劇場公開日 2024年11月15日

「あれ猿?」グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0あれ猿?

2024年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

VFX全開のローマやコロッセオ、そして戦闘シーンの映像は非常に見応えがあり、特にコロッセオに水溜めて摸擬海戦するシーンのダイナミックさには感動しかなかった。
まさに究極の王様の道楽。

何となく主役のポール・メスカスに魅力を感じられなかった。
顔つきとサイズ感が自分が勝手に持っているイメージとは違ったからかもしれない。
ただ天性のリーダーシップみたいなものを見せるシーンはかなりハマっているような気がした。
防具(鎧)は槍1本も防げないものと、剣をも通さないものとでグレードに差があり過ぎるような気がする。

デンゼル・ワシントンが楽しそうに演じてたような気がした。
ニヤニヤする表情では右に出る者がいないくらい上手だし。

ペドロ・パスカルはバート・レイノルズにしか見えなかった。
「マッシブ・タレント」で好きになったが、シリアスで渋い役が似合ってかっこいい。

双子?兄弟の皇帝は最高のキャラの予感があったが思いの外おとなしかったので、もっとキ◯ガイさを発揮し無茶苦茶しろよって思いながら観てた。

前作もそうだが、基本的に古代ローマものがそれほど好きではないのだが面白く観る事はできた。

カツベン二郎