劇場公開日 2024年10月18日

「豚キムチ鍋で一杯やれないなんて耐えられないので、絶対ムスリムは無理な男のレビューです」ジョイランド わたしの願い カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0豚キムチ鍋で一杯やれないなんて耐えられないので、絶対ムスリムは無理な男のレビューです

2024年10月24日
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悲しい

寝られる

邦題やポスターの印象は明るい感じで、花嫁はどこへ?と同じような映画だと思ったのだが·······

兄嫁のパシリに使われる弟が憧れたひとは······
2022年の第75回カンヌ映画祭に初めて出品された純パキスタン映画とのこと。
ビバ(Biba)役のアリーナ·カーンは男前の女優さんだなぁと思っていたら·····メジャー映画の主演になったパキスタン初のトランスジェンダー。そのあと、2023年にミス·トランス·パキスタンになった。パキスタンのラホーレのムスリムの家庭に生まれた。映画産業が盛んなインドとパキスタンは昔から犬猿の仲だし、トランスジェンダーが主演の映画に対して、パキスタン政府はとても厳しく対応したようだ。
その点では是非観ておきたい映画なんだが、スクリーンに映されるサイズ同様に狭く、終始息苦しい。
出産祝のヤギのお肉(ハラム)のお裾分けをご近所に。
子沢山の長男の嫁さんにパシリ扱いされる弟。ブライダルサロンでメイクとして働くお嫁さんはとても素敵。彼女は映画プロデューサーとしても活躍しているようだ。風采のあがらない弟の嫁さんにしては聡明な人に感じるわけだ。長男を特別待遇する習慣は戦前戦後の日本然り、特別なことではないのだが、病院でビバを見た時のハイダルの表情にヤバそうな不穏な展開の始まりを感じた。
バックダンサーはいくらなんでも無理なんじゃないの🤔

カールⅢ世