劇場公開日 2024年11月15日

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ぼくとパパ、約束の週末のレビュー・感想・評価

全70件中、1~20件目を表示

4.0「普通」じゃない大変さ、受容することの大変さ

2024年11月16日
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鑑賞方法:映画館
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ニコ

4.5自分を知り相手を理解し成長していく姿に感動した

2024年11月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

こういう映画体験ができるから、映画鑑賞はやめられない。
まるで宝石を掘り当てたかのような気持ちで、映画館を後にできた。

幼い自閉症の息子をもった家族の話しは、過去幾度となく見てきたけれど、基本は周りの理解や、受け入れる側に視点を向けたものが多かったが、今作は自閉症のジェイソン自身の成長も描かれている点がすごく良かった。

自分がなぜパニックになってしまうのか。
なにが苦手でどういう行動が不快なのか。

周りに理解してもらうには、まずは自分が自分を理解して、それを相手に伝えられるようにならないといけない。
これはジェイソンに限らず、すべての人に言えることだと思った。

ジェイソンが自分で決めたルールにがんじがらめになり、パニックになるのも、ルールを簡単に曲げられて臨機応変に動ける人にとっては理解し難いし、面倒くさいと思ってしまう。
けれど、彼の頭の中で起こっている戦争を理解し、寄り添い、寛容してあげることで、お互いがポジティブな関係になれる。

ジェイソンと共に週末にサッカースタジアムを巡るお父さん自身も、息子を理解し、妻の大変さを理解し、自分のことを理解できた。親子だけれどひとりの人間と人間だ。お互いが旅を通してぶつかりながらも成長していく姿は、本当に胸を打つものがあった。

ジェイソン親子は今もスタジアムを回っていて、ジェイソンは今チューリッヒの大学で物理学を学んでいるとのこと。
本当に素敵な家族の形を見せてもらった。
予告を見て、直感的に響くものがあったら、それを信じて見に行ってほしい。

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AZU

4.0親の責任

2025年6月18日
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りか

4.0優しく包んでくれてありがとう

2025年6月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

自閉症の息子が推しのサッカーチームを見つけるため
週末ごとに56チームの試合に行く父親との旅の物語。
実話をベースにしているこの映画、よかったです。
自閉症の息子に振り回されながらも優しく包む父親。
母親も祖父母もみんな優しく包んでいました。
正直難しい生活になるとは思うけど
息子のことを理解してそれを個性ととらえられる。
そんな家族が観ていて気持ちが柔らかくなった。
息子もがんばってサッカー競技場に通い
我慢することも自分で覚えていった。
父親も母親も祖父母ももちろん息子も
それぞれがひと皮もふた皮も向けて成長していったような気がします。

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tom

3.5「王子のキス道化師のキス」

2025年6月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

知的

驚く

 自閉症の10歳の少年ジェイソンが、好きなサッカーチームを見つけるために週末ごとパパと旅をする。ドイツ三部リーグまで、全56チーム。推しチームは見つかるのか。
 実話をもとにした物語。当事者の苦労をよそに、なにか特殊な才能を持っている自閉症の物語はワクワクします。ジェイソンの場合は、半端ない宇宙好きで将来が楽しみです。自分に課した様々なこだわりで、他人を巻き込み自身も窮屈になるジェイソン。さらに他人との接触、大きな音も苦手。大丈夫かジェイソン、と応援します。少しずつ成長する様子を伺えたのも良かった。「レインマン」を知っているのも驚き。
 ドイツでは、ゆりかごの中でチームが決まっているらしい。パパがフォルトゥナ・デュッセルドルフの帽子を被っています。それに「ふぉるとぅな」とひらがなの文字が。デュッセルドルフには、日本人が多いそうです。

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sironabe

3.5ドイツでヒットしたヒューマンドラマ。知らない人だと「こんな症状の子...

2025年6月15日
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鑑賞方法:VOD

ドイツでヒットしたヒューマンドラマ。知らない人だと「こんな症状の子どもがいるのか?」とお思いの方もいるだろうか?
大げさな子役の演技だと思った人もいるだろうが、ラストに「100人に1人は自閉症の子どもがいます」と出る。
日本での詳細は分からないが、私が子どもの頃にクラスメートにいた少年少女を思い出す。
子どもたちの可能性を伸ばしながら、学校という集団での協調性の両立は難しいかも知れない。しかし今は昭和の頃よりはマシになっていると願う。

鑑賞のきっかけはサッカー好きな友人を思い出して選んだ。もちろんサッカー映画では無いと分かっていたが。

Dedicated to Soccer-Loving aame age friend Mr.Y

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ナイン・わんわん

4.0自閉症について

2025年6月14日
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鑑賞方法:VOD

この映画を見れば自閉症についてわかりやすく理解出来ると思う。エレベーターの中の人生。頭の中ではいつも戦争。でも推しを見つける旅によって成長して、親子の絆も深まっていく。エンディングでは本人様が写されていて、笑顔が素敵だった。

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Olivia

3.5お互いを理解し合うことの大切さ

2025年6月14日
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自分のルールに外れることは、絶対嫌な少年が。
スタジアムに通うことで、少しずつ社会を知っていく。
入った瞬間の目の輝きは、新鮮。

ドキドキしつつも、この親子を見守っていたし。
これが実話が元、というのもなるほど〜。

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ゆき@おうちの中の人

4.5素敵なストーリー。ジェイソンを見て何を思うか

2025年6月14日
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鑑賞方法:VOD

単純

配信(dmmTV)で視聴。
自閉症のジェイソンとパパのブンデスリーガー推しチーム旅はなかなかいい。推しチーム旅によってジェイソンもパパも何か見つかれば2人、いや家族も幸せだなと観ていて感じた。素晴らしかった。自閉症のジェイソンもこれをきっかけに立ち直れば。実話に驚いた。やっぱり欧州はサッカーだと改めて痛感。

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ナベウーロンティー

安易に同情させない

2025年4月3日
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鑑賞方法:映画館

 拘りが強く日々の生活パターンを大切にする自閉症の10歳の息子がサッカーの推しチームを見つけられる様に、ドイツ国内の50以上のチームを巡る実話に基づく父子のお話です。

 と言うと、発達障害児への世間の無理解と家族の暖かい眼差しという風にお話が進みそうですが、本作では自閉症スペクトラムの子供のかなりリアルな日常を描いています。だから、子供を応援する視線より、こうした子供を支える家族はやっぱり毎日大変だなぁと、親の苦労を感じてしまいました。また、街なかで言う事を聞いてくれない子供を見て、しつけがなっていないと叱る通りがかりのオバチャンが悪者っぽく描かれますが、いや、事情が分からなければ僕だってそう感じるだろうなとも思いました。

 観る者がそう感じるのは、易きに流れぬ様に作品が目線を低くして物語を描いているせいでしょう。また、この息子が熱狂やネオナチを嫌悪すると言うのは、現在のドイツに向けた制作者のメッセージなのかも知れません。この子は、今、どのチームを応援しているのかな。

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La Strada

2.5深刻でありながら暗くならない話の展開

2025年3月28日
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笑える

楽しい

幸せ

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ねこたま

4.0他者への理解

2025年3月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

自閉症特有のこだわり、マイルール、過敏さ
見た目ではわからないから辛さが伝わらなくて、理解のない言葉を投げかけられる
本人にしか分からない苦しさ
家族にしか分からない苦しさ
その他の周りにしかわからない苦しさ
自閉症スペクトラムの親としては身につまされる作品でした。
他者を理解しようという心が少しでも増えたらいいなと思う。

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えいこ

4.0必要なのは粘り強い精神力

2025年1月29日
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自閉症スペクトラムとは

きっといろいろなタイプの自閉症スペクトラムがあるのだろうとは思います

でも私には未知の世界で
今作品はとても得るものがあったように思います

幼い頃に自閉症スペクトラムと診断された10歳のジェイソンが推しのサッカーチームを見つけるお話ですが、すごく途方もない話だし、でもお父さんがそれを実現するために頑張ってる姿がすごい

というのか、ものすごく大変なことなのだと観ていて辛かったです

確かに知らなければ 何とも躾のなってないわがままな子供に、叱ることの出来ない親にもみえますから、周りの理解を得ようというのもまず難しい

でもそんなジェイソンを尊重して根気強く接する両親に涙が出そうになります
もちろん、1番生きづらいのはジェイソンなのでしょうが、周りで支える家族が本当に粘り強く見てるこちらが息をしづらいほどでした

ジェイソンとお父さんとで、推しのサッカーチームを見つけるためにスタジアムを巡りますが、これがまた過酷です

できるだけジェイソンに寄り添い守るお父さんに、マイルールを1歩も譲らないジェイソン

言い聞かせるとか、躾をするということは困難なのです

だがしかし、このスタジアム巡りにより、この親子が成長していく姿がみられるのは救いでした

本来 得意分野においてはわずか10歳なのにも関わらず人並み外れた知識を持つジェイソンですが、そういう分野を見出すのも両親の役目であるのだなと思いました

自閉症スペクトラム

もっと理解を深めないといけないと感じた作品でした

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Qoo

4.0タイトルなし

2025年1月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

僕の頭の中は戦争なんだ!
いろんな事が次々と浮かんでしまって、ショートしてしまう自分をそう表現した時
彼は少し適応力をつけたのかもしれない。
(それこそ頭の中に‼️が出てたのかも)
言葉にできた時、初めて理解できたと言える気がするから。
実話であり、今もスタジアムに行く本人と父親の写真が出てきたら、なぜか胸がいっぱいになった。言葉にするなら「お互いに理解できて、良かったねぇ」
サッカー場の雰囲気も、さすが本場は凄いね(ドイツだし)。文化ってこういうのなんだろうねぇ。日本ラグビーがこうなるにはどれだけかかるんだろう、なんても考えてた。

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とも

3.0なんてことのない実話

2025年1月20日
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一般向けにわかりやすく表現してんのか、ASDの描き方にやや違和感があった。エンドロール前にはASDへの理解を求めるテロップが出るのだが、却って誤解を生みそうにも思えた。周りの音が気になるなら普通は耳を塞いだり、ヘッドホンさせたりするだろうし、10歳で量子力学を理解してるなんてASDというよりGiftedじゃね? 最初っから研究所に連れてってやれよ!という気にもなった。

まあ、テンポよく展開して笑いも入れて感動にもっていくという規定通りのイイ話だが、ジイさんとの会話がいちばんグッときて、他人の気持ちを理解しづらい気質の彼らにとっては、あれくらいの距離感が一番いいんじゃないかと思えたのと、ドイツ人はみんなサッカー好きというのがよくわかった。

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ジョンスペ

3.5考えさせられる

2025年1月19日
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サッカーが好きなのと、
本作の主人公ほど強いこだわりはないけれど、
幼い頃から療育を受けている息子がいるので鑑賞しました。
多様性とは言うものの
なんだかんだ「普通」を求められがちな社会
ご家族のご苦労は身にしみてわかります。

こだわりを強く持つ人に接するとき、
どう対応すべきなのか…
非常に考えさせられるドキュメンタリー映画でした。

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らこすた

3.5両親の無上の愛に感動

2025年1月4日
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ひでちゃぴん

4.0よく練られた実話ベースの物語

2025年1月4日
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本年、劇場鑑賞一本目。
自閉スペクトラム症の本人と、家族と、周囲の反応がとてもリアルで、よく練られているなぁと思ったら、エンディングで実話ベースの話だとわかり納得。本人の言葉の一つ一つになるほどと思わされ、父の関わり方、母の関わり方、それぞれから学ぶところが多かった。
劇的な変化は起きないのだが、ジェイソンが段々と自分のトリセツを周囲に伝えられるようになったり、こだわりを新たな考え方で置き換えられるようになったりしていくところがジーンとくるし、すれ違いながらも親子の絆を深めていく様子は素直に心温まる。また、祖父の関わり方も、その距離感を含めて、とてもよかった。

サッカーについては、スタジアム観戦の経験もなく詳しくないのだが、推しチーム探しの旅は、とても楽しそうで、ドイツの鉄道もとても魅力的だった。

<以下、この映画をきっかけに考えたこと>
*ちょっとだけネタバレ含みます。

本編から少し離れるかもしれないが、自分は、バス停での老婆に対する母のセリフが、一番考えさせられた。

何かしらの権威や立場を笠に着て、相手を屈服させようとする態度は、多くの人がNOと答えると思う。
そういう面で言うと、バス停での場面は、老婆が「年齢の差」からくる優位性を無言で笠に着てジェイソンや母に屈服を求めたと言える。
それに対して、見方によっては、母も、ジェイソンの「障害」を笠に着て、老婆をねじ伏せたようにも見える。

自分自身も、最初は、老婆に怒り続ける母の態度にちょっと引き、なぜそこまで強く主張できるのかという思いだった。
だが、母が老婆に投げかけた「そっちこそ何様?」の言葉にハッとさせられた。
自分も老婆同様に、譲れないジェイソンに対して「それはわがまま」と思っていなかったかと突きつけられた気がしたからだ。
母の言動に対する最初の違和感の原因は、自分が画面上から、自動的に「老婆=弱者」ととらえ、その立場から一連のやり取りをみていたためだろう。
ただ老婆は、身体の動く若い人たちに比べるとマイノリティだが、彼女自身は、こだわりなく席を譲ることが可能(自閉症的な特性はない)という点ではマジョリティでもある。
その点からすると、母の主張は、「その人自身にはどうにもならないことに関わるマイノリティの立場の者の訴え」であって、何ら非難を受けるいわれはない。
物事をみる側が、今回の自分のように「老人は大切にすべき」のようなわかりやすい一方的な見方のみに立っていると、母の言動のような非難を受けるいわれのない行為も、マジョリティ側が優位性を笠に着ている行為と同様に見えてしまう。
わかったつもりになっている自分も、よくよく気をつけないと、頭が硬くなってヤバいなということを感じさせられた。
まあ、母もあそこまで叫ばなくてもいいかもしれないが、自分もあの立場だったら、余裕を失って叫んでるかもしれないし…。

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sow_miya

4.0周りの人がみんな優しい

2024年12月31日
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幸せ

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みき

4.5自閉症を個性と捉えれるか

2024年12月30日
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知的

難しい

幸せ

幼い頃に自閉症と診断された10歳のジェイソンには、独自のルールがあり、それが守れなくなるとパニックを起こしていた。ある日、クラスメイトから好きなサッカーチームを聞かれたが、サッカーチームのことを知らず答えることができなかった。そこで、ドイツ国内のプロチーム1部から3部の計56チームを全て主催地で自分の目で見てから好きなチームを決めたいと言った。父ミルコは息子の願いをかなえようと、週末になると、ドイツ中のスタジアムを一緒に巡ることを約束し、多忙な仕事の合間を縫って列車の旅をしていく、という実話に基づく話。

自閉症は100人に1人の割合らしく、そう考えると、3クラスに1人くらいは居る計算になり、珍しい病気じゃ無いんだと改めて認識した。
これが実話に基づく話とは、そして現在19歳のジェイソンとまだサッカースタジアムを巡る旅を続けているとは、10年近くかけていくつのスタジアムを回ったのだろう?
ブンデスリーグの4部以下はアマチュアらしいので、プロ56チームを全て観た後は.4部103、5部245、6部599チーム全て行ったのだろうか?それともフランスやイタリアへも遠征してるのだろうか?興味ある。
お父さん役もお母さん役も素晴らしかったし、ジェイソン役の子も本当の自閉症かと思えるような熱演で素晴らしかった。
満員の劇場でなんとか観れて満足でした。

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