「詰め込み過ぎてまとまりなし 総合評価★2.8」グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 くりくりぼーさんの映画レビュー(感想・評価)
詰め込み過ぎてまとまりなし 総合評価★2.8
「十一人の賊軍」が面白かったと思う人には、本作も最高に楽しめるのでしょう。
一方で、私のように「十一人の賊軍」が低評価の人には本作も低評価になると勝手の想像。
両作で物語りは全然違うのですが、映画としての仕上がりはなんか近いものを感じました。どうでしょう。
さて、本作ですが「十一人の賊軍」同様に、愛や政治など色々詰め込み過ぎて物語も画も人物描写もまとまりなし。
148分の枠に納めるために切って切って切りまくって無理やりつなげた感が否めない。
ネットフリックスなどで10話×2シーズンとかにしたほうが良かったのかも。
映像 ★★★ 最初の海戦・攻城戦はまぁまぁ
音 ★★ 特に可もなく不可もなくの★2
物語 ★★★ 凄く面白いのだと思うけど148分枠には適合しない物語
役者 ★★★ 特に可もなく不可もなくの★3 全体的にボヤけてるかな
編集 ★ 148分の枠に無理に納めた感があり全てに影響し総崩れ
粗さ ★★ 粗過ぎという訳ではないが・・・
総合 2.8 勝手に大作として期待した反動もあり評価低め
映像や音で圧倒する作りなら、過剰・過激な表現や、多少の粗さ、編集の甘さも凌駕してくれたと思う。しかしながら本作はそこには至らず。ということで最終評価は★2.8と厳しめ。
さてエンドロールでの日本人らしきスタッフ探し。
後半の方のdigitalなんとかと、VFXなんとかのところで2名みつたのですが・・・。
一人はSEKINEさん、もう一人は覚えられなかった、残念。2人とも女性と思われる名前でした。