劇場公開日 2025年3月7日

ウィキッド ふたりの魔女のレビュー・感想・評価

全559件中、101~120件目を表示

4.0意外に面白かったファンタジー

2025年4月9日
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鑑賞方法:映画館

既に1カ月前に公開が始まった本作。正直あまり興味があるお話ではなかったものの、米国アカデミー賞作品賞にノミネートされていたこともあり、当初は観に行く積りでいました。ところが2時間半を超える長編であるものの、実は前後編の前編らしいという話を聞き、ちょっと行く気がなくなって今日に至りました。ただたまたま空き時間があり、そこにすっぽりハマるのが本作だったので、捲土重来で観に行くことに。公開1カ月を経てもそこそこの人気を保っているようで、席も予想以上に埋まっていました。

で、序盤はちょっと苦手なミュージカル調の演出が多く、このまま突っ走るのかなと思いきや、全体を通すと存外歌のパートが多くはなく、普通の作品という感じ。内容的にも、”オズの魔法使い”のお話なので、ファンタジー作品であるのは勿論ですが、生まれつき肌が緑色の主人公エルファバ(シンシア・エリボ)の設定や、ヤギなどの動物の教授たちが排斥されていく展開は、現在進行形の現実社会の諸問題が投影されていて、単なるお子様向け作品に留まっていない印象でした。そのため、期待値が低かったことも手伝ってか、作品世界に結構引き込まれて行きました。これならさっさと観ておけば良かったと思うくらい。

上手いなというか、憎らしいなと思ったのは、冒頭”悪者”のエルファバが倒されたことを皆が祝っているシーンから始まり、その後、グリンダ(アリアナ・グランデ)が前日譚としてエルファバとの思い出を語る設定にしているところ。本作は前編なので、その前日譚は当然のことながら途中で終わって”To be continued"になる訳で、こうなると誰だって後編が観たくなりますね。
後編は、現実社会の諸問題を踏まえつつ、どのようにこの物語を収斂させていくのか、その点が楽しみでもあり、その時まで興味が続くのかという思いもあり、ちょっと複雑な気分になって劇場を後にしたところでした。

そんな訳で、本作の評価は★4.0点とします。

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鶏

5.0よりウィキッドのファンになりました

2025年4月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

学生時代、劇団四季のウィキッドを観劇し憧れを抱き続けていました。
先月やっと初めて自分のお金で大阪まで行き観劇することができました!

私にとってウィキッドといえば劇団四季。
その状態でどんな世界が観られるのだろうとワクワクしながら映画ウィキッドを観に行きました。

凄いものを見てしまった…!!
迫力!美!壮大!プロ!
お話もより壮大に繊細に作られていて感動!
語彙力の低さに悲しくなりますが…もうとにかく!大好き!!!

1回目はDOLBYの吹き替え、2回目は普通上映の字幕を観ました。
それぞれに良さがあるとは思いつつ、私は字幕が好みです。
今週は4DXを観に行きます!!楽しみ!

ミュージカルは好き嫌いが分かれると思いますが、ミュージカルを観れるタイプの人は絶対映画館で観て欲しい…!!!
こんなに最高峰レベルの作品はなかなか出会えない!

youtube等で観られる未公開シーンも大好きです!
全てを本編に入れて欲しかった…!!
ウィキッドのファンはもう既に観ているかと思いますが!
知らなかった方は是非観て欲しいです。

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yum

3.5長い

2025年4月9日
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鑑賞方法:映画館

良いところ
歌は上手い

?なところ
前後編で3時間✖️2とか必要な描写だけとは思えん
クズ人間ばっかり、主人公含めてあんまりだれにも敬意が持てない

長い。話が進むのは謎ダンスと王宮だけ。それ以外はあってもなくても話は見える。前後編にする必要あるシナリオになるんだろうか。
歌はすごく上手い、確かに上手い。けどミュージカルって完全に作り物世界な作品に見えてあまり好みではないことに今更気づいた。変に感情やら行動をリアルな演技にするから余計に繋がりが見えない。後編見るかなあ。

どいつもこいつもクズ人間で場面上にいる必要ある?後編で雑に処理される以外に存在価値なさそうだけど、それは面白いんだろうか。はたまた急に親しげになってきても胡散臭くなりそう。面白いかな?

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木花咲耶

4.0想像より面白かった!また今度のみてみたい! 歌が上手すぎて面白かった

2025年4月8日
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鑑賞方法:映画館

想像より面白かった!また今度のみてみたい!
歌が上手すぎて面白かった

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ピョン太

5.0善悪の境界線のない世界の、唯一無二の物語!

2025年4月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

最初に通常スクリーン、2回目にTCX、3回目にIMAXで鑑賞。

この物語のキャラクターは、確かにエルファバ以外は
100%の純度で”善”の人はいない。

でも、グリンダは「ハイスクールミュージカル」のシャーペイのようで
金持ちお嬢さまで自意識過剰&承認要求マックスのおばかなブロンドという
いわゆる観客の笑いを誘う役どころ。

「ポピュラー」を歌い上げるときの所作や表情何をとっても
10歳のときに初めて舞台版「ウィキッド」を見て以来
ウィキッドを自分で演じることを夢見てきて
これまでもアメリカの番組で「Wizard and I」や「dyfing gravity」を歌ったりもして
ウィキッド愛あふれるアリアナの、キャラクターへ魂を乗り移させたと思うばかりのコメディエンヌになりきった熱演から
目が離せない。

この撮影のために、歌手活動、ツアー、レコーディング、すべてを中止して
撮影だけに没頭しただけの熱量はある。

またエルファバは、父の愛、母の愛、妹からの愛、そして自分を求めてくれると思っていたウィザードからのパートナーシップ愛、モリブル先生からの子弟愛…そしてそっと心を寄せるフィエロからの愛…グリンダとの友愛…これまでの人生で、あらゆる場面で求め続けていていた愛をすべて断ち切っていかざるを得ない状況を、丁寧に描ききり
ラストの「Difying gravity」でその思いを激しく歌いあげる。

「愛を失うことを恐れて続けてきたけれど、すでに失っていた。
それが本当に愛なら、代償は大きすぎる。
私がもし一人で飛び立つとしたら、少なくとも自由」

そのセリフは、劇場の圧倒的な大画面と音圧を前に
涙が勝手にあふれて止まらなかった。(3度目のIMAXでも)

ミュージカル映画は、もともと録音しておいた歌に
あとで演じながら口パクするのが当たり前だが
このウィキッドは現場で歌ってそれを録音している。

「レ・ミゼラブル」もその手法だったが
ウィキッドは、ワイヤーアクションありのエルファバが
空中に吊り上げられ、ぶんぶん回転させられたり高速上昇や高速落下をしながら歌っているという点で、スゴさが桁違い。

シンシア・エリヴォは毎朝、ジムのルームランナーで
走り込みしながら歌うというトレーニングをこなしてから撮影に臨んでいたらしく
それだけの熱量が見てるこちらにも伝わって、感動せずにはいられない。

もちろん彼女もアリアナ同様、23歳で舞台版を見て以来
ずっと特別な作品だったと語っている。

やはり、ディズニーの白雪姫の主演女優が、アニメの白雪姫へのリスペクトがないと批判され続けていたのと真反対で、そんなに好きな作品に参加できてさぞ気合が入ってるんだろうなって、見てる側も安心して期待して見られる。

さて、前置きが長すぎだったが
タイトルに書いたようにこの作品では善悪の境界線はあいまいだ。

フィエロも最初は本を踏んだりするやんちゃ坊主だったが
動物好きであり、ライオン事件でエルファバの優しい心にふれて
グリンダよりエルファバに惹かれていく…
そしてエルファバも、フィエロの心の奥は
本当はやんちゃではなく、せつないものが潜んでるのを見抜き
彼に惹かれていく(その時以降のフィエロはもはや本を踏むような男ではなくなる)
そんな心の変遷を見ると
彼は決してグリンダ側の人間ではない。悪ではないのだ。
ラストで、エルファバが邪悪な泥棒だとアナウンスが流れ、
どうしちゃったのという顔をしたフィエロは、
愛馬に乗って学校を飛び出した。パート2で彼はどんな行動に出るのかも気になるところ。

「オズの魔法使い」は100年前に作られたものだが
その作者とはまったくの別人が、1900年代に作ったエルファバたちの前日譚が「ウィキッド」。
執筆された時代が、湾岸戦争や人種差別といったアメリカが抱えている「正義とはなんぞや」「大義名分に生きるべきか否か」という問題にあふれている時代であったから
作家も物語のキャラクターにそうした問題を読者に投げかけるべく落とし込み、大人向けの複雑なストーリーにしているらしい。

リアルな社会問題をリアルな人間心理で描いてるので
”長いものにまかれろ”、”寄らば大樹の陰”という思考で我々が普段から生きているように
モリブル先生の抱擁にこたえたグリンダも批判はできないし
モリブルとて、心の中では、自分がグリムリーを読みこなせるほどの魔法使いでない以上
オズの魔法使いの手下になるしか生きる道はないという思考ではないとはいいきれない。
グリンダのとりまきの生徒たちとて同じだろう。

みなそうやって、自分であることを押し殺して
いかに世を渡るかで必死なのだ。仲間外れは怖いのだ。

そんな誰もが痛感してることなのに、この映画をみて「悪者ばっかり」という短絡的な判断はなしだろう。

ちなみにこの小説は、デミ・ムーアが映画化を望んで映画化権を取得しユニバーサルが制作することになってたらしいですよ。
それが、スティーブンシュワルツがどうしても曲をつけてミュージカルにしたいと
デミやユニバーサルに直談判して、ミュージカルにする権利を得たそう。

結果としてこの舞台版は100以上の受賞歴がある、
世界中でもロングラン上演され続けている(日本でも劇団四季がやっている)愛されまくってる舞台となった。

そして満を持して、映画化…それも、もともとただの実写映画で作る予定だったユニバーサルが制作する奇縁で映画化されたのだ。

舞台版の内容に、小説(上下巻ある長編小説)のシーンをさらに追加して
舞台版では割愛され過ぎた内容を丁寧に描き、過不足ない150分にまとまった。

この映画は、1990年代のアメリカ社会の世相と、人間の闇心理…といった
重くなりがちな内容を、天才シュワルツの素晴らしい楽曲でライトなムードに昇華させた
素晴らしい作品である。

初回よりも2回目に鑑賞した時のほうが短く感じ、体感60分くらいに感じたし
さらに3回目では体感30分くらいに感じた。映画はもう500本以上は見てきたけれど
こんなに劇場でリピートしたいと思った映画で、さらに見るたびに体感時間があまりにも面白くてあっという間に感じるような魅力的な映画は初めてだ。

未見の人は、ぜひIMAXやTCXなど大画面&大音量で、オズの世界に没入して涙腺をぶっこわされに行ってほしい。

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ダリア

4.0オズの魔法使へのリスペクトを感じた 悪い魔女はわるいのか善い魔女は...

2025年4月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

オズの魔法使へのリスペクトを感じた
悪い魔女はわるいのか善い魔女はよいのか
アリアナグランデのシルエットと動きが凄い。アニメのキャラクターみたいだ
ディファインググラヴィティが圧巻過ぎた
重力は社会や家族からの抑圧、自分を縛るものなどの比喩かと思う
パート2は何を描くんだろう?
オズの魔法使いにちゃんと繋がってるし、これで終わりでも構わないんだが

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UPtwHmNNLjBjFuAF

5.0独断と偏見

2025年4月8日
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ウィキッドなんも知らない人が、ただ色つき顔が苦手なだけで躊躇いつつ鑑賞。

エルファバとグリンダの美しい歌声……
んなことより、イケメン王子フィエロにただただノックアウト(※あくまで独断と偏見です)

いやまぢ見に行こう!!

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eany

2.0子どもにも見せづらくないか?

2025年4月8日
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うーん。
みどり色になった原因とか
本蹴飛ばすとか
もやもやもやーーー
長すぎるのもあり、世界観に飽きてくる。
歳のせいですかねー。

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persimmon orange

4.0痛みを抱えたまま進む強さと繊細さ

2025年4月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

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omo_87

4.0重力に抗え!

2025年4月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

腹黒ピンク
潔白グリーン
皆さん、素晴らしい歌唱力

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AK

3.5続編が…

2025年4月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

見応えたっぷりで、続編が楽しみ。

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rs8jn2

1.0ミュージカルを観た人は良いかも

2025年4月6日
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鑑賞方法:映画館

ミュージカルだったのを知らずに見たので、ミュージカル要素が多くてびっくり。もっと肌色の違いの差別に立ち向かう内面的な要素があるかと思っていた。歌や躍りは見る分にはよいが中身は無い。ミュージカルが好きな人以外は拍子抜けするかと。

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イマイ

3.5眠い

2025年4月6日
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楽しい

結構話題のミュージカル映画という事で評判を聞いて見てみました。
素晴らしい映像、素晴らしい音楽、素晴らしいミュージカルのお陰で脳からアルファ波が大洪水を起こしてしまいなんと一回の映画で3回も意識を失いました…それぞれ何分意識が飛んだのか分かりませんが、とにかく眠かった。退屈な映画では無いと思うが、なんかリラックスしてしまうんだよね。

あとこの映画で完結では無く二部作か三部作か分かりませんが映画の最後に続くと出ます。
てっきり1話完結かと思っていたので中途半端だなと思ったら…続くときた。

舞台はオズの魔法使いの王国にある魔法学校のシズ大学入学から始まる。
足の不自由な妹の入学の付き添いで来た姉のエルファバ。彼女は何故か全身緑色で皆から忌み嫌われていた。妹は美しいが車椅子生活。それらの事に負い目があり暗く地味な性格だったがふとした事で強力な魔法を放ってしまい魔法の素質がある事が知れる。それを見た先生によっていきなり入学が決まり全寮制の寮に。所が突然の入学で受け入れできない。そこに美人で陽キャで能天気なグリンダが勘違いから彼女と同室になる。
全く水と油で反りの合わない2人は常にいがみあってドタバタコンビをやっていたのだが…
時を同じくして人間の言葉を喋れる動物の差別が大っぴらに行われる様になりヤギの先生が大学から追放されてしまった。話は思わぬ方向に進んでいく…

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ひろちゃん千葉

1.0ストーリーは1点もつけたくない

2025年4月6日
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ルカ

4.0最後まで悪で悲しい

2025年4月6日
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エルファバが最初から最後まで悪人扱いされているのが悲しい。
学長が最後手のひら返しをし、悪人に仕立て上げられるのも胸糞悪いが、周りの人間の態度が胸糞悪い。
グリンダは自分の過ちに気づき、改心をして親友になるが、周りはそうではない。
グリンダが優しくしているから友好的になっているようにしか見えない。

ミュージカルは圧巻のため楽しめた

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ころころ

3.5思っていた展開と違ったが、続編は期待できそう

2025年4月6日
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思っていた展開と違ったが、続編は期待できそう

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mos-a

2.0なかなか狂ってる

2025年4月6日
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もち

3.5素敵なのに長くて…惜しい。

2025年4月5日
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楽しい

単純

映像は素晴らしい。歌もうまい。
移動列車あたりから睡魔が…。なんでだろ。

ただ、アリアナグランデは、アイドル推し気分になるくらい
キャラクターも歌も最高です。

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マイメロラブ

3.0うーん🤔

2025年4月5日
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友人が絶賛していたので見たけど、あまり感動はなかった
舞台を観劇した時は良いと思ったのですが…
とにかく長い 途中で疲れてしまった
ただ最後は良かったかな~

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さち

4.0それぞれのキャラクターが良かった

2025年4月4日
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悲しい

楽しい

興奮

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ますくわーど
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