝ごはんを元から担当していたということは、やっぱりラビットの影響かな?しつこいですね、ごめんなさい。
しっかし、畑芽育の力は想像以上に絶大で、そんな奇天烈展開でも最後は冒頭のことを忘れてしまうほどいい映画に仕上げてくれました。間違いなく彼女のおかげ。姉、そして座長としての佇まいが流石でした。
ここからラブストーリーに持っていくのはどうかと思うけど、自分のことを受け止めてくれない長男、部屋に引きこもっている三男を姉の魅力で一心させる設定はかなり面白く、畑芽育の良さが遺憾無く発揮されていた。彼女のぱっちりとした目に引き込まれていく...。演技上手いから本当はもっと色んな役に挑戦して欲しいんだけど、恋する女の子の表情があまりに素晴らしいもんだから、こういう映画のオファーが舞い降りてくるのもつい納得しちゃうんだよね。
今回も頂きました。関西人じゃないのに、思わず「なんでやねん!」と言っちゃいました。そうそうこれこれ。これをしに毎回劇場にわざわざ足を運んでいるんだよ。アイドル好きの女の子たちとは楽しみ方がまるで違うけど、少女漫画原作の映画はこれがあるからやめられない。普段スルーしている人は是非とも試してください。クセになるよぉ〜(誰)
しかも本作のなんでやねん!は超特大。無理やりすぎる持っていき方にヒザを思いっきり叩いちゃいました。あー、ひとりでよかった笑 見た人ならわかると思うけど、あまりに少女漫画すぎるありえへん展開に一周まわって大笑い。だったら、騎馬戦のシーンもお願いしますよォ〜😁
とまぁ、色々ツッコミどころはありながらも、こういう楽しみ方をしている自分にとってはそれも良さになっていたし、何より畑芽育と個性豊かな弟たちとの日常が心を浄化してくれる温かさでいっぱいで、なんだかんだで幸せな気持ちになってしまった。
見た直後はそこまでだったけど、1日経って思い出すこの居心地の良さ...。うーん。やっぱりやめられないなぁ。でも、もれなく同じ高校なのは少女漫画すぎますな笑
展開は読みやすい
面白さはあったのですが、作品が求める違う構成もあったのではと
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
結論としては、今作は面白さはあったのですが、作品が求める違う構成もあったのではとは思われました。
この映画『うちの弟どもがすみません』は、父が今はいない主人公・成田糸(畑芽育さん)の母・さほ(笛木優子さん)と、母が今はいない長男・源(作間龍斗さん)ら4人の男兄弟の父・勲(川島明さん)とが、再婚することで、血のつながらない男子女子が1つ屋根の下で暮らし始める物語です。
今作は、両親の再婚後すぐに、父・勲の転勤に母・さほが同行することになり、両親のいない中、男女では血のつながりのない美男美女の学生が暮らし始めるという、ベタですがドキドキ感ある構成になっています。
例えば長男・源ら男兄弟が、部屋の中や終盤の騎馬戦で、上半身裸になったりするのも、姉弟家族関係と、男女の恋愛関係との、曖昧な関係を行き来するドキドキに沿った効果的な演出だったと思われます。
観客としての求めが、血のつながらない男女のドキドキに留まっているのであれば、この映画は成功だったと言えます。
しかし、1観客の私としては、この映画の深層で示している内容からすれば、別の構成の方が良かったとも感じ、食い足らなさはありました。
その食い足らなさは、映画を観始めてすぐに、主人公・糸が、料理や洗濯など家事にフル回転している理由は何なのだろう?‥の疑問として私的には現れたと思われます。
また、三男・柊(織山尚大さん)は過去のいじめから今は引きこもりになっています。
しかし、主人公・糸が、三男・柊にオンラインゲームなどを通して積極的に関わろうとする理由も、伝わる主人公・糸の性格の良さ以上には映画の中盤までは分からないままでした。
ところが映画の中盤で、幼馴染の本間央太(前田旺志郎さん)によって、主人公・糸は、母子家庭の母を支える為にこれまで頑張って来た、ことが明らかにされます。
そうなると、なぜ主人公・成田糸が、新しい家族になっても、料理や洗濯など家事をフル回転で頑張り、引きこもりの三男・柊を家族の場に何とか出て来れるように尽くしていたのかも、理解が出来るのです。
なぜなら、主人公・糸が、実の父を失って家族が壊れそうになった関係を、これまでなんとか母を支えて守り続けて来た人物なのであれば、長男・源や三男・柊ら4人の弟を含めた新しい家族との関係でも、(ようやく訪れた母の、新しい父との幸せな時間を守る意味でも)懸命になるのは、必然で自然な行動だったと、思われるからです。
そして、いじめから三男・柊を守り、家族を守ろうとしていると伝わった長男・源のことを、同じように母を支え家族を守ろうとし続けて来ていた主人公・糸が好きになるのも、全く自然な流れだったと言えます。
さらに、これまで家族を守ることが優先順位だった主人公・糸が、長男・源への好きの感情を優先させれば、今度は(母をも悩ませる)家族の関係を壊すことになり、これまでとは違った次元に足を踏み出すことになります。
この、家族と恋愛の、これまでの主人公・糸にとって人生のかかった深さある究極の選択の葛藤は、映画のドラマ性としてこの作品が求める重要な柱になっていたと思われます。
ところがしかしながら、この映画は、母を支え家族を守ろうとし続けて来ていた主人公・糸が、血のつながらない家族内恋愛においての葛藤を描く、物語構成には、残念ながらなっていないのです。
それが、1観客としては今作の食い足らなさの要因だと思われました。
ちなみに、長男・源も、三男・柊に対して<欲しいことを口に出来て羨ましい‥>との趣旨の発言が映画の最終盤で、なされます。
しかしながら、長男・源の(おそらく母を失ったところから来る)素直に自分の想いを人に伝えられない葛藤も、この映画では中心として描かれてはいませんでした。
もちろん、血のつながらない男子女子が1つ屋根の下で暮らし始めるドキドキを描くという意味では、例えば事故的に唇が触れ合い、本能的に恋愛に火が点くなどの描写など、今作は成功していたのかもしれません。
人は思考の前に身体的動物的な本能があることも、また1つの真実だとも言えるからです。
ただ一方で、本能以上の人間の深さを本来描く映画としての構成の問題と食い足らなさは、残念ながら作品が求める中心からもあったと、1観客としては思われました。
ドキドキ感の良さは感じながら、今作も作品自体が求めていると感じた、人間の深さを描くという意味では、映画『先生の白い嘘』に引き続き、三木康一郎 監督には次作以降に向けての宿題が残っているのではと、僭越ながら、1観客としては思われました。
畑芽育だけに傍迷惑な姉です(どうもすいません)
2024年映画館鑑賞120作品目
12月25日(水)イオンシネマ石巻
ACチケット(ソフトドリンク&ポップコーン付き)1400円
監督は『のぞきめ』『“隠れビッチ”やってました。』『弱虫ペダル』『恋わずらいのエリー』『先生の白い嘘』の三木康一郎
脚本は『君に届け』『聖☆おにいさん(2013)』『虹色デイズ』の根津理香
粗筋
市原に住んでいた高校生の成田糸は母の再婚で多摩に引っ越すことに
義理の父には4人の息子が
糸は4人兄弟の姉になるハメに
両親は仕事の都合で家をしばらく留守に
5人きょうだいの共同生活が始まった
原作未読
連載誌はマーガレット
設定に無理があるのはまだ良いが設定そのものが気持ち悪い
これがもし浦安鉄筋家族の長男のようなキモオタが主人公でその母親が再婚し親抜きで4人の美人四姉妹と共同生活するというストーリーならどうだろって話だよ
やっぱり気持ち悪いだろう
女子ならギリギリセーフかもしれないが
いやそれでも犯罪に近い
設定は全く違うがマツジュンと榮倉奈々共演で実写映画化された『僕は妹に恋をする』を思い出した
とはいえエグいシーンはない
そこはマーガレットだから
ひたむきで可憐な可愛い花だから
花言葉は「真実の愛」「心に秘めた愛」「信頼」「誠実」「貞節」など
ポルノじゃないから余計な心配はいらない
男の上半身裸ならインティマシーコーディネーター(笑)は必要ないね(ニッコリ
聞くところによれば親が再婚しても戸籍上はそれぞれの親の子供はきょうだいになるわけでなく法律的には結婚もできるらしい
とはいえ2人さえ良ければいいというわけにはいかないわけで御内密な関係を続けるほかないようだ
観客のリアルな感想としては「足りない」
自分なら「足りないのはお前のオツムだろ!」などときついツッコミを浴びそうだが「物足りない」ってことだろう
たしかに全体的に薄い
若い5人がメインだが誰1人存じ上げない
『恋わずらいのエリー』が星5だったけどこの作品はその半分が妥当
ちなみに成田家のお宅は多摩市ではなくあきる野市にある一軒家スタジオ
千葉から憧れの東京生活も多摩やあきる野だと微妙だね
あと畑芽育を知らず名前を正確に読めなかった
「はためい」であって「はたけめいく」じゃないのね
「はためい」だから良いのであってこれが「はたけめいく」だと愛情表現で「はたけめいくLOVE」だと一気にいやらしくなる
農村の逢引きを連想してしまう
配役
母の再婚で4人の弟ができた高2の成田糸(クエストネーム「Bozu」)に畑芽育
無愛想な長男で糸のクラスメートの成田源に作間龍斗
聡明かつ冷静沈着な次男で高1の成田洛に那須雄登
引きこもりになってしまった中3の三男の成田柊(クエストネーム「Yamada」)に織山尚大
天真爛漫な小3で四男坊の成田類に内田煌音
四兄弟の父親の成田勲に川島明
糸の母で四兄弟の義理の母になる成田さほに笛木優子
市原に住む糸の幼馴染に前田旺志郎
市原に住む糸の幼馴染の宝生恵に中島瑠菜
源のクラスメイトの行友朋之に中川翼
源のクラスメイトの相楽郁人に藤本洸大
糸のクラスメイトの沢木萌音に河村花
糸のクラスメイトの牧野羽咲に牧野羽咲
近所のおばさんに原芙貴子
柊のクエスト仲間の声のRayに中西茂利
柊のクエスト仲間の声のPotechiに乃紫
昔とは男女逆設定もあって面白い
「これ一昔、二昔前なら男女逆だな」って思う設定もあんのね。
弟たちが気にせず半裸で主人公(姉)が『もう、どうしよう』ってやるのね。これ、同居する女の人の露出が高くて男主人公が「もーう!」ってやるハーレム設定良くあったよね。
あと『俺が作る』って作った餃子が不味くて、他の兄弟は食べないんだけど、主人公(姉)だけ『うん、いける』って食べて惚れさせてしまうっていう設定も男女逆なら良くあった。
この辺は時代だなと思うの。
でも変わらないというか、変えなくていいのかっていう設定もあるね。
両親が仕事の関係で家を離れたあとで、料理するのも洗濯するのも主人公(姉)で、なんか「家事は女の仕事」っぽいところ残ってんだよね。
その他はだいたい王道少女漫画で、イケメン二人に思われて、まあ大変みたいな。
そこで告白して一回フラレるのが新しいね。
別に、フッた長男も好きでないわけではなくて、家族のなかでそういう関係は駄目だろと、家族のことを考えて気持ちに応えなかったっていう。
ラストに向けて『もっと俺だけ見てりゃいいんだ』でさり気ない告白やるけど、これ漫画だったら、もっと決まるシーンだったろうな。
でもさ、一回告白してフラレてね、それでもまだ好きで、次は逆に告られて付き合おうってなったって、どうなの、あるの。
なんか「あのときは好きだったけど、今は別の人が気になってんだよね」ぐらいになりそうな気もすんだけど。どうなのかな。
あとオープニングとエンディングが良かったんだよね。オープニングは忘れちゃったんだけど、エンディングは隣のおばさんに『うちの弟どもがすいません』って言うシーンで良かったの。監督センスあるなと思ったら三木康一郎さんで、そりゃそうかと思ったよ。
設定に無理あるがそれはそれか(笑)
冬映画二作目‼️。
ティーンラブコメは劇場今年三作目かな〜😁。
親の再婚相手の連れ子と同居という王道的な設定ですが予告に惹かれて鑑賞✌️。
主人公はさておき相手側の連れ子には個性豊かな面々が…(笑)。
メインが長男と三男だからまずメイン以外から。
四男 類はいうても小学生なので絡みこそ少ないが時たま女子の友達と遊んでます的な台詞もあり、一番下ながら存在感と将来さらにイケメンになる可能性大‼️(笑)。
二男 「がく」(漢字が変換で出てこん💧)
クールに冷静にヒロインと絡んでくるがラブ要素はなし(姉として慕ってはいるが)。
上と下に挟まれて大変な立場だか源と柊の事を一歩引いて見守り、四男には説明までして素敵な立ち回りをされてましたね(個人的には二男推すな(笑))。
さてさてメインの1人
三男 柊
引きこもりから姉の存在で立ち直り高校に進学後からは源と姉の取り合いに…。
学校の体育祭で勝負するんだが3人とも同じ高校で3年・2年・1年って家族がいる事やばくないとは思ったが(笑)、引きこもりから兄と勝負して引き寄せたいぐらいに姉の事を好きになってしまったのね。
私からしたらまだ幼い感は半端ないが💧。
長男 源
先日みた「矢野くん」にくらべたらオラオラ感あるけどなんか所々抜けてるような感じもして親しみやすかった。
身近にいたら直ぐには仲良くなれそうにはないけど理解できたら楽しそうやね😁。
義理の姉弟とはいえその感情だしていいのか❓そりゃ年頃の子達が明日から姉と弟ですといわれても受け入れないか意識してしまうかのどちらかやろ💧。
コメディだけどネタにして良かったのか❓と疑問にも思うが公開された以上大丈夫なんだろう😅。
トータルでは割と楽しめましたが、少し違和感❓かインパクトにはかけてました💧。
でもちょい出ながらもインパクト大の父親役の麒麟 川島明さん(笑)。
出た時には顔がほころんでしまった☺️と同時にびっくりしたが💧。
このままちょいちょい出てくるかと思いきやまさかの出張で、奥さん連れてくから子供達だけ残してくっていう舞台を作った張本人(笑)。
いい役所でしたな〜👏。
4人の感想で長くなってしまった(笑)。
突っ込み要素は多々あるけどキュンキュンするだけのティーン映画と割り切れば有りですね。
予備知識なく
ストーリーもキャストも何も知らずに鑑賞。
館内は女性が多く、イケメン目当てなのか。
正直言って期待してなかったし、甘酸っぱい恋愛の場面は苦手だったが、それでも兄弟関係、不登校といったテーマと、それを解決するストーリーと。思ってたよりも、考えたり、感じたりするものがあった。
恋の8秒ルール
もうこの手のラブコメは受けつけないんじゃないかなと思いつつも、なのに千輝くん〜でのヒロイン力が圧倒的すぎた畑芽育さんの姿を拝みたくていざ鑑賞。
あれまビックリ、しっかり面白かったしとにかくキュンキュンさせるシーンが多くて上映中にやけっぱなしでめっちゃハッピーでした。
普段は捻くれ者たちの恋愛模様でキュンキュンする自分をもキュンキュンさせてくれた今作のパワーは凄えとなりました。
序盤からとんでもないツッコミポイントがあるので、そこを笑って流せるかそのまま受け止めてしまうかで今作の評価はガラッと変わってくるんじゃないかなと思いました。
再婚して母と一緒にヒロインの糸が再婚相手の元にいくまでの流れはふむふむと思いながら観てましたが、そこから弟が4人もいる事を伝えてなかった母は天然を瞬く間に通り越してサイコの領域に達していました。
そこから父親の転勤もまぁまだしゃーないかとギリギリ飲み込もうとしたら母も付いていくとかいうフリーダムっぷりをLINEの文面だけで展開されるので今まで観てきたサイコなキャラクターとはまた違う路線を行くヤバさを誇っていて座席でケタケタ笑っていました。
そこからの弟たちとの共同生活が始まるのですが、糸のお姉ちゃん力もといお母さん力があまりにも強すぎて笑っちゃいました。
炊事洗濯などの家事はお手のもの、四男坊の面倒もしっかり観たりと、理想のお姉ちゃん以上の存在をバシッと提供されるもんですから、お姉ちゃんがいて欲しくなるキラキラ具合にやられっぱなしでした。
長男がいわゆるツンデレなのかなと思ったら長男としてしっかりしなければという責任感から甘えるのが下手っぴという純粋さがお出しされて、そこからちょくちょく絆されて糸に懐いてくる流れが最高にキュンキュンしました。
恋愛とかではなく姉弟としての関係性が構築されていくというところに惹かれました。
引きこもりの三男をどうにかこうにかして外に出してみようと思いオンラインゲームを開始するにあたりしっかりパソコンとゲーミングチェアを用意する徹底ぷりも良かったですし、選択キャラがゴッツイのもまた良かったです。
持ち前の明るさと素直さで三男にも対応していきますし、三男も心を開いてくれるんですから糸の姉御っぷりには頭が上がりません。
そこからはやはり高校生の男女というのもあってお互いを意識し出して、ハプニングもありつつも、やはり距離は近づいていってるてのが良いですし、ラストシーンの明るさ満開なところも最高に好みで終始笑顔で観られました。
惜しい点を挙げるならば次男坊が恋愛ダービーにあまり絡んで来なかったところです。
基本的にはサポートに回る事が多かったためか、もっと個性を出していけば良いのになと思いました。
三男坊が一気にアクティブになったのは違和感ありありでしたが、この変化は確実にプラスなので全然OKでした。
あと騎馬戦って上半身裸でやりましたっけ?あれ痛いっしょ?とずっと思っていました。
中々の掘り出し物で大満足です。とりあえずお姉ちゃんがいて欲しくなりました。
鑑賞日 12/12
鑑賞時間 11:45〜13:40
座席 M-12
客層
この設定なので、キュンキュン全開のラブストーリーかと思ったんですよね。
だけど、前半はそうでもなかった。
若者が一生懸命に家族になろうとする感じが、良かったです。
このあたり、早々に大人を退場させたのが功を奏したかな、現実だと問題になりそうだけど。
ラブストーリー的にも綺麗に収まったし、映像も綺麗でした。
三木康一郎監督の作り出す綺麗な世界が良かった。
それでですね、私はおっさんだけど、このジャンルの映画好きなんです。
映画くらいは、綺麗な世界に浸っていたいから。
このジャンルの映画が、一番綺麗な世界を見せてくれる気がするんですよね。
それで、ここ最近立て続けに、『あたしの!』『矢野君の普通の日々』、そして今作と観たんだけど、以前のこのジャンルの作品と客層が少し変わった気がしたんです、偶々かもしれないけど。
私と同じくらいのおっさんやお姉さま方の割合が高い感じがしたの。
今作なんて、シネコン内に高校生らしき姿もあったのに、鑑賞した回おっさんだけだったもん。
若者に囲まれるアウェイ感はあじわわなくてよかったけど、不安にはなります。
だって、本来のターゲット層の若者が観てくれないと、このジャンルの映画が作られなくなりそうだから。
少女漫画の世界
こういう作品は余り見ないけど
ゆったりした時間が過ごせて良かった。
畑芽育さんの演技が素敵。
黒目の動き、顔の表情。喜怒哀楽の出し方。
女優さんの底上げを思い知った。
あの弟達を観に来る人は多そう。
しかし新しい弟4人はかっこ良すぎだろう。
あの男子の上半身を強調させるのが
少女漫画らしい。騎馬戦姿も笑う。
あと両親が共に転勤も。
嫉妬や胸熱のポイントを押さえつつ
家族愛に向かっていくテンポの良さ。
コトリンゴの曲も癒される。
ほのぼのした作品でした。
「ゆっくり流れる時間好き」
期待の上でも下でもない作品でした
クダラナイことは分かっていても、この手の作品が嫌いではない。ただ、近年魅力的女子高生役ヒロイン候補が不在なのか、一昔前と比べるとこの手の込ジャンルの作品が減り、たまに有ってもヒロインに惹かれずパスすることもあったりして観る機会が激減。本作のヒロイン畑芽育は最近のTVドラマで好感を持って観ていたので、「ちょっと観てみようか」と期待は持たずに観賞。
【物語】
女子高生の糸(畑芽育)は母親が再婚し、新たな住み家となる新しい父親の住む家に向かう。糸は親子3人の生活が始まるものと思っていたが、着いてみると継父には長男・源(作間龍斗)、次男・洛(那須雄登)、三男・柊(織山尚大)、四男・類(内田煌音)という糸より年下の4人の息子がいた。しかも、再婚早々に継父の転勤が決まり、母親は付いて行ったため、姉弟5人だけが家に残される。
糸は突然4人の弟を持つことに戸惑いながらも、姉として弟達の面倒を見ようと前向きに頑張ろうとする。しかし、くせ者ぞろいの弟たちと家族になるのは一筋縄にはいかない。特に誕生日が1日しか違わず、同級生でもある源のいつもぶっきらぼうな態度と、引きこもりの三男に心を悩ませていた。 しかし、日が経つにつれ糸と、弟達の距離は縮まって行く。
【感想】
このジャンルの作品なので、こんなもんでしょう。
害は無く、他愛ない展開。いいです、分かって観てるのだから(笑)
畑芽育は期待通りの可愛らしさ。
カメラワーク的にも彼女をキレイに撮っていたと思うので、それだけで満足。
ちなみに、家族のお話なのに父親・母親は冒頭で3分くらい登場したきり、2度と出て来ません。 不自然にも感じるけど、ここまで割り切って省いてしまうのかと、ある意味感心。
各キャストのファンのための作品。
作品でした
The 少女漫画
「別冊マーガレット」に連載された同名漫画の映画化作品でした。
主人公の女子高生・糸(畑芽育)が、母親の再婚相手の家に行くと、そこには自分と同学年の長男を筆頭に4人の男兄弟がいたという設定。長男の源と三男の柊が糸に恋心を持ち、兄弟で恋敵になるというのがだいたいのあらすじでした。いわゆる少女漫画らしいストーリーで(物凄い偏見)、これが逆のパターンだとAVの定番になるというところでしょう(笑)
で、見所としては4兄弟を演じた”スタート”系の4人の俳優さんだったと思われます。現に私が観に行った上映回では、恐らく私だけが野郎で、大部分は若い女性のお客さん。アウェイ感を存分に味わうことが出来ました。
内容ですが、原作漫画自体はまだ連載中のようで、単行本は12巻まで既刊となっているようです。本作がどの辺りを映画化したのかは分かりませんが、題名にある「うちの弟どもがすみません」というシーンが、エンディングのところで申し訳程度で1回出て来ただけで、他は全くなし。まあ原作読者向けの作品なのでしょうから、この辺は省略しているのかも知れませんが、両親の再婚により突如として姉になった糸が、どんなシチュエーションで「すみません」と言って回ったのか、もう少し見たかったかなと感じました。
肝心の義理の姉弟間の恋愛話に関しては、こうなって欲しいなという展開で、物足りなさはあったものの、こうした定型的な恋愛物は安心して観ていられるので、鑑賞後ホンワカとした感覚を得ることは出来ました。
そんな訳で、本作の評価は★3.0とします。
キャストが超個性的‼️❓
4人の男子と1人の女子の5兄弟のホノボノ系映画。 本年度ベスト級。
畑芽育さん目当て。
ストーリーには期待したいなかったけど思った以上に面白かった!
畑芽育さん演じる糸。
母親が男4兄弟のいる家に再婚する事になる展開。
いきなり両親は転勤で子供達5人だけで生活を共にして行くストーリー。
作間龍斗さん演じる長男の源をはじめとした仲良し4兄弟。
うち1人は引き込もりの設定。
そんな中、畑芽育さん演じる糸が加わり5人の生活する姿を表現したストーリー。
こんな美男美女の兄弟なんか見たことが無い(笑)
いきなり4人兄弟の長女となった糸が家事をするシーンが素晴らしい。
料理、洗濯など全てを手際よくこなす姿が美しい。
畑芽育さんと一緒にロールキャベツを作りたくなる(笑)
畑芽育さんさんの顔のアップシーンが多く登場で目の保養になる(笑)
仲の良い兄弟なんだけど、キャンプ場の「かくれんぼ」のシーンから雰囲気が今までと違うテイストに。
でも、そこからの兄弟達の行動も良かった。
ホント仲良し兄弟って感じ。
引きこもりの三男の柊の心を開こうとする糸の行動も良かった。
過去に観た坂口健太郎&吉田鋼太郎さんが親子役の作品を思い出す(笑)
ハッピーエンドの終わり方だったけど続編が観たくなる。
観賞後、場内が明るくなりビックリ(笑)
30人位のお客さん。
自分以外は全て女性で恥ずかしかったです( ´∀`)
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